1級建築施工管理技士 二次検定 経験記述の攻略

★1級建築施工管理技士 経験記述の攻略 ★

1級建築施工管理技士 実地試験

施工経験記述の攻略について

1° .どれぐらいの規模、立場を想定して記述するか?

1級建築施工管理技士の学科試験では、あまり工事規模を考えずに学習しても問題はなかった。しかし、1級建築施工管理技士に合格すると、自分の経験した工事の大小にかかわらず、大規模工事の「監理技術者」として(限定解除の)資格が与えられことから考えて、施工管理のための幅広い考えが要求されている。

このため、少なくとも工事費用 3~4億円の工事に必要な管理上の知識をもっている監理技術者になったつもりで記述することが大切である。

※.現場を「管」理する監理技術者は、不思議なことに「監」の字を使います。一般用語としての現場監督も「監」の字です。

2° .出題形式と内容

問題の形式は下記のように6題が出題され、そのいずれも必須であるが、問題1の経験記述は特に重要で、この部分が合格点(60点以上と予想される)に達していないと、問題2問題6の問題が合格点(60点以上と予想される)であったとしても合格できないとされている。

このため、受験者は経験記述の問題1と学科記述 問題2問題6までの5つの問題を切り離して取り組むことが大切である。

毎年、問題2問題6に関しては、おおよそ50%程度の人が合格点に達しているというデータがあるが、全体の合格率が 25~40%程度になっているのは、問題1の考え方・解き方がしっかりしていないことによるものと考えられる。

問題1をしっかりとおさえることが、合格への最短距離であると考えられる。
したがって、問題1のノウハウは十分に研究する必要がある。

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