1級建築施工管理技士 学科 過去問題 施工(仕上)

4.施工(仕上げ工事)

1° 防水工事
1-1 アスファルト防水
1-2 改質アスファルトシート防水
1-3 合成高分子系ルーフィングシート防水
1-4 シーリング工事

2° 屋根工事
2-1 瓦棒葺・瓦葺
2-2 金属製折板葺屋根工事

3° 左官工事
3-1 セメントモルタル塗り

4° 塗装工事・吹付け工事
4-1 塗装工事
4-2 素地調整・素地ごしらえ
4-3 防水形複層塗材E、欠陥

5° 張り石工事・タイル工事
5-1 張り石工事(乾式)
5-2 タイル張り工事

6° 建具工事
6-1 金属製建具
6-2 エンジンドア・シャッター・
カーテンウォール

7° 金属工事
7-1 軽量鉄骨天井下地
7-2 軽量鉄骨壁下地

8° 内装工事
8-1 断熱工事
8-2 ビニル床シート張り
8-3 合成樹脂塗り床
8-4 壁のせっこうボード張り

9° その他の仕上工事
9-1 アスファルト防水改修工事
9-2 内装改修工事
9-3 RC造の外壁仕上 改修工事

 

学科 施工(仕上工事)防水 1-1 アスファルト防水

1級建築施工管理技士
学科対策 過去問題【 重要ポイント 】
4 施工(仕上工事)
1° 防水工事
1-1 アスファルト防水
下記の正誤を判断せよ。
①コンクリート下地のアスファルトプライマーの使用量は、0.2kg/m2とする。

答え

  ◯

②コンクリートスラブの打継ぎ部は、絶縁用テープを張付けた後、幅300mm程度のストレッチルーフィングを増張りする。

答え

  ◯

③アスファルト防水において、貫通配管回りに増張りした網状アスファルトルーフィングは、アスファルトで十分に目つぶし塗りを行った。

答え

  ◯

④アスファルト防水の密着工法において、平場のアスファルトルーフィング類の重ね幅は、長手、幅方向とも50mmとし、重ね部からあふれ出たアスファルトは、はけを用いて塗り均した。

答え

  ×
解説 ]
平場のアスファルトルーフィング類の重ね幅は、縦横とも100mm程度とし、重ね部からあふれ出たアスファルトは、はけを用いて塗り均す。


出隅・入隅には、幅300mm程度のストレッチルーフィングを、一般平場のルーフィングの張付けに先立ち、最下層に増張りする。

⑤露出防水絶縁工法において、アスファルトプライマー塗りの後、砂付あなあきルーフィングを突き付けて敷き並べた。

答え

  ◯

⑥露出防水絶縁工法において、入隅は、砂付あなあきルーフィングを用いて、平場へ500mm以上張り掛けて増し張りした。

答え

  ×
解説 ]
露出防水絶縁工法に、砂付きあなあきルーフィングを用いる場合の出隅及び入隅では、幅700mm以上のストレッチルーフィング(機械的性質及び耐久性にすぐれている)を用いて平場に500mm以上張り掛け増張りする。

⑦立上がりのアスファルトルーフィング類を張付けた後、平場のルーフィング類を150mm程度張り重ねる。

答え

  ×
解説 ]
平場のアスファルトルーフィング類を張付けた後、その上に立上がりアスファルトルーフィング類を150nn程度重ねて張り付ける。

 

学科 施工(仕上工事)防水 1-2 改質アスファルトシート防水

1級建築施工管理技士
学科対策 過去問題【 重要ポイント 】

4 施工(仕上工事)

1° 防水工事
1-2 改質アスファルトシート防水
下記の正誤を判断せよ。
(改質アスファルトシート防水工事)
①防水層の下地は、入隅部はR面とし、出隅部は直角とした。

答え

  ×
[ 解説 ]
改質アスファルトシート防水層の下地の入隅直角とし、出隅は45° の幅 3〜5mmの面取りとする

②平場の改質アスファルトシートの張付けに先立ち、立ち上がり部の出入隅角部に200mm角の増張り用シートを張付けた。

答え

  ◯

③改質アスファルトシート相互の重ね幅は、長手、幅方向とも100mmとなるように張り重ねた。

答え

  ◯
[ 解説 ]
平場の張付けにおいて、シートの3枚重ね部は、水みちとなりやすいので、中間の改質アスファルトシート端部斜めにカットするか、焼いた金ごてを用いて平滑にする。

