配筋標準 06 基礎梁

配筋検査のつぼ⑥ 基礎梁


6° .基礎梁

6-1 基礎大梁の定着・カットオフ筋長さおよび継手位置

①採用する標準図のタイプは構造図による。

②中央部で両側カットオフ筋が重なる場合は通し筋としてもよい。





★ポイント
①採用する標準図のタイプは構造図による。

・タイプA:
上向き荷重が支配的で、カットオフ筋が上端の中央部、下端の端部にある場合

・タイプB:
下向き荷重が支配的で、カットオフ筋が上端の端部、下端の中央にある場合

・タイプC:
地震荷重等が支配的で、カットオフ筋が上端・下端とも端部にある場合


②カットオフ筋長さは、端部が柱面からL0/4 + 15d、中央部はL0/2 + 両側20d

③場所打ち杭がある・なしに関わらず、L0は柱内法寸法とする。

④基礎梁のタイプにより、継手位置が変わることに注意する。
[ タイプAのみ ]

⑤下端1段筋の柱への定着長さは、投影定着長さ3/4D以上、かつ、余長(折り曲げ開始点から)のみでL2を確保する。

⑥上歯筋端部のガス圧接継手位置は、施工機械の納まりを考慮して柱面より500mm以上離す。
※基礎梁が柱より大きい場合の端部の配筋方法は、構造図に示されるので注意する。示されていない場合は、監理者と協議する。


6-2 基礎小梁の定着・カットオフ筋長さおよび継手位置

①採用する標準図のタイプは構造図による。

②基礎小梁の上端筋・下端筋の定着長さはL2以上とする。

③基礎小梁主筋が定着される梁の梁幅が小さい場合の定着要領は、表3-2-4としてもよい。


図6-2-1 タイプA1


図6-2-2 タイプA2


図6-2-3 タイプB1


図6-2-4 タイプB2

★ポイント

①採用する標準図のタイプは構造図による。
・タイプA:
上向き荷重が支配的な連続小梁の場合

・タイプB:
上向き荷重が支配的な単独小梁の場合

・タイプC:
下向き荷重が支配的な連続小梁の場合

・タイプD:
下向き荷重が支配的な単独小梁の場合


②基礎小梁主筋の基礎大梁への定着は、上下主筋共、投影定着長さを20dかつB/2以上、余長8d以上、基礎大梁面からの全長をL2以上とする。
(一般小梁下筋の定着方法は、基礎小梁とは異なるので注意する。)

③梁幅が小さく、投影定着長さ20dが確保できない場合の定着要領は、表3-2-4に従う。

④タイプA1、A2(荷重上向き)は、下端筋の継手を中央L0/2の範囲に、上端筋の継手を外端・端部L0/6、連続端L0/4の範囲に設ける。

⑤タイプB1、B2(荷重下向き)は、上端部の継手を中央L0/2の範囲に、下端筋の継手を外端・端部L0/6、連続端L0/4の範囲に設ける。
★中央カットオフ筋の余長は20d
(端部カットオフ筋の余長は15d)


6-3 基礎梁と基礎の取合部補強要領

①基礎梁と基礎の取取合い部補強要領は構造図による。構造図にない場合は図6-3による。

②取合部補強の幅は基礎梁を同じとする。

★ポイント
⑥取合い部補強筋の基礎、柱、基礎梁への定着長さはL2とする。
※補強筋を忘れずに配筋する。