1級建築施工管理技士 二次検定 施工管理【 演習問題02 】

【 演習問題02 】

問題4

図のネットワークで示される工程表について、次の問に答えよ。
ただし、図において矢線の上段は作業名、下段は所要日数を示す。又、各作業の短縮可能日数、及び1日短縮に要する増加費用は下表のとおりである。

問題4.ネットワーク.jpg

問題4.短縮日数.jpg

[ 1 ]
作業Hの最早開始時刻(EST)を求めよ。

[ 2 ]
作業Gのトータルフロート(TF)を求めよ。

[ 3 ]
最小の増加費用で、所要工期を4日間短縮するには、その作業を何日短縮すればよいか。又、その時の増加費用がいくらになるかを求めよ。


解答例・解説

最早開始時刻と最遅終了時刻の計算とクリティカルパス

問題4.解答ネットワーク.jpg

[ 1 ]
作業Hの最早開始時刻:[ 23 ] → 23日

[ 2 ]
作業Gのトータルフロート
TF = ㉓ ー([12 ] + 7 )= 4日

[ 3 ]
4日日程を短縮すると、クリティカルパスも4日間短縮する。各作業の1日当たりの短縮費用、トータルフロート(TF)のある作業には波線~~で示すと次のような図となる。TFのある作業は短縮費用 0 万円である。

問題4.解答短縮日数.jpg

4日間(①~④を)短縮すると
・作業Fを2日 10万円
・作業Bを2日 16万円
以上より合計、26万円となる。

問題5

図のネットワークで示される工事について、次の問に答えよ。
ただし、矢線の上段は作業名、下段は所要日数、( )内の数字は1日当たりの作業人員数を示す。

問題5.ネットワーク.jpg

①作業Kの最遅終了時刻(LFT)を求めよ。

②作業Kの最早開始時刻(EST)を求めよ。

③作業Hのフリーフロート(FF)を求めよ。

④工期を変えずに③~⑦の作業期間で山崩しを行い、1日当たりの最大作業人員をできるだけ少なくすると、その人数は何人になるか。また、最大作業人員での作業日数は何日になるか。


解答例・解説

ネットワークの計算:
クリティカルパスと余裕の計算

問題5.解答ネットワークの計算.jpg

[ 1 ]
作業Kの最遅終了時刻:[ 26 ] → 26日

[ 2 ]
作業Kの最早開始時刻:[ 18 ] → 18日

[ 3 ]
作業Hのフリーフロート (FF)
FF = [18] ー( [8] + 8 )= 2日

[ 4 ]
山崩し後の作業の必要最小人員数
クリティカルパス、作業B、D、G、Jを最下端部に描き、TF(トータルフロート)のある作業は~~で示し移動範囲を示すと次の山積み図ができる。

問題5.解答 移動前(山積み)
移動前(山積み)

A、C、H、F、I、K、Eの余裕のある作業を~~の範囲で動かして平均化し、必要最小人数を求めるとき、作業Hと作業Kを移動範囲の最終日まで動かし、移動後の山崩し図を描くと次のようになる。したがって、 10人で15日から18日の4日間となる。

問題5.解答 移動後(山崩し).jpg
移動後(山崩し)

問題6

次の条件の工事のネットワーク工程表について、下記の問に答えよ。

条件:
作業B、Cは、作業Aが完了後、同時に着工できる
作業Dは、作業Cが完了後着工できる
作業E、I は、作業Bが完了後、同時に着工できる
作業Fは、作業C、Eが完了後着工できる
作業Jは、作業 I が完了後着工できる
作業Gは、作業F、I が完了後着工できる
作業Hは、作業D、Gが完了後着工できる
作業H、Jが完了した時点で全工事が終了する。

作業名と所要日数.jpg
作業名と所要日数

①クリティカルパス上の工期は、何日か。

②その工期を2日縮める場合、A以外の1つだけの作業で2日縮めるとすれば、どの作業を縮めればよいか。

③最初の条件で工事を進めていた途中で、工事を着手してから6日終了後に1の作業を4日延ばさなければならなくなった。その場合1つの作業だけを縮めて元の工期にもどすには、その作業を何日縮めればよいか。


解答・解説

ネットワークの製作
先行作業と後続作業および所要日数を整理する。

先行作業と後続作業.jpg

この表(テープル)に作業Aからネットワークを順次描いていく。ネットワークを計算すると次のようになる。

ネットワーク工程表.jpg

①クリティカルパスの日数:28日

②工期を2日短縮するとき、クリティカルパス上の作業を2日短縮する。作業A以外の1つだけで2日縮められる作業は、TFが2日ある作業 I および 作業Jに並行するもので、単独で短縮できるのは、作業Hである。

③作業 I を6日から10日にかえてネットワークを再計算する。各作業のTFを求めると次のようになる。作業 I は短縮しないので、作業Bまたは作業Jを短縮するが、TFが2日あるのは作業Cで、それに並行する作業Bを2日間短縮する。