④ALCパネルの短辺接合部は、あらかじめ幅150mmの増張り用シートを密着張りした。

答え

  ×
[ 解説 ]
パネルの短辺接合部は、改質アスファルトシートの張付けに先立って、幅300mm程度増張り用シートを用いて、接合部両側に100mm程度ずつ張り掛け絶縁張りとする


防水下地がプレキャストコンクリート部材の接合目地部には、目地の両側に100mm程度ずつ張り掛けることのできる幅の増張り用シートを用いて絶縁増張りを行う。

⑤露出防水用改質アスファルトシートの重ね部は、砂面をあぶり、砂を沈めて重ね合わせた。

答え

  ◯

(合成高分子系ルーフィングシート防水工事)
⑥プライマーは、その日に張り付けるルーフィングの範囲に、ローラーばけを用いて規定量をむらなく塗布した。

答え

  ◯

(加硫ゴム系シート防水)
⑦出隅角の処理は、シートの張付け前に非加硫ゴム系シートで増張りを行った。

答え

  ◯

⑧重ね部は熱融着し、接合端部をひも状シール材でシールした。

答え

  ×
[ 解説 ]
加硫ゴム系ルーフィングシートの相互の張付けは、接着剤テープ状シール材を用いて接合する

⑨接着仕様の防水層立上りの末端部の処理は、押え金物で固定し、シール材を用いた。

答え

  ◯

⑩軽歩行が可能となるように、加硫ゴム系シート防水の上にケイ砂を混入した厚塗り塗料を塗布した。

答え

  ◯

学科 施工(仕上工事)防水 1-3 合成高分子系ルーフィングシート防水

1級建築施工管理技士
学科対策 過去問題【 重要ポイント 】

4 施工(仕上工事)

1° 防水工事
1-3 合成高分子系ルーフィングシート防水
下記の正誤を判断せよ。

(合成高分子系ルーフィングシート防水)
●塩化ビニル樹脂系シート防水
①塩化ビニル樹脂系シート防水において、シート相互の接合部は、クロロプレンゴム系の接着剤により接合した。

答え

  ×

[ 解説 ]
塩化ビニル樹脂系シート防水において、シート相互の接合部は、熱風融着又は溶着材により行う

②塩化ビニル樹脂系シート防水の出入隅角には、水密性を高めるためシートの施工後に成形役物を張り付けた。

答え

  ◯

[ 解説 ]
エポキシ樹脂系接着剤を用いて平場に塩化ビニル樹脂系ルーフィングシートを張付ける場合は、下地面のみに接着剤をむらなく塗布する。

③塩化ビニル樹脂系シート防水の出隅角の処理は、シートの張付け後に成形役物を張り付けた。

答え

  ◯

(塗膜防水)
④ウレタンゴム系防水材の塗継ぎの重ね幅を50mm、補強布の重ね幅100mmとした。

答え

  ×

[ 解説 ]
ウレタンゴム系防水材の塗継ぎの重ね幅を100mm以上とし、補強布の重ね幅は50mm以上とする。立上がり部の補強布は、平部の通気緩衝シートの上に100mm程度張り掛けて防水材を塗布する。

⑤ウレタンゴム系塗膜防水の通気緩衝工法において、防水層の下地からの水蒸気を排出するための脱気装置は、200m2 に1箇所の割合で設置した。

答え

  ×
[ 解説 ]
通気緩衝シートによる下地からの水蒸気の通気を行う脱気装置は、50〜100m程度ごとに設置する

⑥ウレタンゴム系塗膜防水の緩衝工法における通気緩衝シートは、接着剤を塗布し、シート相互を突付け張りとした。

答え

  ◯

[ 解説 ]
穴あきタイプ通気緩衝シートは、下地に通気緩衝シートを接着剤で張付け後、シートの穴ウレタンゴム系防水材を用いて充填する。

⑦ウレタンゴム系塗膜防水の緩衝工法において、立上がり部のおける補強布は、平場部の通気緩衝シートの上に100mm張り掛け防水材を塗布した。

答え

  ◯

[ 解説 ]
ゴムアスファルト系地下外壁仕様において、出隅及び入隅の下地補強塗りは、補強布を省略しゴムアスファルト系防水材を用いて、増吹きにより補強塗りを行うようにする。

