1級建築施工管理技士
学科対策 過去問題【 重要ポイント 】
1.建築学
1-6.マンセル表色系
下記の正誤を判断せよ。
①マンセル色相環において、対角線上にある2つの色は、補色の関係にある。
◯
[ 解説 ]
マンセル色相環では、RとBG、YRとB等のように向かい合わせの色どうしは補色になっており、向い合う色相は、混色すると無彩色になる。
②明度は、色の明るさを表し、理想的な黒を10とし、理想的な白を 0 として、10段階に分けている。
×
[ 解説 ]
マンセル表色系では、無彩色は記号Nと明度だけで表す。
(例)白:N9、灰:N5、黒:N1
明度は理想的な黒を0、理想的な白を10として、0〜10の11段階に分ける。
しかし、実際には理想的な黒や白は得られないので、1〜9の値になる。
③彩度は、色の鮮やかさの程度を表し、マンセル色立体では、無彩色軸からの距離で示す。
◯
[ 解説 ]
中心の無彩色軸から距離が離れるほど、鮮やかさが増す。
④鮮やかさが増すにつれて、彩度を表す数は大きくなる。
◯
[ 解説 ]
中心の彩度は0であり、中心から離れるほど鮮やかさが増し、数値も大きくなる。
⑤マンセル記号「5Y8/10」のうち、数値「8」は明度を表す。
◯
[ 解説 ]
マンセル記号「 5Y8/10」を表し、5Yは色相、8は明度、10は彩度を示している。
(覚え方)マンセルの色 目は鮮やかだ
【マンセル色立体】
⑥「5R6/10」の記号のうち、「5R」は色相を表す。
◯
[ 解説 ]
マンセル記号「 5R6/10」を表し、5Rは色相、6は明度、10は彩度を示している。