1級建築施工管理技士 二次検定 施工管理【 演習問題03 】

【 演習問題03 】

問題7

図のネットワークで示される工事について、次の問に答えよ。なお、図において矢線の上段へ作業名、下段は所要日数を示す。

①所要工期を求めよ。

②作業Bのトータルフロートを求めよ。

③作業Dのフリーフロートを求めよ。

④着工後7日経過した段階で工程の見直しを行ったところ、表1のように各作業の当初見積りの所要日数(イ)に対して、見直し後の所要日数は(ロ)のとおりとなった。全体の所要工期は何日になるか。

⑤次にネットワークを当初工期に納めるように検討したところ、各作業の短縮可能日数は表1(ハ)のようになった。当初工期に納めるには、その作業を何日短縮したらよいか。作業E~Hの短縮日数を記入せよ。
ただし、作業ごとの短縮日数の合計は、最小になるようにする。

問題7 ネットワーク.jpg

問題7 表1.jpg


解答例・解説

ネットワークを計算すると、次のようになる。

問題7 解答ネットワーク.jpg

①工期:26日

②作業BのTF(トータルフロート)は
⑪ ー ( [0] + 8 ) = 3日

③作業DのFF(フリーフロート)は
[14] ー ( [10] + 3 ) = 1日

④(ロ)の日程で再度ネットワークを計算すると
次のようになる。よって、工期は29日となる。

問題7 解答ネットワーク2.jpg

⑤短縮日数を最小にするには、フロートを利用し、クリティカルパスを工期の29日 ー 26日 = 3日を短縮する。
クリティカルパスEを4日、Gを1日だけ短縮可能で、Bは短縮できない。
このため、次の図のように、作業Gを1日、作業Eを2日および作業Hを1日短縮する。

問題7 解答短縮図.jpg

問題8

図のネットワークで示される工事について、次の問に答えよ。なお、図において矢線の上段へ作業名、下段は所要日数を示す。

問題8 ネットワーク.jpg

[ 1 ]
作業 L の最早開始時刻を求めよ。

[ 2 ]
作業 I の最遅終了時刻を求めよ。

[ 3 ]
作業 K のトータルフロートを求めよ。

[ 4 ]
作業 J を4日間短縮し、作業 B を3日間及び作業 H を5日間それぞれ延長した場合、次の問に答えよ。

( 1 )
当初の所要工期より何日間短縮又は延長するか。

( 2 )
その場合のクリティカルパスを
AーBーCのように作業名を示せ。


解答例・解説

ネットワークを解くと次のようになる。

問題8解答ネットワーク.jpg

[ 1 ]
作業 L の最早開始時刻:19日

[ 2 ]
作業 I の最遅終了時刻:23日

[ 3 ]
作業 K のトータルフロート:
㉗ ー ( [16] + 8 ) = 3 より 3日

[ 4 ]
作業 J を4日間短縮し、作業 B を3日間及び作業 H を5日間延長してネットワークを解くと、次のようになる。J は7日、Bは7日、Hは8日となる。

問題8解答延長工期.jpg

( 1 )工期は当初より5日間延長

( 2 )クリティカルパスは
B → E → H → K → N
となる。

問題9

図のネットワークにおいて、次の問いに答えよ。

問題9ネットワーク.jpg

問題9所要日数表.jpg

[ 1 ]
( 1 )クリティカルパスを、AーBーCのように
作業名で示せ。

( 2 )所要工期は何日か。

( 3 )作業Eのフリーフロートは何日か。

[ 2 ]
作業Gが4日延びた場合、所要工期は何日延びるか。

[ 3 ]
工期を変えずに山崩しを行い、1日当りの最大人数をできるだけ少なくすると、その人数は何人になるか。


解答・解説

ネットワークを解くと、次のようになる。

問題9解答ネットワーク.jpg

[ 1 ]
( 1 )クリティカルパスは、
A → C → F → J → K
となる。

( 2 )所要工期:19日

( 3 )作業Eのフリーフロート:
FF = [9] ー ( [3] + 4 ) = 2 より 2日

[ 2 ]
作業GのTF = 3 なので、4日延長すると、
4 ー TF(3) = 1 より 1日延長する。

[ 3 ] 最大 9人

問題9山積み.jpg

問題9山崩し.jpg

1級建築施工管理技士 二次検定 仕上工事 攻略法

仕上げ工事 攻略法

実地(演習問題①)

問01 仕上げ工事全般
・シーリング工事
・ガラスはめ込み工法
・RC造 内断熱と外断熱
・塗装工事 シーラー
・PCa (石張り)
・PC カーテンウォール ファスナー形式
・軽量鉄骨壁下地
・タイル目地 ムーブメント