⑧ゴムアスファルト系室内使用の防水材の総使用量は、固形分60%のものを使用し、4.5kg/m2とした。

答え

  ◯

[ 解説 ]
ウレタンゴム系防水材の平場部の総使用量は、硬化物比重が1.0のものを使用する場合、標準使用量は 3.0kg/m2立上り部では標準使用量は 2.0kg/m2とする。

学科 施工(仕上工事)防水 1-4 シーリング工事

1級建築施工管理技士
学科対策 過去問題【 重要ポイント 】

4 施工(仕上工事)

1° 防水工事
1-4 シーリング工事
下記の正誤を判断せよ。
①ALCなどの表面強度が小さい被着体の場合、モジュラスの高いものを使用する。

答え

  ×

[ 解説 ]
ALCパネルは表面強度が小さいため、シーリング材は低モジュラスのものを用いる

モジュラス:弾性をもつ素材に引っ張りや圧縮などのひずみが加わった時、元の形状に戻ろうとする力のこと。
モジュラスが低ければ低いほど、柔らかい材質

②外壁ALCパネルに取り付くアルミニウム製建具の周囲の目地シーリングは、3面接着とした。

答え

  ×

[ 解説 ]
外壁ALCパネルに取り付くアルミニウム製建具の周囲の目地シーリングは、ワーキングジョントとなるので、2面接着とする

③コンクリートの水平打継ぎ目地のシーリングは3面接着とし、2成分形変成シリコーン系シーリングを用いた。

答え

  ◯

[ 解説 ]
目地の変位が全くないか極めてすくないところは、ノンワーキングジョイントを用い、3面接着とする。金属製笠木の笠木間の目地には、2成分形変成シリコーン系シーリングを使用する。

④プライマーの塗布及びシーリング材の充填時に被着体が5℃以下になるおそれが生じたので、作業を中止した。

答え

  ◯

[ 解説 ]
施工環境として気温15~20℃、湿度80%未満の無風状態が望ましい。

⑤マスキングテープはプライマーの塗布前に張り付け、充填したシーリング材の可使時間が過ぎてから除去した。

答え

  ×

[ 解説 ]
マスキングテープは、プライマーの塗布前に張り付け、シーリング材の表面仕上げ後(へら仕上げ後)、直ちに除去する。

⑥シーリング材の充填は目地の交差部から始め、打継ぎ位置も交差部とした。

答え

  ×

[ 解説 ]
シーリングの打始めは、目地の交差部又は角部から行い、打継ぎ位置は目地の交差部角部避けてそぎ継ぎとする。

⑦先打ちしたポリサルファイド系シーリング材に、変成シリコーン系シーリング材を打ち継いだ。

答え

  ◯

[ 解説 ]
被着面にのろが付着していた場合、サンドペーパーなどを用いて完全に除去する。

⑧ワーキングジョイントの目地幅が20mmだったので、目地深さは、12mmとした。

答え

  ◯

[ 解説 ]
ワーキングジョイントに装填する丸形のバックアップ材は、目地幅より20~30%大きいものを選定する。

⑨目地深さが所定の寸法より深い場合、バックアップ材などを用いて、所定の目地深さになるように調整する。

答え

  ◯

[ 解説 ]
バックアップ材は、裏面粘着剤の付いているものは目地幅より1mm程度小さいものを、裏面粘着剤の付いていないものは目地幅より2mm程度大きいものを用いる。

