1級建築施工管理技士
実地試験の形式はおおよそ決まっています。
以下にその内容を示します。
試験範囲
(問題1)【 経験記述 】
・合理化
・品質管理
・環境管理
・施工計画
のうちのいづれかについて、
貴方の経験にそくした記述及び考えを問われる
(問題2)【 一般記述 】
・災害別の防止対策
・仮設物ごとの災害防止対策
等の項目について、
貴方の経験にそくした記述及び考えを問われる
(問題3)【 く体工事 】
< 記述または3択 >
・地盤調査
・仮設工事
・土工事・山留め工事
・鉄筋工事
・型枠工事
・コンクリート工事
・鉄骨工事
・メーソンリー工事
・施工機械
(問題4)【 仕上げ工事 】
< 記述または3択 >
・防水工事
・シーリング工事
・張り石工事
・タイル工事
・屋根及び金属工事
・軽量鉄骨工事
・カーテンウォール・建具・ガラス工事
・塗装工事
・内装工事
・木工事
・ALCパネル工事
・押出成形セメント板工事
・改修工事
(問題5)【 施工管理法 】
〜工程表に関する問題
・バーチャート工程表の読み取り
・平成12年まではネットワーク工程表も出題
・平成9年までは品質管理として特性要因図「魚の骨」も出題
(問題6)【 法 規 】
・建設業法
・労働安全衛生法
・その他の法規
建築基準法/労働基準法/廃棄物の処理及び清掃に関する法律/騒音規制法など
以上が、おおよその出題範囲になっています。
問題1、2の記述部分の配点が高く、しかっり記述しなければならないとはいうものの、問題3以降は個々の点数は小さいですが、その減点が重なると大きく響き、かつ、学習するべき範囲が広いので手を抜くことはできません。正確に覚えていなければ点数にはなりませんので、漢字表記まで正確に覚えておく必要があります。
現場では人手不足などで遅くまで作業されている方も多いと思います。
学習する時間を確保するのが難しいでしょうが、スキマ時間などを見つけて、あるいは作成して、効率的に学習していきましょう。