問02 仕上げ工事全般
・タイル工事 密着張り工法
・木材の密度
・コンクリート工事 ルーフドレインの取付け
・コンクリート壁のモルタル塗り
・アルミニウム製建具の取付け
・軽量鉄骨天井下地
・カーペットの接着剤
・合成樹脂調合ペイント
・舗装工事 アスファルト

実地(演習問題②)

問03 仕上げ工事全般
・アスファルト防水のコンクリート下地
・壁紙張りの下地シーラー
・あと施工アンカー
・亜鉛めっき面塗装の素地ごしらえ

問04 仕上げ工事全般
・外壁タイル モルタル剥離防止対策
・シーリング材の種類
・集合住宅の乾式遮音耐火間仕切壁

問05 仕上げ工事全般
・露出アスファルト防水
・張り石工事 石材製品検査
・アルミニウム製建具 性能項目

実地(演習問題③)

問06 仕上げ工事全般
・合成高分子系ルーフィング防水
・屋根工事 長尺金属板
・セルフレベリング
・アルミニウム製建具 枠アンカー
・内装合成樹脂エマルション系薄付け仕上塗材
・グリッパー工法
・カーテンウォールのファスナー形式
・外壁改修 タイル部分張替え工法

問07 仕上げ工事全般
・防水工事 保護コンクリート 絶縁用シート
・二丁掛けタイル 密着張り
・せっこう系接着直張り工法
・アルミサッシ 枠回り充填モルタル

問08 仕上げ工事全般
・非加硫ゴム系ルーフィング
・タイル密着張り工法
・甲種防火シャッター
・合成樹脂調合ペイント
・熱線吸収板ガラス はめ込み工法

実地(演習問題④)

問09 仕上げ工事全般
・ALC板等へのアルファルト防水
・壁モルタル塗り
・タイル圧着張り
・油性調合ペイント
・網入りガラスの小口処理

問10 仕上げ工事全般
・フラーズぜい化点
・モルタル塗り各層の調合
・グリッパー工法の仕舞
・アスファルトルーフィングの継目
・アルミニウム製建具の品質

問11 仕上げ工事全般
・ガラス工事 バックアップ材
・エッチングプライマー
・ユニットタイル改良積上げ張り
・ALCパネル下地 防水用プライマー
・ビニル床タイル張り

問12 仕上げ工事全般
・屋上アスファルト防水工事
・タイル型枠先付け工法
・モルタル 混和剤
・アルミサッシ取付 防水モルタル充填方式
・合成樹脂調合ペイント 塗膜流れの原因

実地(演習問題⑤)

問13 仕上げ工事全般
・防水工事用アスファルト 針入度指数
・建具の気密性、水密性
・外壁タイル密着張り工法
・ウィルトンカーペットのはぎ合わせ
・ウレタン樹脂塗り床

問14 仕上げ工事全般
・陶磁器質タイル張りの改良積上げ張り工法
・壁のモルタル塗り
・アルミニウム製建具 周囲充填用モルタル
・塗装工事 塗装表面のしわの原因
・ビニル床シート張り等の接着剤

問15 雨がかりとなる外壁 窓回り

1級建築施工管理技士 二次検定 施工管理【 演習問題04 】

【 演習問題04 】

問題10

図のネットワークにおいて、次の問に答えよ。

問題10ネットワーク.jpg

[ 1 ]
クリティカルパスを、
A→B→Cのように作業名で答えよ。

[ 2 ]
所要工期は何日か。

[ 3 ]
作業Dのトータルフロートは何日か。


解答・解説

ネットワークを解くと次のようになる。

[ 1 ]クリティカルパス:
A → C → E → F → H → K → M

[ 2 ]工期:48日

[ 3 ]作業Dのトータルフロート:
TF = ㉘ ー ( [ 5 ] + 6 ) = 17日

問題11

図のネットワークについて、次の問に答えよ。
なお、図において矢線の上段は作業名、下段は所要日数を示す。

問題11ネットワーク.jpg

[ 1 ]
工期を求めよ。

[ 2 ]
作業 A の最遅終了時刻を求めよ。

[ 3 ]
作業Dのトータルフロートを求めよ。

[ 4 ]
作業Dのフローフロートを求めよ。

[ 5 ]
着工後 7日の作業を終えた段階で工程のフォローアップを行ったところ、各作業の残所要日数は次の表のとおりとなった。
所要工期は何日になるか。

問題11残所要日数.jpg


解答例・解説

ネットワークを解くと次のようになる。

問題11解答ネットワーク.jpg

[ 1 ]工期:26日

[ 2 ]作業 A の最遅終了時刻:9日

[ 3 ]作業Dのトータルフロート
TF = ⑰ ー ( [7] + 8 ) = 2日

[ 4 ]作業Dのフローフロート
FF = ⑯ ー( [7] + 8 ) = 1日

[ 5 ]
7日目以降のフォローアップのため
工期を求める。

3日間工期が延びて、
工期29日となる。

問題11解答修正ネットワーク.jpg

★監理技術者とは

監理技術者とは?

