答え
3
荷受け広大の作業荷重は、自重と積載荷重の合計の10%とする。(JASS2)
1 ◯
乗入れ構台の幅員は、乗り入れる車両や工事機械の大きさ、構台上で行われる作業の状況、車両の通行頻度などを考慮して決める。最小限 1車線で 4m、2車線で 6m程度は必要である。(JASS2)
2 ◯
乗入れ構台の支柱の位置は、使用する施工機械や車両の配置ではなく、地下構造図と重ね合わせるなどして、基礎、柱、梁等の位置と重ならないように、5 m 間隔で計画する。(JASS2)
4 ◯
荷受け構台への積載荷重の偏りは、構台全スパンの 60 % にわたって分布するものと仮定して計画する。(JASS2)
答え
4
砂からなる地山にあっては、掘削面のこう配を35度以下とし、又は掘削面の高さを5メートル未満とする。(労働安全衛生規則 切土法面の土砂崩壊防止に関する規則 )
1 ◯
傾斜地でオープンカット工法を採用した場合、すべり面の形状が円形に近いことから、円弧すべり面を仮定し地盤全体の安定を検討するのが一般的である。
2 ◯
法面の崩壊を防ぐため、モルタル吹付けを行う場合は、水抜き孔を設ける。( JASS3 )
3 ◯
掘削の深さが 1.5 m 以上で、法付けオープンカット工法ができなかった場合は、山留めを設置する。(建築基準法施行令第136条の3)
答え
2
水平切梁工法におけるプレロードの導入は、設計切梁軸力の50〜80%程度とする。設計切梁軸力の100%まで導入すると、全体のバランスを悪くしたり、切梁の蛇行が生じたりするなどの弊害を起こす可能性がある。( JASS3)
1 ◯
基準点(不動点)は、掘削に影響のない箇所に設ける。通常、レベル測定の場合には、根切り山留め工事の影響を直接受けない位置に建つ支持基礎の建物に設けることが多い。(山留め設計施工指針)
3 ◯
山留め壁の頭部の変位を把握するためには、山留め壁の頂点を設け、事前に設定した不動点を通して、トランシットまたはピアノ線とスケールtを用いて計測する。(山留め設計施工指針)
4 ◯
切梁の軸力を計測するためのひずみ計は、2台を1組としてウェブに設置する。(山留め設計施工指針)
答え
4
杭頭部の余盛りの高さとは、天端の最も低い位置で確保する。一般的には鋼管の外側が低くなるため、鋼管の外側の計測値により確認する。余盛り500mm以上。
1 ◯
リバース工法は静水圧により孔壁の崩壊を防ぐ工法のため、掘削に際しては、孔内水位を地下水位より 2 m以上高く保持する。
2 ◯
安定液は、孔壁の崩壊を防止する機能とともにコンクリートの打込み時にコンクリート中に混入されることなく、コンクリートと良好に置換される機能を合わせ持たねばならない。安定液の配合は、必要な造壁性があるうえで、コンクリートとの置換を考慮して、できるだけ低粘性、低比重のものとするのがよい。
3 ◯
オールケーシング工法では、頂部に低品質のコンクリートができやすいので、コンクリートと泥水等が混じり合うのを防ぐため、コンクリート打設中のトレミー菅とケーシングの先端は、常に 2 m以上コンクリート中に入ってるように保持する。(JASS4)
答え
2
135° フックの場合の余長は 6 d である。
(角度)(余長)
180° 4 d
135° 6 d
90° 8 d
1 ◯
腹筋の末端部は定着の必要はなく、端部の第1あばら筋に結束できる最小長(30mm程度)ののみ込みでよい。(鉄筋コンクリート造配筋指針・同解説)
3 ◯
杭基礎のベース筋は、基礎底面外周部に生ずる引張力に対応するため、鉄筋を曲げ上げ、末端にフックを付ける。(鉄筋コンクリート造配筋指針・同解説)
4 ◯
床開口部補強のための斜め補強筋は、開口によって切断される鉄筋と同種・同径の鉄筋で周囲を補強し、隅角部斜め方向で 2-D13を上下端筋の内側に配筋する。(公共建築工事標準仕様書)
答え
1
スパイラル筋の重ね継手は50d以上かつ、300mm以上とする。90° フック余長12d以上又は135°フック余長 6d以上。
2 ◯
180 °フック付き重ね継手の長さは、フックの折曲げ開始点間の距離とする。
3 ◯
壁縦筋の配筋間隔が異なる場合は、あき重ね継手を用いてよく、配筋間隔の異なる鉄筋を無理に折り曲げることは避ける。
4 ◯
梁下端筋の柱梁接合部への定着は、原則として、梁下端筋を曲げ上げる形状とする。止むを得ず曲げ下げる場合には工事監理者の承認を得る。
答え
1
側圧に対するせき板の許容たわみ量は、3mm以下である。
2 ◯
大引のたわみは、支保工の支持条件によって異なる。両端固定と単純支持では5倍の差が出るが、実際の大引の支持条件は複雑で、単純支持と両端固定の中間的なものが多い。 したがって、たわみ量の計算では、両端固定と単純支持のたわみの平均値とする。
3 ◯
型枠設計用のコンクリートの側圧は、コンクリートのヘッドが小さい場合は、コンクリートの単位容積質量に重力加速度とコンクリートのヘッドを乗じたものとなる。ヘッドが大きい場合は、部位、打ち込み速度により、側圧を求める。
