1級建築施工管理技士
学科対策 過去問題【 重要ポイント 】
1.建築学
3°.建築材料
3-5.シーリング材
下記の正誤を判断せよ。
①シーリング材のクラスは、目地に対する拡大率、縮小率などで区分されている。
◯
②シーリング材の引張応力による区分で、LMは低モジュラスを表す。
◯
③シーリング材のタイプFは、グレイジング以外の用途に使用するシーリング材である。
◯
[ 解説 ]
タイプGはグレイジングに使用するシーリング材を指す。
④不定形シーリング材とは、施工時に粘着性のあるペースト状のシーリング材のことである。
◯
⑤ 1成分形シーリング材は、あらかじめ施工に供する状態に調整されているシーリング材である。
◯
⑥ 2成分形不定形シーリング材は、空気中の水分や酸素と反応して表面から硬化する。
×
[ 解説 ]
2成分形シーリング材は、基剤の主成分が硬化剤と反応して硬化するもので、反応硬化形のものである。
⑦ 2成分形シーリング材は、基剤と着色材の2成分を施工直前に練り混ぜて使用するシーリング材である。
×
[ 解説 ]
2成分形シーリング材とは、施工直前に基剤と硬化剤を調合し、練り混ぜて使用するシーリング材をいう。シリコーン系シーリング材は、耐候性、耐熱性、耐寒性に優れている。
⑧クレージングとは、ウェザリングなどによって生じたシーリング材表面の細かい亀甲状のひび割れをいう。
◯
⑨モジュラスとは、試験片に一定の伸びを与えたときの引張応力をいう。
◯
⑩2面接着とは、シーリング材が相対する2面で被着体と接着している状態をいう。
◯
[ 解説 ]
バックアップ材・ボンドブレーカーによる3面接着の防止