建設業法により、
全ての現場には「主任技術者」を配置する必要があり(法第26条第1項)、また、元請け建設業者は、下請契約の額が4000万円以上(建築一式工事の場合は6000万円以上)の場合は、「主任技術者」に代えて「監理技術者」を配置しなければならない。(法第26条第2項)

その上で、主任技術者、監理技術者となり得る国家資格等を規定しており、例えば、建築工事では主任技術者は、一級又は二級建築士、1級又は2級建築施工監理技士、監理技術者は、一級建築士又は 1級建築施工監理技士である。

> 主任技術者、監理技術者となり得る国家資格等

主任技術者及び監理技術者の職務等は、施工計画の作成、工程管理、品質管理及び技術上の管理及び技術上の指導監督であり、「それらを誠実に行わなければならない。」と規定されている。

また、作業に従事する者は、主任技術者又は監理技術者が その職務として行う指導に従わなければならない。とも規定されている。(法第26条第3項)

以上のように、主任技術者、監理技術者の果たすべき役割は重大であるので、請負代金額によっては、法令の定めにより「専任」義務を負う。「専任」とは、兼任を認めないことであり、元請下請に関わりなく継続的に工事現場に置かれてなければならない。

(法第27条)
専任義務が必要な工事は、戸建ての個人住宅を対象とする工事を除いて、請負代金の額が3500万円(建築一式工事の場合は、7000万円)以上の工事。

> 技術者制度 Q&A

以上が、建設業法による監理技術者の規定であるが、
一般的には、現場作業所の中では、次席にあたる者が監理技術者となっている場合が多い。

現場作業所内においては、作業所所長が建設現場の経営責任があり、技術的な責任は監理技術者になる。

大雑把にいうと、
現場所長は
【 CEO(Chief Executive Officer):最高経営責任者】、
監理技術者は
【COO(Chief Operation Officer):最高執行責任者】
に近いもの。

設計事務所でいう、経営者と管理建築士にあたるもの。

欧米社会とは契約システム上異なるので、ピタリと当てはまる訳語は難しいが、現場所長 =Construction site director、
現場代理人=Site agent、監理技術者=Supervisor Engineer

工事監理者は、Construction Supervisorとなります。

1級建築施工管理技士 二次検定 施工管理【 演習問題05 】

【 演習問題05 】

問題12

ネットワーク工程表の特徴を4点簡潔に記述せよ。


解答例

①作業の相互関係が明確である。

②重点管理作業が明確である。

③資源の配分を平滑化でき合理的に計画できる。

④工程の遅れに対して、フォローアップが合理的に的確にできる。

問題13

図のネットワークで示される工事について、次の問いに答えよ。
なお、図において矢線の上段は作業名、下段は所要日数、( )内はそれぞれの作業に必要な1日当たりの作業従事者数である。

問題13ネットワーク.jpg

[ 1 ]
作業Aのトータルフロートを求めよ。

[ 2 ]
作業Fのフローフロートを求めよ。

[ 3 ]
作業Gの最早終了時刻を求めよ。

[ 4 ]
最早開始時刻の場合の山積みを作図せよ。
なお、図中においてクリティカルパスとなっている作業を斜線で示せ。

問題13山積み図の作成表.jpg


解答・解説

ネットワークを解く

問題13解答ネットワーク.jpg
[ 1 ]作業Aのトータルフロート:
TF = ⑫ ー ( [0] + 6 ) = 6日

[ 2 ]作業Fのフローフロート:
FF = [23] ー ([14] + 7 ) = 2日

[ 3 ]作業Gの最早終了時刻
[14] + 6 = 20日

[ 4 ]クリティカルパス B → E → H → I の各作業を底辺に描いて、フロートのある作業は最早開始時刻で作業を行わせるようにする。

問題13解答 山積み.jpg

1級建築施工管理技士 二次検定 仕上工事【演習問題01】

【 演習問題01 】

問題1

次の[ 1 ]~[ 8 ]の記述において、各記述ごとに下線部のうち最も不適当な箇所を1つあげ、適当な語句を解答欄に記入しなさい。

[ 1 ]
壁のシーリングにおいて、目地幅が狭いとムーブメントの作用時に、シーリング材に損傷を与えやすい。
また、目地幅が狭すぎるプライマーの塗布やシーリング材の充填などが不十分となり、ムーブメント追従性、耐久性、硬化性に故障が発生する。

[ 2 ]
ガラスのはめ込み工法のうち、グレイジングチャンネル構法は止水性や排水性が期待できない。
また、弾性シーリング材構法の場合でも、必ずしも止水性を期待できないので、浸入した水を排除するため、セッティングブロックを設ける必要がある。