4 ◯
枠組支柱等鋼管枠を支柱として用いるときは、当該型枠支保工の上端に、設計荷重の 2.5/100 に相当する水平方向の荷重が作用しても安全な構造のものとする。鋼管支柱・組立鋼柱等鋼管枠以外のものを支柱として用いるときは、当該型枠支保工の上端に、設計荷重の 5/100 に相当する水平方向の荷重が作用しても安全な構造のものとする。
答え
3
高強度コンクリートの塩化物量は、一般コンクリート同様に塩化物イオン量として、0.3kg/m3以下とする。(JASS5)
1 ◯
アルカリシリカ反抗の抑制対策としては以下の通りである。
①反応性の骨材を使用しない。
②コンクリート中のアルカリ量を低減する。
③アルカリ骨材反応に対して抑制効果のある混合セメントを使用する。(建築工事監理指針)
2 ◯
水セメント比を低減すると、緻密な組織のコンクリートになる。これにより水密性が著しく向上し、塩化物イオンの浸透に対する抵抗性を高めることができる。
4 ◯
コンクリートの調合管理強度は、調合強度を管理する場合の基準となる強度で、品質基準強度(設計基準強度と耐久設計基準強度の大きい方)に構造体強度補正値を加えた値とする。(JASS5)
答え
1
寒中コンクリートで加熱養生中は、湿度が極めて低くなりやすく水分の蒸発が促進されるので、コンクリートが乾燥しないように散水などによって保湿に努める。
2 ◯
コンクリート部分の厚さが 15cm を超える部材において、早強、普通、中庸熱ポルトランドセメントを用いる場合、コンクリートの圧縮強度が一定の強度以上に達したことが確認できれば、湿潤養生を打ち切ることができ、その圧縮強度は同じである。(JASS5)
3 ◯
暑中コンクリートの養生では、表面からの水分の蒸発を防ぐことが重要であり、打ち上がったコンクリートの浮き水の状況や風速等を考慮し、急激な乾燥のおそれがある場合は散水を行う。打ち込み後のコンクリートは急激な乾燥による悪影響を受けないように湿潤養生を行う必要がある。(建築工事監理指針)
4 ◯
寒中コンクリートの初期凍害を受けるおそれがある初期養生の期間は、特記がなければ、コンクリートの圧縮強度が 5 N/mm2に達するまでとすると定められている。(建築工事監理指針)
答え
4
ナット回転法による締付け完了後の検査は、1次締付け後のナットの回転量120° ±30° の範囲にあるものを合格とする。(JASS6)
1 ◯
高力ボルト摩擦接合面のすべり係数は、摩擦面の状態によって違いがあり、自然発生の錆が赤錆状態であれば、すべり係数 0.45 が確保できる。
2 ◯
溶融亜鉛めっき高力ボルトのボルト孔径は、高力ボルトと同じである。
3 ◯
トルシア形高力ボルトは、所定のトルクでピンテールと呼ばれる部分が破断して、それに対応する軸力が導入される仕組みとなっているが、使用できない場合、JIS形の高力ボルトに交換して、トルクレンチを用いて締め付ける。(JASS6)
答え
4
仮ボルトの締付けにおける一群は、本締めを行うときの高力ボルトの一群と異なる。また、高力ボルト摩擦接合における仮ボルトは中ボルト等を用い、締付け本数は、一群のボルト数の1/3程度かつ2本以上を確保し、強風・地震等の想定される外力をもとに決定する。(JASS6)
1 ◯
梁上に足場、ステージ、その他の材料を仮置きする場合、仮ボルトの本数と配置が積載の鉛直荷重に対して十分安全であることを確かめ、不足する場合には仮ボルトの本数を割り増しする。または、この積載荷重を考慮に入れた水平外力には、補強ワイヤなどで対処する。(鉄骨工事技術指針)
2 ◯
この場合、このワイヤロープを、そのまま建入れ直し用に兼用してよい。 (JASS6)
3 ◯
計測寸法が正規より小さいスパンは、ボルト接合部のクリアランスに矢(くさび)を打ち込む、またはジャッキ等を用いて押し広げる。柱のねじれを伴う場合は、ねじれを修正する側に矢(くさび)を打ち込む。
答え
4
ジブクレーン等ジブを有するものの定格荷重とは、負荷させることのできる最大の荷重からフック等の重量を控除した荷重のことである。(クレーン等安全規則)
1 ◯
建設用リフトの停止階には、必ず出入口及び荷の積卸口に遮断設備を設ける。
2 ◯
建設用リフトの運転者を、クレーンに荷をつったままで運転位置から離れさせてはならない。 (クレーン等安全規則)
3 ◯
地表または水面から 60m 以上の高さの物件の設置者は、当該物件に航空障害灯を設置しなければならない、と航空法で定められている。
答え
3
角形の鋼板巻き工法において、角部には内法半径が板厚の3倍以上のアールを設ける。
1 ◯
溶接閉鎖フープ巻き工法のフープ筋の継手は、溶接長さが片側10d以上のフレア溶接とする。
2 ◯
溶接金網巻き工法の溶接金網は、型枠建て込み用のセパレーター等に結束して、かぶり厚さを確保する。
4 ◯
連続繊維補強工法において、炭素繊維シートの重ね長さは、母材破断を確保できる長さとし、200mm以上とする。また、重ね継手位置は各面に分散させる。