1級建築施工管理技士
学科対策 過去問題【 重要ポイント 】
2.共通
2°.その他
2-2 測量・墨出し
下記の正誤を判断せよ。
< 測量 >
①平板測量は、アリダードと巻尺で測量した結果を、平板上で直接作図していく方法である。
◯
[ 解説 ]
②直接水準測量は、レベルと標尺によって高低を測量する方法である。
◯
③トラバース測量は、測点を結んできた多角形の各辺の長さと角度を、順次測定していく方法である。
◯
[ 解説 ]
④スタジア測量は、レベルと標尺によって2点間の距離を正確に測定する方法である。
◯
[ 解説 ]
スタジア測量は、トランシットと標尺を利用して、間接的に水平距離と高低差を同時に求めるもの。
< 墨だし >
⑤建物四隅の基準墨の交点を上階に移す場合、2点を下げ振りで移し、他の2点はトランシットで求める。
×
[ 解説 ]
建物四隅の基準墨の交点を上階に移す場合、建築物四隅の床に小さな穴を開けておき、下階の基準墨を四隅とも下げ振りで上げ、その墨のXY方向の交点をトランシットより角度を確認して上階の基準墨とする。
⑥床面の通り芯などの基準墨は、一般に1m離れた位置に返り墨を設ける。
◯
⑦仕上げ部材を取り付けるための墨は、近接する既に出された他の部材の仕上げ墨を基準として墨出しを行う。
×
[ 解説 ]
各仕上げ部材を取り付けるための墨は、床の躯体基準墨を利用して、壁等に鉛直に立ち上げた墨と基準レベル墨により独自に出したものとする。
⑧鉄筋コンクリート造では、躯体工事用の各階ごとの基準高さは1階の基準高さから確認する。
◯
⑨鉄骨鉄筋コンクリート造では、一般に鉄骨柱を利用して躯体工事用の基準高さを表示し、これによりレベルの墨出しを行う。
◯