[ 3 ]
鉄筋コンクリート造建築物において、内断熱は外断熱に比べて、暖房時の表面結露に対し一般的に不利である。
内断熱工法では、断熱層を貫通するセパレータなど、コールドドラフトとなるおそれのある箇所には断熱補強を施す必要がある。
また、内断熱工法での内部結露に対しては、断熱材の室内側に防湿層を設けることが有効である。

[ 4 ]
塗装工事におけるコンクリート面に塗るシーラーは、色むらや肌むらなどを防止するほか、プリージングの発生を防止し、素地側からアルカリがしみ出るの防ぐ機能もつ。
また、シーラーには、脆弱な表層に含浸して表面強度を補強し、同時に中塗りや上塗り塗料の接着性の向上を図る役割を持つものがある。

[ 5 ]
石先付けプレキャストコンクリートで使用される石裏面処理剤には、水分が石表に出てくる経路を遮断して濡れ色や白華の発生を防止するほか、石材の劣化やコンクリートの乾燥収縮などに対する相互挙動の緩衝層として作用をする目的がある。
さらに、天然の材料である石材の目に見えないきずに伴うひび割れによる石材片の剥離に対し、シアコネクターの補助的役割としての接着性の向上も目的の1つである。

[ 6 ]
PCカーテンウォールにおけるファスナー形式のうち、ロッキング形式はパネルを固定させることにより、またスライド形式は上部あるいは下部ファスナーのどちらかをルーズホールでスライドさせることにより、層間変位に追従させるものである。

[ 7 ]
軽量鉄骨壁下地の施工において、天井下地にランナーを取り付ける場合、ランナーと野縁が平行している部分は、ランナーを吊りボルトに溶接で固定する。また、鉄骨梁に取り付ける場合は、先付け金物を溶接しておき、耐火被覆のにランナーを取り付ける。

[ 8 ]
タイル目地はタイルの形や寸法の誤差を吸収し、タイル間のムーブメントの緩和層としての機能を持つものである。従って、突付け目地は躯体のムーブメントを吸収できず、タイルの欠けや剥離が生じやすい。
一方、目地材の充填は、タイルのムーブメント、下地や躯体の乾燥収縮などタイルに影響与えるムーブメントをタイル小口へのせん断応力として作用させることにより、タイル裏面に生ずる応力を緩和する機能を持つ。


解答例

  不適当な箇所 適当な語句
[ 1 ]   ③   接着性
[ 2 ]   ③   溝下端部に水抜き穴
[ 3 ]   ②   コールドブリッジ(冷橋)
[ 4 ]   ①   エフロレッセンス
[ 5 ]   ②   熱膨張
[ 6 ]   ①   回転させる
[ 7 ]   ②   野縁受け
[ 8 ]   ③   圧縮応力

問題2

仕上げ工事に関する次の記述において、下線部のうち最も不適当な箇所を各問題ごとに1箇所指摘し、適当な語句または数値を記入せよ。

[ 1 ]
壁タイルの密着張りでは、張付けモルタルは下地側に塗り、塗り付ける面積は2m2以内とする。また、タイルの張付けは、下方より上方へと行い、タイルの表面から目地の表面までの目地深さは、タイル厚さの1/2以内とする。

[ 2 ]
木材の密度は、通常繊維飽和状態の密度で表し、このときの含水率は約15%である。
集成材とは、ひき板などをその繊維方向にお互いにほぼ平行にして接着したものである。

[ 3 ]
コンクリートの陸屋根に設けるたて引き型のルーフドレインは、つばの天端レベルを周辺のコンクリート天端に対して下げて取り付ける。また、ドレインはパラペットの立上がり部分に近接して取り付けないようにする。
なお、ドレインは、後付けで取り付ける方が良い。

[ 4 ]
コンクリート壁のモルタル塗りにおいて、セメント混和用ポリマーは、上塗りモルタルに用い、吸水調整材は下地コンクリート面に使用する。また、モルタルにはメチルセルロースなどの保水剤を用いると作業性が良くなる。

[ 5 ]
外部のコンクリート壁にアルミニウム製建具を取り付ける場合、建具枠をサッシアンカーに溶接後、建具の取付けに使用した仮止め用くだびは、取り除かないで、防水モルタルを詰める。この防水モルタルに、塩化カルシウム系の防水剤を使用すると、金属の腐食を促進する。
なお、一般のアルミニウム製建具に複合皮膜を施した場合、モルタルと接する部分に必要な耐アルカリ性の処理を省略できる

[ 6 ]
軽量鉄骨天井下地に用いる野縁や野縁受けの防せい処理は、JIS規格品では、電気亜鉛めっきとしている。
野縁と野縁受けは、クリップで取り付け、野縁は野縁受けから150mm以上はね出さないようにする。

[ 7 ]
カーペットの施工に使用する接着剤の品種としては、酢酸ビニル樹脂系溶剤形、アクリル樹脂系エマルジョン形、ゴム系ラテックス系接着剤等がある。
室温が低い場合は接着剤の硬化が遅れ、アクリル樹脂系エマルション形接着剤では凍結することもあり、ゴム系ラテックス形接着剤は、接着力が比較的小さく接着性能の維持などに問題がある。
なお、タイルカーペットを張る場合のオープンタイムは、一般に不要である。