⑩シリコーン系シーリング材を充填する場合のボンドブレーカーは、シリコーンテープをした。

答え

  ×

[ 解説 ]
シリコーン系シーリング材を充填する場合のボンドブレーカーは、ポリエチレンテープとする

学科 施工(仕上工事)屋根 2-1 瓦棒葺・瓦葺

1級建築施工管理技士
学科対策 過去問題【 重要ポイント 】

4 施工(仕上工事)
2° 屋根工事

2-1 瓦棒葺・瓦葺
下記の正誤を判断せよ。

(心木なし瓦棒葺)
①軒先と平行に張付ける下葺きアスファルトルーフィングは、流れ方向の重ね幅を100mmとし、ステープル釘での仮止め間隔は300mm程度とした。

答え

  ◯

②通し吊子の鉄骨母屋への取付けは、平座金を付けたドリリングタッピンねじで、下葺、野地板を貫通させ母屋に固定した。

答え

  ◯

[ 解説 ]
キャップは、溝板と通し吊子になじみよくはめ込み、均一かつ十分にはぜ締めを行う。

  

③水上部分と壁との取合い部に設ける雨押えは、壁際立上りを45mmとした。

答え

  ×

[ 解説 ]
水上部分と壁の取合い部に設ける雨押えは、強風時に雨水が侵入しないように、壁際の立上り部分は120mm程度立ち上げる
屋根の流れ方向に平行な壁との取合いに設ける幅広の雨押えには、流れ方向と直角方向に水勾配を設ける。

④壁の出隅部分と取合う溝板の立上り部には切欠きができるので、その切欠き部の裏面に当て板をはんだ付けした。

答え

  ◯

(瓦葺き)
⑤瓦の割付けは、葺き上がりが納まるように、「働き幅」や「働き長さ」に基づいて行った。

答え

  ◯

⑥引掛け桟瓦葺きにおいて、桟山補強を行うので、桟木の上に瓦割付けを行い、縦桟木を取り付けた。

答え

  ◯

⑦屋根勾配が4/10未満で流れ長さが10mを超えたので、J形瓦の下葺き材に、改質アスファルトルーフィングを使用した。

答え

  ◯

⑧屋根の谷部の下葺き材は、谷の両側に約100mmずつ振り分けて、幅約200mmにわたって二重葺きとした。

答え

  ×

[ 解説 ]
屋根の谷部の下葺き材は二重葺きとするが、谷の両側に約200mmずつ振り分けて、幅約400mmにわたって二重葺きとする。200mmでは納まらない。

【 参考 】
・平葺の吊子は、葺板と同様、同厚の板で、幅30mm、長さ70mm程度とする。
・平葺の小はぜ掛けの下はぜの返し幅は、18mm程度とする。
・心木なし瓦棒葺の溝板は、通し吊子を介して留め付ける。
・塗装溶融亜鉛めっき鋼板を用いた金属板葺きの留付け用くぎ類は、亜鉛めっき製又はステンレス製を使用する。

学科 施工(仕上工事)屋根 2-2 金属製折板葺屋根工事

1級建築施工管理技士
学科対策 過去問題【 重要ポイント 】

4 施工(仕上工事)
2° 屋根工事

2-2 金属製折板葺屋根工事
下記の正誤を判断せよ。
(金属製折板葺屋根工事)
①折板の材料による区分には、鋼板製とアルミニウム合金板製がある。

答え

  ◯

②折板の耐力による区分には、1種、2種、3種、4種、5種の5種類があり、1種が最も耐力が大きい。

答え

  ×

[ 解説 ]
折板の耐力による区分には、
1種(980N/m2)、2種~4種、5種(4,900N/m2)
の5種類があり、1種が最も耐力が小さい
折板の結合の形式による区分には、重ね形、はぜ締め形及び嵌合形がある。

③タイトフレームを取り付けるための墨出しは山ピッチを基準に行い、割付けは建物の桁行き方向の中心から行った。

答え

  ◯

[ 解説 ]
梁と折板との固定に使用するタイトフレームには、ボルト付きタイトフレーム、タイトフレームだけのもの及び端部用タイトフレームがある。

  

④梁とタイトフレームの溶接は、タイトフレームの表面の防錆処理が施されたままで行った。

答え

  ◯

⑤タイトフレームの下地への溶接は、タイトフレームの立上り部分の縁から10mm残し、底部両側を隅肉溶接とした。

答え

  ◯

⑥けらば包みの継手位置は、けらば用タイトフレーム間の中央付近とした。

答え

  ×

[ 解説 ]
けらば包みの継手位置は、けらば包み及び端部の折板を固定する下地が必要なので、けらば用タイトフレームの位置とし、継手の重ねは60mm以上とする
梁けらば包みの継手は、60mm以上重ね合わせ、間に定形シール材を挟み込みんで留める。

