一次検定 施工管理法 安全管理 4-5 安全管理

1級建築施工管理技士
学科対策 過去問題【 重要ポイント 】

5 施工管理法
4° 安全管理

4-5 安全管理に関する記述
下記の正誤を判断せよ。

①建設用リフトのブレーキ及びクラッチの異常の有無については、原則として2月以内ごとに1回、定期に、自主検査を行わなければならない。

答え

   ×

[ 解説 ]
事業者は、建設用リフトについては、1月以内ごとに1回、ブレーキ及びクラッチの異常の有無等について自主検査を行わなければならない。
(関連)
建設用リフトの運転の業務に労働者を就かせるときは、当該業務に関する安全のための特別の教育をおこなわせなければならない。

②高所から物体を投下するとき、適当な投下設備を設け、監視人を置く等の必要があるのは、3m以上の高さから投下する場合である。

答え

  ◯

[ 解説 ]
事業者は、3m以上の高所から物体を投下するときは、適当な投下設備を設け、監視人を置く等労働者の危険を防止するための措置を講じなければならない。

③強風、大雨、大雪等の悪天候のため危険が予想されるとき、労働者を作業に従事させてはならないのは、作業箇所の高さが3m以上の場合である。

答え

   ×

[ 解説 ]
事業者は、高さ 2m以上の箇所で作業を行う場合、強風、大雨、大雪等の悪天候のため、作業の実施について危険が予想されるときは、作業を労働者に従事させてはならない。

④作業を安全に行うため必要な照度を保持しなければならないのは、作業箇所の高さが2m以上の場合である。

答え

  ◯

[ 解説 ]
事業者は、高さが 2m以上の箇所で作業を行うときは、作業を安全に行うため必要な照度を保持しなければならない。

⑤作業に従事する労働者が墜落するおそれのあるとき、作業床を設ける必要があるのは、高さが2m以上の箇所で作業を行う場合である。

答え

  ◯

[ 解説 ]
事業者は、高さが2m以上の箇所で作業を行う場合、墜落により労働者に危険を及ぼすおそれがあるときは、足場を組み立てる等の方法により作業床を設けなければならない。

⑥墜落による危険を防止するためのネットは、原則として使用開始後1年以内及びその後6月以内ごとに1回、定期に試験用糸について等速引張試験を行わなければならない。

答え

  ◯

[ 解説 ]
ネットは、使用開始後1年以内及びその後6月以内ごとに1回、定期に試験用糸について等速引張試験を行う。

⑦機体重量3t以上のブル・ドーザーの運転の業務は、当該業務に係る技能講習を修了した者に行わせた。

答え

  ◯

[ 解説 ]
機体重量3t以上のブル・ドーザーの運転の業務は、技能講習修了した者その他政令で定める資格を有する者でなければ、当該業務に就かせてはならない。

⑧作業床の高さが10m以上の高所作業車の運転の業務は、当該業務に関する安全のための特別の教育を受けた者に行わせた。

答え

   ×

[ 解説 ]
作業床の高さが10m以上高所作業車の運転の業務は、技能講習を修了した者その他政令で定める資格を有する者でなければ、当該教務に就かせてはならない。

⑨土止め支保工を設けたときは、原則としてその後7日以内ごとに、切りばりの緊圧の度合について点検しなければならない。

答え

  ◯

[ 解説 ]
事業者は、土止め支保工を設けた時、その後7日を超えない期間ごとに、切りばりの緊圧の度合等について点検しなければならない。