配筋標準 08 大梁

配筋検査のつぼ⑧ 大梁


8° .大梁

8-1 大梁のカットオフ筋長さおよび継手位置

①カットオフ筋長さは構造図による。構造図に記載のない場合は、図8-1(a)、図8-1(b)による。

②大梁の継手範囲は、図8-1(c)による。

★ポイント

①カットオフ筋長さは構造図による。構造図に記載のない場合は、図8-1(a)、図8-1(b)に従い、
端部 :L0/4 + 15d
中央部:L0/2 + 両側20d
とする。
L0はその大梁と取り合う上下階柱内法寸法の小さい方とする。

②下端筋の梁端部(柱面から梁成Dの間)には継手を設けない。

8-2 梁主筋の柱への定着

①梁主筋の柱への定着は原則として折り曲げ定着とし、定着要領は構造図による。構造図に記載のない場合は、図8-2-1、図8-2-2による。

②下端筋の定着筋は曲げ上げを原則とする。曲げ上げ筋がおさまらず、曲げ下げとする場合は、監理者と協議する。






★ポイント

③梁主筋の柱への定着は、原則として折曲げ定着とする。(直線定着とするには監理者の承認が必要)

④下端筋の定着は、曲げ上げを原則とする。
(曲げ下げとする場合は、監理者と協議)

⑤最上階での外柱への定着は、上端1段筋の余長(折り曲げ開始点から)をL2以上とする。

⑥ハンチ部は、コーナー主筋を折り曲げて通し筋とし、吊上げ筋をかける。その他の主筋は真直ぐ伸ばしてL2 + 5d定着とし、吊上げ筋は不要。(その他の主筋を折り曲げて通し筋とする場合は、それぞれに吊上げ筋が必要。)

⑦最上階の柱頭部には、柱内補強筋を両方向の梁に設ける。ただし、交差部は上側となる梁主筋に設ける。(中間階で上に柱がない場合も同様)

8-3 梁主筋が真直ぐ通らない場合のおさまり

①梁主筋は原則として通し筋とするが、鉄筋のあき寸法が確保できる場合は折曲げ定着としてもよい。


★ポイント

⑨高さ方向や水平方向のずれが小さく、
勾配(e/D)が1/6以下の場合は、梁主筋は原則として折り曲げて通し筋とする。鉄筋のあき寸法が確保できる場合は、折曲げ定着としてもよい。

⑩勾配(e/D)が1/6を超える場合は、柱内に折曲げ定着とする。