1級建築施工管理技士 令和8年 一次検定 解答 No.7〜No.15 速報

問題番号 [ No.7 ]から [ No.15 ]までの9問題のうちから、6問題を選択し、解答してください。6問題を超えて解答した場合、減点となります
問題は四肢択一式です。正解と思う肢の番号を1つ選んでください。

[ No. 7 ]
採光及び照明に関する記述として,最も不適当なものはどれか。

1. 光束とは,単位波長当たりの放射束を標準比視感度で重みづけした量をいう。

2. グレアとは,高輝度な部分,極端な輝度対比や輝度分布等によって感じられるまぶしさをいう。

3. 照度とは,受照面の単位面積当たりの入射光束の量をいう。

4. 全天空照度とは,天空光が遮蔽されることのない状況で,直射日光を含めた全天空によるある点の水平面照度をいう。

答え

  4
[ 解答解説 ]
1.◯

2.◯

3.◯

4.×
全天空照度とは、天空光が遮断されることのない状況で、直射日光を除いた全天空による、ある点の水平面照度をいう。

[ No. 8 ]
吸音及び遮音に関する記述として,最も不適当なものはどれか。

1. 多孔質の吸音材は,一般に高音域より低音域の吸音に効果がある。

2. 残響時間は,室の容積が大きいほど長くなり,室内の平均吸音率が大きいほど短くなる。

3. 室間音圧レベル差の遮音等級はD値で表され,D値が大きいほど遮音性能は高い。

4. 音響透過率が小さいほど,音響透過損失が大きくなり,遮音性能は高くなる。

答え

  1
[ 解答解説 ]
1.×
多孔質の吸音材は、一般に低音域より高音域の方が吸音率(音を吸収する程度を表す指数)は大きい。すなわち、低い音よりも高い音の方が吸収されやすい

2.◯

3.◯

4.◯

[ No. 9 ]
免震構造の建築物に関する記述として,最も不適当なものはどれか。

1. 免震構造の建築物は,免震構造としない場合に比べ,固有周期が短くなる。

2. 免震部材の配置を調整し,上部構造の重心と免震層の剛心を合わせることで,ねじれ応答を低減できる。

3. 免震構造は,建築物を鉛直方向に支える機構,水平方向に復元力を発揮する機構及び建築物に作用するエネルギーを吸 収する機構が基本的な構造要素になる。

4. 免震構造の建築物の配置計画においては,建築物の周囲に敷地の余裕が必要である。

答え

  1
[ 解答解説 ]
1.×
免震構造とした建築物は、免震構造としない場合に比べ、固有周期が長くなる。

2.◯

3.◯

4.◯

[ No. 10 ]
鉄筋コンクリート構造の梁に関する記述として,最も不適当なものはどれか。

1. 梁の主筋はD13以上の異形鉄筋とし,その配置は,特別な場合を除き2段以下とする。

2. 梁のせん断補強筋は,直径9mm以上の丸鋼又はD10以上の異形鉄筋とし,せん断補強筋比は0.2%以上とする。

3. 梁のせん断補強筋の間隔は,梁せいの1/2以下,かつ,250mm以下とする。

4. 梁に孔径が梁せいの1/3の円形の貫通孔を2個設ける場合,その中心間隔は両孔径の平均値の2倍以上とする。

答え

  4
[ 解答解説 ]
1.◯

2.◯

3.◯

4.×
梁に2個以上の貫通孔を設ける場合、孔径は梁せいの 1/3以下とし、孔の中心間隔は孔径の平均値の3倍以上とする。

[ No. 11 ]
図に示す中空断面のX−X軸に対する断面二次モーメントの値として,正しいものはどれか。

1. 22a3

2. 38a3

3. 74a4

4. 106a4

答え

  3
[ 解答解説 ]
断面二次モーメントは
I = bh3/12 [ cm4 ]
で示される。
b:梁幅、h:梁せい
断面二次モーメントは、その断面の図心を通る軸が同一の場合、加減算が成り立つ。
I = (5a)(6a)3/12 ー (3a)(4a)3/12
=( 1080a4 − 192a4 )/12
= 74a4
∴ 3が正解

[ No. 12 ]
図に示す単純梁の点Cに集中荷重P1が,点Dに集中荷重P2が同時に作用したときの曲げモーメント図として,正しいものはどれか。ただし,曲げモーメントは材の引張側に描くものとする。

答え

  1
[ 解答解説 ]
点Aにおいて、左側のモーメントは、
2m × 2kN = 4 kN・m(反時計回り)

点Bにおいて、右側のモーメントは、
2m × 3kN = 6 kN・m(時計回り)

∴  1 となる。

[ No. 13 ]
屋根材料に関する記述として,「日本産業規格(JIS)」上,誤っているものはどれか。

1. 金属製折板の耐力による区分は,1種から5種があり,1種が最も耐力が小さい。

2. 金属製折板の材料による区分には,鋼板製とアルミニウム合金板製がある。

3. 繊維強化セメント板のスレート(波板)の曲げ破壊荷重の下限は,小波板より大波板のほうが小さい。

4. 繊維強化セメント板のスレート(波板)の吸水率は,小波板と大波板では同じである。

答え

  3
[ 解答解説 ]
1.◯

2.◯

3.×
JIS A5430(繊維強化セメント板)のスレート波形の曲げ破壊荷重は、大波板3,920 N以上、小波板 1,470N 以上であるので、小波板より大波板の方が大きい

4.◯

[ No. 14 ]
防水材料に関する記述として,「日本産業規格(JIS)」上,誤っているものはどれか。

1. 防水工事用アスファルトは,フラースぜい化点の温度が低いものほど低温特性のよいアスファルトである。

2. ストレッチルーフィング1000の数値1000は,製品の抗張積を表している。

3. 改質アスファルトルーフィングシートは,温度特性による区分でⅠ類とⅡ類があり,低温時の耐折り曲げ性がよいものはⅠ類である。

4. 屋根用ウレタンゴム系防水材は,引張強さ,伸び率,抗張積等の特性によって,高伸長形と高強度形に区分されている。

答え

  3
[ 解答解説 ]
1.◯

2.◯

3.×
低温時の耐折り曲げ性がよいものはⅡ類である。

4.◯

[ No. 15 ]
塗料に関する記述として,最も不適当なものはどれか。

1. アクリル樹脂系非水分散形塗料は,屋内のせっこうボード面には適していない。

2. つや有合成樹脂エマルションペイントは,屋外のモルタル面には適していない。

3. アクリルシリコン樹脂ワニスは,屋外の木部には適していない。

4. クリヤラッカーは,屋内のモルタル面には適していない。

答え

  2
[ 解答解説 ]
1.◯

2.×
つや有合成樹脂エマルションペイントの塗膜硬化機構は、合成樹脂エマルションペイントと同様である。耐アルカリ性があり、コンクリート、モルタル、プラスター、せっこうボード等に適しており、鉄鋼面にも適している

3.◯

4.◯

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