13° .柱・梁・壁・スラブ打増し部配筋要領
①構造図に記載のない打増しを行う場合は事前に監理者と協議すること。
②柱・梁の打増し部に耐力壁が取り付く場合の打増し配筋要領は構造図による。
③打増し寸法 a、a1、a2が70mm未満の場合は補強筋不要とする。
打増し寸法 a、a1、a2が70mm≦ a ≦ 200mmの場合の打増し部補強要領は図13-1-1〜図13-3-2による。
打増し寸法 a、a1、a2が200mmを超える場合の打増し部詳細事項は構造図による。
④ハッチング部は打増しコンクリートを示す。
①打増し部に耐力壁が取り付く場合、200mmを超える打増しがある場合、その打増し要領は構造図による。
②打増し寸法 a、a1、a2が200mmを超える場合の打増し部詳細事項は構造図による。
13-1 柱
①梁、耐力壁およびスラブの鉄筋の定着長さは、柱躯体内で確保し、打増し部は定着長さに算定しない。
②柱の打増し部配筋要領は表13-1、図13-1-2による。
③梁および耐力壁の鉄筋の定着長さは、柱躯体内で確保し、打増し部は定着長さに算定しない。
④補強帯筋は、柱主筋内側ではなく、帯筋と同じ位置に配筋し、定着寸法は20dとする。
⑤柱打増し部補強主筋は、梁またはスラブに20d程度定着させる。
13-2 梁
①小梁・耐力壁およびスラブの鉄筋の定着長さは、梁躯体内で確保し、打増し部は定着長さに算定しない。
②梁の打増し部配筋要領は表13-2-1、表13-2-2、
図13-2-1による。
⑥小梁・耐力壁およびスラブの鉄筋の定着長さは、梁躯体内で確保し、打増し部は定着長さに算定しない。
⑦梁打増し部補強主筋は、柱または梁に20d程度定着させる。
⑧補強あばら筋は梁主筋内側ではなく、あばら筋と同じ位置に配筋し、定着寸法20d程度とする。
⑨スラブが取付く場合の配筋要領は異なるので注意する。
13-3 壁・スラブ
①壁およびスラブの打ち増し部配筋要領は図13-3-1、図13-3-2による。