[ 8 ]
合成樹脂調合ペイントは、塗装作業が容易である。また、耐候性の点で2液形前ポリウレタンエナメルより劣る
合成樹脂エマルションペイントは、大気汚染や中毒の危険性がない。また、水による希釈はできない
塩化ビニル樹脂エナメルは、耐水性に優れている。また、溶剤臭が強く臭気のこもる箇所では、換気を十分にしなければならない。

[ 9 ]
舗装工事に用いられるアスファルトは、ストレートアスファルトである。また、シールコートは路盤の防水性を高め、その上に舗装するアスファルト混合物層とのなじみを良くするために、路盤上に瀝青材料を散布したものである。
加熱アスファルト混合物の敷均しは、アスファルトフィニッシャーを使用するが、狭い場所は人力施行で行う。

解答例

  不適当な箇所 適当な語句
[ 1 ]   ②   上方から下方
[ 2 ]   ①   気乾
[ 3 ]   ③   先付け
[ 4 ]   ①   下地処理
[ 5 ]   ①   取り除き
[ 6 ]   ①   溶融亜鉛
[ 7 ]   ③   必要
[ 8 ]   ②   できる
[ 9 ]   ②   プライムコート

 

1級建築施工管理技士 二次検定 施工管理【 演習問題06 】

【 演習問題06 】

問題14

品質管理において、建設現場で発生する問題点を把握するために用いる図、または手法の名称(QC7つ道具)を5つあげよ。


解答例

QC7つ道具を以下にあげる。
①ヒストグラム
②管理図
③チェックシート
④パレート図
⑤特性要因図
⑥相関図(散布図)
⑦層別分布図


問題15

次の時点において、品質管理のために行う試験または検査名をそれぞれ2つ記述せよ。

[ 1 ]コンクリートの荷卸し時

[ 2 ]鉄筋のガス圧接完了後

[ 3 ]鉄骨の現場溶接完了後

[ 4 ]外壁のタイル張り完了後


解 答

[ 1 ]コンクリートの荷卸し時
①スランプ試験 ②空気量試験

[ 2 ]鉄筋のガス圧接完了後
①外観検査   ②引張強度試験

[ 3 ]鉄骨の現場溶接完了後
①外観検査    ②超音波探傷試験

[ 4 ]外壁のタイル張り完了後
①打診検査    ②接着力試験


問題16

コンクリート下地の塗装に関する特性要因図において、[   ]内の番号に当てはまる語句を下の語群より選び記入せよ。

問題16特性要要因図.jpg

リフティング AE剤  骨材種類 下地材齢
吸込み程度 チョーキング 打込み量


解 答

①骨材種類(材料)
②打込み量(施工)
③吸込み程度(仕上がり品膣)
④下地材齢(下地の調査項目)

C.F.
チョーキング:
塗装が紫外線により劣化して光沢を失い、細かい粒子となって離脱する現象。

1級建築施工管理技士 二次検定 仕上工事【演習問題02】

【 演習問題02 】

問題3

仕上げ工事に関する次の問に答えよ。

[ 1 ]
屋上のアスファルト防水のコンクリート下地について、防水施工前確認すべき事項3つ記述せよ。

[ 2 ] 
壁紙張りの下地にシーラーを塗る目的2つ記述せよ。

[ 3 ]
コンクリートにあと施工アンカーをして使用する金属拡張アンカー又は接着系アンカーについて、どちらか1つ選び、強度を確保するために施工上留意すべき事項2つ記述せよ。

[ 4 ]
鉄部の亜鉛めっき面に塗装する場合、素地ごしらえの中で行う処置2つ記述せよ。


解答例

[ 1 ]
防水施工前の確認事項を3つ記す。

①下地コンクリート面の凹凸の状態の確認。
②下地コンクリートの亀裂の状態の確認。
③下地コンクリートの含水率の確認。

[ 2 ]
下地処理としてのシーラー塗布の目的を2つ記す。
①壁紙の接着性の向上を目的とする。
②表面仕上げ面の平滑性の確保を目的とする。

[ 3 ]
( 1 )金属拡張アンカーの施工上の留意すべき事項を2つ記す。
①ドリル径とせん孔深さの確認。
②打音試験またはトルク値による支持強度の確認

( 2 )接着系アンカーの施工上の留意すべき事項を2つ記す。
①接着剤の流動性の確認。
②接着剤の充填状態の確認。

[ 4 ]
鉄部の亜鉛めっき面の素地ごしらえの処置を2つ記す。
①表面の油類の付着成分を石けんと水で洗い流す。
②エッチングプライマーまたはウォッシュプライマーを塗布する。