⑦折板葺屋根の勾配が小さいので、軒先に15° 程度の尾垂れを付けた。

答え

  ◯

[ 解説 ]

⑧水上の先端部分には、雨水を止めるために止水面戸を設けた。

答え

  ◯

⑨水上部分と壁との取合い部に設ける雨押えは、壁際立上りを150mmとした。

答え

  ◯

⑩けらば包みを用いない重ね形折板葺のけらば先端には、折板の山間隔の3倍の長さの変形防止材を1.8m間隔で取り付けた。

答え

  ×

[ 解説 ]
けらば包みを用いない重ね形折板葺のけらば先端には、変形防止材を設けるが、その長さは折板の山間隔の3倍以上で間隔は1.2m以下とする

学科 施工(仕上工事)左官 3-1 セメントモルタル塗り

1級建築施工管理技士
学科対策 過去問題【 重要ポイント 】

4 施工(仕上工事)
3° 左官工事

3-1 セメントモルタル塗り
下記の正誤を判断せよ。
①額縁のちりじゃくりの周囲は、こて1枚の厚さだけ透かしておいた。

答え

  ◯

[ 解説 ]

②下地処理にセメントペースト塗りを行い、乾かないうちにモルタル塗りを行った。

答え

  ◯

③モルタルの収縮によるひび割れを防ぐがめ、できるだけ粒径の小さい骨材を用いた。

答え

  ×

[ 解説 ]
モルタルには、できるだけ粒径大きい骨材そ用いることで、セメントペーストの量を減らすことができ、収縮ひび割れ防ぐことができる

④つけ送りを要する下地は、下塗り用と同配合のモルタルで不陸を調整した。

答え

  ◯

⑤下塗りは、吸水調整材を塗布後1時間以上おいた後に、乾燥を確認してから行った。

答え

  ◯

⑥中塗り用のモルタルは、セメントと砂の調合(容積比)を1:3とした。

答え

  ◯

[ 解説 ]
セメント調合比(容積比)

⑦総塗り厚が35mmを超えるので、アンカーピンを打ち込んで金網を取り付け、補修塗りを行った。

答え

  ◯

[ 解説 ]
総塗り厚(つけ送り+ 仕上げ)が35mmを超える場合は、溶接金網アンカーピンまたはネットなどを取り付けた上でモルタルを塗り付ける。


 

学科 施工(仕上工事)塗装・吹付 4-1 塗装工事

1級建築施工管理技士
学科対策 過去問題【 重要ポイント 】

4 施工(仕上工事)
4° 塗装工事・吹付け工事

4-1 塗装工事
下記の正誤を判断せよ。

(コンクリート素地面の塗装工事)
①2液形ポリウレタンエナメル塗りにおいて、塗料は所定の可使時間内に使い終える量を調合して使用した。

答え

  ◯

②2液形ポリウレタンエナメル塗りにおいて、下塗り及び中塗りの工程間隔時間の上限は7日とした。

答え

  ◯

③常温乾燥形ふっ素樹脂エナメル塗りにおいて、気温が20℃だったので、塗膜の層間付着性に配慮し、工程間隔時間を24時間とした。

答え

  ◯

[ 解説 ]
・常温乾燥形ふっ素樹脂エナメル塗りの塗装工程の標準工程間隔時間は、気温20℃のとき、16時間以上7日以内をする。
・常温乾燥形ふっ素樹脂エナメル塗りの下塗りにおいて、塗装方法は、はけ塗り、ローラーブラシ塗り若しくは吹き付け塗りとする。

