1級建築施工管理技士 二次検定 施工管理【 演習問題05 】

【 演習問題05 】

問題12

ネットワーク工程表の特徴を4点簡潔に記述せよ。


解答例

①作業の相互関係が明確である。

②重点管理作業が明確である。

③資源の配分を平滑化でき合理的に計画できる。

④工程の遅れに対して、フォローアップが合理的に的確にできる。

問題13

図のネットワークで示される工事について、次の問いに答えよ。
なお、図において矢線の上段は作業名、下段は所要日数、( )内はそれぞれの作業に必要な1日当たりの作業従事者数である。

問題13ネットワーク.jpg

[ 1 ]
作業Aのトータルフロートを求めよ。

[ 2 ]
作業Fのフローフロートを求めよ。

[ 3 ]
作業Gの最早終了時刻を求めよ。

[ 4 ]
最早開始時刻の場合の山積みを作図せよ。
なお、図中においてクリティカルパスとなっている作業を斜線で示せ。

問題13山積み図の作成表.jpg


解答・解説

ネットワークを解く

問題13解答ネットワーク.jpg
[ 1 ]作業Aのトータルフロート:
TF = ⑫ ー ( [0] + 6 ) = 6日

[ 2 ]作業Fのフローフロート:
FF = [23] ー ([14] + 7 ) = 2日

[ 3 ]作業Gの最早終了時刻
[14] + 6 = 20日

[ 4 ]クリティカルパス B → E → H → I の各作業を底辺に描いて、フロートのある作業は最早開始時刻で作業を行わせるようにする。

問題13解答 山積み.jpg