問題4

仕上げ工事に関する次の問に答えよ。

[ 1 ]
外壁のタイル張り工事において、コンクリート面に下地モルタルを塗る場合、モルタルの剥離防止のための対策を、下地コンクリート面の処理と、下塗りモルタルについて具体的に記述せよ。
ただし、コンクリートの寸法精度は良好で豆板などはないものとする。

[ 2 ]
シーリング工事において、次にあげる外部の被着体に最も適したシーリング材の種類を、目地周辺を汚染させないことも考慮して、記入せよ。
解答例:
塗装仕上げを行うコンクリート打継ぎ目地
→ 1成分形ポリウレタン系
 ①動きの大きい金属カーテンウォール
のパネル目地
②湿式工法の石張りの目地

[ 3 ]
集合住宅の戸境壁に、せっこうボードを用いた大臣認定の乾式遮音耐火間仕切壁を施工する場合、遮音性能を確保するための施工段階の留意事項2つ記述せよ。


解答例

[ 1 ]
下地コンクリート面の処理と、下塗りモルタルについて具体的に記す。

①下地コンクリート面の表面のレイタンスは、デッキブラシなどで水洗いして十分に除去する。

②下塗りモルタルとして、厚さ7mm程度を下地コンクリートに適度の湿りを与えて塗り付ける。

[ 2 ]
シーリング材の種類と名称を記述する。

①動きの大きい金属カーテンウォールのパネル目地には、2成分形変成シリコーン系シーリング材を用いる。

②湿式工法の石張りの目地には、2成分形ポリサルファイド系シーリング材を用いる。

[ 3 ]
集合住宅の戸境壁について(告示1827号(昭和45年))の施工段階の留意事項を2つ記す。
①せっこうボードの厚さは12mm以上であることを確認する。
②せっこうボードの継目をすき間なく張付けるか、継目処理工法を用いる。

問題5

仕上げ工事に関する次の問に答えよ。
[ 1 ]
露出アスファルト防水工事の完成時に確認する項目を箇条書きで3つ記述せよ。

[ 2 ]
張り石工事における石材製品検査時に確認する項目を箇条書きで2つ記述せよ。

[ 3 ]
建具工事において、アルミニウム製建具の性能項目を気密性以外で2つ記述せよ。

解答例
[ 1 ]
露出アスファルト防水工事の完成時に確認事項を3つ記す。

①ふくれ、浮きなどの異常の有無の確認。
②水はけの良否と、水溜の有無の確認。
③防水層立上がり端部押え金物の適・否およびコーキングの適・否の確認。

[ 2 ]
石材製品検査時に確認事項の2つ記す。

①石の形状、寸法の確認。
②石材の欠陥の有無、色合い、仕上り状態の確認。

[ 3 ]
アルミニウム製建具の性能項目を気密性以外で2項目を記す。

①耐風圧性
②水密性

1級建築施工管理技士 二次検定 仕上工事【演習問題03】

【 演習問題03 】

問題6

次の記述において、各記述ごとの①から③の下線部の語句のうち最も不適当な箇所番号1つあげ、適当な語句を解答欄に記入せよ。

[ 1 ]
合成高分子系ルーフィングシート防水の接着工法におけるシートの張付けは、原則として水上側のシートが水下側のシートの①上になるように行い、下地に②部分接着とし、できるだけシートに③引張りを与えないよう、また、しわのできないよう注意して行う。

[ 2 ]
屋根工事において、長尺金属板を現場等で折曲げ加工する場合、塗装又はめっき及び地肌にき裂が生じないように切れ目を①入れて折り曲げる。また、耐酸被覆鋼板を冬季に折り曲げ加工するときは、材料を②加温してから加工する。
長尺金属板はこはぜ掛けとする場合は、③毛細管現象による雨水の侵入を防ぐように、はぜの折返し寸法と角度に注意する。

[ 3 ]
内装の床張物下地をセルフレベリング材塗りとする場合、軟度を一定に練り上げたセルフレベリング材を、レベルに合わせて流し込む。流し込み中はできる限り通風を①良くして作業を行う。施工後の養生期間は、冬期間は②14日以上とし、施工場所の気温が③5℃以下の場合は施工しない。

[ 4 ]
アルミニウム製建具工事において、枠のアンカー取付け位置は、枠の隅より150mm内外とし、中間の間隔を①500mm以下とする。
くつずりをステンレス製とする場合は、厚さ②1.5mmを標準とし、仕上げはNo.2B又はHLとする。また、一般的に、破損及び発音防止のためのくつずり裏面のモルタル詰めは、取付け③後に行う。

[ 5 ]
内壁のセメントモルタル下地面を内装合成樹脂エマルション系薄付け仕上塗材仕上げとする場合、下地表面は①金ごて仕上げ又は木ごて仕上げとし、吹付けとするときは、スプレーガンのノズルは下地面に対して直角に吹付けられるように、やや②下向きに保ち、一様に吹付け、主材塗り2工程の工程内間隔時間は③2時間以上とする。