④コンクリート面へのアクリル樹脂系エナメルの塗装において、穴埋めパテかいに塩化ビニル樹脂パテを用いた。

答え

  ◯

⑤アクリル樹脂エナメル塗りにおいて、中塗り、上塗りには、同一材料を使用し、塗付け量は0.09kg/m2とした。

答え

  ◯

⑥合成樹脂エマルションペイント塗りにおいて、流動性を上げるため、有機溶剤で希釈して使用した。

答え

  ×

[ 解説 ]
合成樹脂エマルションペイント塗りは、水系塗料であり、水による希釈が可能で加水して塗料に流動性をもたせる
つや有り合成樹脂エマルションペイント塗りにおいて、塗装場所の気温が 5℃以下となるおそれがあった、施工を中止した。

(建築用仕上塗材の主材の一般的な塗付け工法)
⑦複層塗材Eのゆず肌状仕上げは、吹付け工法により行う。

答え

  ×

[ 解説 ]
複層塗材Eゆず肌状仕上げローラー塗り工法で行う。吹付工法には凸部処理、凹凸模様がある。複層塗材Eの凹凸状仕上げは、吹付け工法により行う。

⑧内装厚塗材Cのスタッコ状仕上げは、吹付け工法またはこて塗り工法により行う。

答え

  ◯

⑨可とう形外装薄塗材Eのさざ波状仕上げは、ローラー塗り工法により行う。

答え

  ◯

⑩内装薄塗材Wの京壁状じゅらく仕上げは、吹付け工法により行う。

答え

  ◯

⑪軽量骨材仕上塗材の砂壁状仕上げは、吹付け工法により行う。

答え

  ◯

学科 施工(仕上工事)塗装・吹付 4-2 素地調整・素地ごしらえ

1級建築施工管理技士
学科対策 過去問題【 重要ポイント 】

4 施工(仕上工事)
4° 塗装工事・吹付け工事

4-2 素地調整・素地ごしらえ
(素地調整)
①鉄鋼面に付着した溶接のスパッタは、りん酸塩溶液により取り除いた。

答え

  ×

[ 解説 ]
溶接のスパッタ(溶接中に飛散するスラグや金属粒)は、アルカリ性溶液りん酸塩溶液では取り除けない。電動工具や手工具で除去する

②亜鉛めっき鋼面は、付着性を向上させるためりん酸塩の化成皮膜を形成させた。

答え

  ◯

[ 解説 ]
亜鉛めっき鋼面の化成皮膜処理は、りん酸塩の化成皮膜やクロム酸塩の化成皮膜を形成させ、防食効果を高めて塗料の付着性を向上させる。

③低水素系被覆アーク溶接棒による溶接部は、アルカリ性となるので中和処理を行った。

答え

  ◯

[ 解説 ]
低水素系被覆アーク溶接棒による溶接部は、強アルカリ性となるため、りん酸水溶液をはけ塗りして中性処理後、水洗いする。

④ブラスト処理後の鉄鋼面は、直ちにした塗りを行った。

答え

  ◯

[ 解説 ]
ブラスト処理で錆落しを行った鉄鋼面は、錆やすい状態になっており、直ちに下塗りを行う。

(素地ごしらえ)
⑤塗装工事において、亜鉛めっき鋼面の素地ごしらえの化成皮膜処理は、りん酸塩による処理とすることとした。

答え

  ◯

⑥けい酸カルシウム板の吸込止として、反応形合成樹脂ワニスを全面に塗布した。

答え

  ◯

⑦ALCパネル面の塗装において、下地調整塗りを行った後、合成樹脂エマルションシーラーを全面に塗布した。

答え

  ×

[ 解説 ]
ALCパネルの場合、下地調整塗りの前、下地からの浸出物の影響を抑えるために、下地面に合成樹脂エマルションシーラーを全面に塗布する。

⑧押出成形セメント板面の塗装において、下地調整塗りの工程を省略して、吸込止め処理を行った。

答え

  ◯

[ 解説 ]
押出成形セメント板面は、表面が綿密で平滑なため、下地調整塗りを省略して、吸込み止め処理を行うことができる。

⑨透明塗料塗りの木部の素地面で、仕上げに支障のおそれがある甚だしい変色は、漂白剤を用いて修正した。

答え

  ◯

[ 解説 ]
透明塗料塗りの木部の素地面については、汚れ・付着物の除去、研磨作業を実施する。素地面に仕上げに支障のおそれがある甚だしい色むら、汚れ、変色等がある場合は、必要に応じて、漂白剤を用いて修正する。