学科 施工管理法 品質管理 3-1 品質管理に関する記述

1級建築施工管理技士
学科対策 過去問題【 重要ポイント 】

5 施工管理法
3° 品質管理

3-1 品質管理に関する記述
下記の正誤を判断せよ。
①目標品質を得るための管理項目を設定し、次工程に移行してもよい基準としての管理値を明示する。

答え

  ◯

②品質管理は、品質計画の目標のレベルにかかわらずち密な管理を行う。

答え

   ×

[ 解説 ]
品質管理は、全ての品質について同じレベルで行うよりは、重点指向により重点的な管理等を行うことが要求品質に合致したものを作ることにつながる。

③品質管理計画においては、設計品質を確認して重点的に管理する項目や管理目標を設定し、管理目標は可能な限り数値で明示する。

答え

  ◯

④品質管理を組織的に行うためには、品質管理活動に必要な業務分担、責任及び権限を明確にする。

答え

  ◯

⑤発注者が要求する基本的な品質には、一般的に、建築物の仕上がり状態、機能や性能などがある。

答え

  ◯

⑥品質計画には、施工の目標とする品質、品質管理及び体制等を具体的に記載する。

答え

  ◯

⑦確認が必要な項目は、品質管理計画に基づき、試験又は検査を行う。

答え

  ◯

⑧品質の目標値を大幅に上回る品質が確保されていれば、優れた品質管理といえる。

答え

   ×

[ 解説 ]
品質の目標値を大幅に上回る品質は、過剰品質で優れた品質管理とはならない。最小のコストで目標値を確保することが最良の管理となる。

日本工業規格(JIS)に規定する品質管理の用語

・偏差とは、測定値からその期待値を引いた差である。

・標準偏差とは、分散の正の平方根で、値が大きいと測定値のばらつきが大きく、小さいと測定値のばらつきが小さいことを示す。

・標準とは、関係する人々の間で利益又は利便が公正に得られるように統一及び単純化を図る目的で定めた取決めである。

・交差とは、許容限界の上限と下限の差である。

・レンジとは、計量的な観測値の最大値と最小値の差である。

・許容差とは、許容限界の上限と下限の差である。

・かたよりとは、観測値・測定結果の期待値から真の値を引いた差である。

・ばらつきとは、観測値・測定結果の大きさがそろっていないこと、又はふぞろいの程度である。

・誤差とは、観測値、測定結果から真の値を引いた値である。

・管理限界とは、工程が統計的管理状態にあるとき、管理図上で統計量の値がかなり高い確率で存在する範囲を示す限界をいう。

・層別とは、母集団をいくつかの層に分割することである。

・母集団の大きさとは、母集団に含まれるサンプリング単位の数である。

・抜取検査方式とは、定められたサンプルの大きさ、及びロットの合格の判定基準を含んだ規定の方式である。