1級建築施工管理技士
学科対策 過去問題【 重要ポイント 】
4 施工(仕上工事)
9° その他の仕上工事
9-1 アスファルト防水改修工事
下記の正誤を判断せよ。
①既存の保護コンクリートの撤去は、ボンドブレーカーを使用し、仕上げや構造体に影響を与えないように行った。
◯
②既存のアスファルト防水造の撤去は、けれん棒を使用し、下地に影響を与えないように行った。
◯
③既存のアスファルト防水層の立上がり部は、劣化が少なかったが平場とともに撤去した。
◯
④既存の露出アスファルト防水層の上に、露出アスファルト防水密着工法を行うので、既存防水層の表面の砂は可能な限り取り除き、清掃後、アスファルト系下地調整材を1.0kg/m2塗布した。
◯
⑤既存のコンクリート保護層を撤去し、防水層を撤去したないで保護アスファルト防水密着工法を行うので、ルーフドレン周囲の既存防水層は、ルーフドレン端部から150mmまで四角形に撤去した。
×
[ 解説 ]
既存コンクリート保護層を撤去し、防水層を撤去しないで保護アスファルト防水密着工法を行う場合、ルーフドレン周囲の防水層は、ルーフドレン端部から300mm程度まで、四角形に撤去する。
⑥平場の既存の保護コンクリート等を残す工法において、二重ドレンを設けないので、ルーフドレン廻りの保護コンクリートもそのまま残した。
×
[ 解説 ]
平場の既存保護層等を残し、二重ドレンを設けない場合は、ルーフドレン端部から500mm程度まで保護コンクリート等の既存保護層を四角形に撤去する。
⑦既存のコンクリート保護層及び防水層を撤去して保護アスファルト防水絶縁工法を行うので、撤去後の下地コンクリート面の2mm未満のひび割れ部は、ゴムアスファルト系シール材で補修した。
◯
[ 解説 ]
下地コンクリート面等のひび割れ部は、2mm未満の場合、ゴムアスファルト系シール材で補修し、2mm以上の場合は、Uカットの上、ポリウレタン系シール等を重点する。
⑧既存のコンクリート保護層の上に露出アスファルト防水絶縁工法を行う際、二重ドレンを設けないので、コンクリート保護層は、ルーフドレン端部から500mmまで四角形に撤去した。
◯
[ 解説 ]