[ 6 ]
カーペット敷きのグリッパー工法では、グリッパーは、カーペットの厚さに応じて壁際からのすき間を均等に取り、打ち付ける。下敷き用フェルトはグリッパーの厚さと同等か、やや①厚いものを選択し、敷き込みに当たっては、すき間などのないように②突き付けて敷き込み、フェルトの端部はグリッパーに③重ねるようにする。

[ 7 ]
PCカーテンウォールのファスナー形式には、スライド形式、ロッキング形式、固定形式がある。ロッキング形式はPCパネルを①回転させることにより、また、スライド形式は上部、下部ファスナーの②両方をルーズホールなどで滑らせることにより、PCカーテンウォールを③層間変位に追従させるものである。

[ 8 ]
外壁改修のタイル部分張替え工法において、ポリマーセメントモルタルを用いて張り付ける場合、調整済みの下地とタイルの両方にポリマーセメントモルタルを塗布し、直ちにタイルを張り付けて、目地詰めまで通常①8時間以上衝撃を与えないように養生する。
目地深さはタイル厚の②1/2以下とし、目地詰め後は衝撃を与えないように通常③3日以上は養生する。


解答例

  不適当な箇所 適当な語句
[ 1 ]   ②   全面
[ 2 ]   ①   入れずに
[ 3 ]   ①   なくして
[ 4 ]   ③   前
[ 5 ]   ②   上向き
[ 6 ]   ③   重ねない
[ 7 ]   ②   片方
[ 8 ]   ①   24

問題7

次の問いに答えなさい。
[ 1 ]
屋上の防水工事において、保護コンクリートを打設する場合に用いる絶縁用シートについて、施工上の留意事項を2つ、具体的に記述せよ。

[ 2 ]
外部のコンクリート壁に二丁掛けタイル(227×60)を密着張りで張るときの施工上の留意事項を2つ、具体的に記述せよ。
ただし、下地及びタイルの割付けに関する記述は除くものとする。

[ 3 ]
内部のコンクリート壁にせっこうボードをせっこう系接着剤直張り工法で張るときの施工上の留意事項を2つ、具体的に記述せよ。

[ 4 ]
コンクリートの外壁にアルミサッシの枠を取り付けるとき、枠回りの充填モルタルを施工する前に行う取付け精度の検査項目をその計測方法とともに2つ、具体的に記述せよ。
ただし、検査項目の重複は不可とする。
なお、取り付けるサッシは幅1,800mm、高さ1,800mmの引違いサッシとする。

解答例
[ 1 ] 絶縁シート

①絶縁用シートは、立上がり面に30mm程度張り上げる。

②絶縁用シートの重ね幅は、70〜100mmで敷き込み、粘着テープで固定する。

[ 2 ] 二丁掛タイル密着張り

①密着張りはタイル張り用振動機(ヴィブラート)を用い、タイルをモルタル中に埋め込み、目地部にモルタルを盛り上がらせ、目地を仕上げる。

②タイルの張付けは、上部より下部に張り進める。

[ 3 ] せっこう系接着剤直張り工法

①ボードの下部は、吸湿を防止するため、10mm程度浮かして張り付ける。

②接着剤の1回に練る分量は、練混ぜ後1時間以内で使い切るものとする。

[ 4 ] アルミサッシ枠の取り付け精度検査項目

①サッシの鉛直方向のたおれは、下げ振を使用して測定する。

②サッシ面のゆがみは、サッシの対角寸法を測定する。

問題8

仕上げ工事に関する次の記述において、下線部①又は②のうち間違っている箇所を各文において1箇所指摘し、正しい語句を記入せよ。

[ 1 ]
合成高分子系ルーフィング防水における、非加硫ゴム系ルーフィングの張付けでは重ね幅は、縦を100mm以上、横を①50mm以上とする。
また、下地への張付けは②全面接着とする。

[ 2 ]
タイル密着張り工法では、張付けモルタルの下地面への塗付けは二度塗りとして、その塗厚を①7mm程度とし、塗り付ける面積は②4m2以内とする。

[ 3 ]
甲種防火戸として使用するシャッターは、①スラットの鋼板の厚さは②1.2mm以上としなけばならない。

[ 4 ]
合成樹脂調合ペイント塗りにおいて塗膜が流れる原因は、①薄塗りし過ぎた場合、②希釈し過ぎた場合などである。

[ 5 ]
熱線吸収板ガラスのはめ込み工法において、熱割れ防止するためにガラスの切断を①クリアカットとするのは、日射等による膨張でガラス周辺部に②圧縮力が生じ、割れやすくなるためである。

解答例

  誤りの部分 正しい語句
[ 1 ]   ①   70
[ 2 ]   ②   2
[ 3 ]   ②   1.5
[ 4 ]   ①   厚塗りし過ぎた
[ 5 ]   ②   熱割れ