2.共通
1°.設備
1-1.給水設備等
1-2.排水設備
1-3.空気調和設備
1-4.電気設備
1-5.消火設備
1-6.その他設備
一次検定 共通 設備 1-1.給水設備等
1級建築施工管理技士
学科対策 過去問題【 重要ポイント 】
2.共通
1°.設備
1-1.給水設備等
下記の正誤を判断せよ。
①水道直結直圧方式は、上水道の配水管から引き込み、直接各所に給水する方式である。
答え
◯
[ 解説 ]
水道直結直圧方式
②高置水槽方式は、受水槽の水をポンプで建物高所の高置水槽に揚水し、この水槽から重力によって各所に給水する方式である。
答え
◯
③圧力水槽方式は、受水槽の水をポンプで圧力水槽に送水し、圧力水槽内の空気を圧縮・加圧して、その圧力によって各所に給水する方式である。
答え
◯
④ポンプ直送方式は、水道引込み管に増圧ポンプを接続して、各所に給水する方式である。
答え
×
[ 解説 ]
ポンプ直送方式は、受水槽の水を給水ポンプで直接加圧して建物内部の必要な箇所へ直送する方式である。設問の記述は、水道直結増圧方式である。
⑤超高層建築における給水系統は、中間水槽や減圧弁を用いてゾーニングを行う。
答え
◯
⑥上水の給水系統は、クロスコネクションをしてはならない。
答え
◯
⑦ウォーターハンマーの防止のため、流速を減ずるよう配管の管径を太くする。
答え
◯
[ 解説 ]
エアチャンバーは給水管内の水の流れを急閉したときに生ずるウォーターハンマーの水撃圧を吸収する装置である。
⑧給水タンクの内部に入って保守点検を行うために設ける円形マンホールの最小内法直径は、45㎝である。
答え
×
[ 解説 ]
給水タンクには、ボールタップなどの保守点検及び水槽内の清掃・塗替えなどに便利な位置に、内径600mm以上のマンホールふたを設ける。
一次検定 共通 設備 1-2.排水設備
1級建築施工管理技士
学科対策 過去問題【 重要ポイント 】
2.共通
1°.設備
1-2.排水設備
下記の正誤を判断せよ。
①配水トラップの深さは、阻集器を兼ねるものを除き、5~10㎝とする。
答え
◯
②通気管は、サイホン作用によるトラップの封水切れを防止するために設けられる。
答え
◯
[ 解説 ]
・通気弁を有しない通気管の末端は、屋根を貫通して大気中に開口する場合、屋根面から20㎝以上立ち上げる。
・雨水排水立て管は、汚水排水管若しくは通気管と兼用し、又はこれらの管に連結してはならない。
③屋内の自然流下式横走り排水管の最小勾配は、管径φ100mmの場合、1/100とする。
答え
◯
④排水再利用配管設備は、塩素消毒その他これに類する措置を講ずれば、水栓に排水再利用水である旨の表示を必要としない。
答え
×
[ 解説 ]
排水再利用配管設備は、塩素消毒をの他これに類する措置を講じた場合でも、水栓に排水再利用水であることを示す表示をする。
⑤給排水管は、エレベーターの昇降路内に設けることができる。
答え
×
[ 解説 ]
給排水管は、エレベーターの昇降路内に設けてはならない。
(屋外排水設備)
⑥排水管と給水管とを平行にして埋設する場合は、原則として両配管の間隔を500mm以上とし、排水管は給水管の下方に埋設する。
答え
◯
⑦構内舗装道路下の排水管には、遠心力鉄筋コンクリート管の外圧案を使用した。
答え
◯
[ 解説 ]
遠心力鉄筋コンクリート管の排水管は、一般に、埋設は下流部より上流部に向けて行い、勾配は1/100以上とする。
⑧浸透トレンチの施工において、掘削後は浸透面を締め固め、砕石等の充填材を投入した。
答え
◯
[ 解説 ]
浸透トレンチの施工において、地盤の浸透機能を低下させないため、浸透面を締め固めないものとし、掘削後は床付けを行わず、直ちに砕石等の充填材を投入する。
⑨管渠の排水方向や管径が変化する箇所及び管渠の合流箇所には、ます又はマンホールを設ける。
答え
◯
⑩雨水用排水ます及びマンホールの底部には、排水管等に泥がたまらないように深さ50mm以上の泥だめを設ける。
一次検定 共通 設備 1-3.空気調和設備
1級建築施工管理技士
学科対策 過去問題【 重要ポイント 】
2.共通
1°.設備
1-3.空気調和設備
下記の正誤を判断せよ。
①空気調和機は、一般にエアフィルタ、空気冷却器、空気加熱器、加湿器及び送風機で構成される。
答え
◯
②圧縮式冷凍機は、圧縮機、凝縮器、膨張弁、蒸発器の4つの主要部分から構成さる。
答え
◯
③冷却塔は、冷凍機内で温度上昇した冷却水を空気と直接接触させて、気化熱により冷却する装置である。
答え
◯
④パッケージユニットは、機内に冷凍機を内蔵するユニット形空調機である。
答え
◯
⑤ファンコイルユニット方式の2管式配管は、4管式に比べてゾーンごとの冷暖房同時運転が可能で、室内環境の制御性に優れている。
答え
×
[ 解説 ]
ファンコイルユニット方式の2管式は季節ごとに冷房と暖房を切り替える必要があり、4管式はゾーンごとの冷暖房同時運転が可能で室内環境の制御性に優れている。
⑥単一ダクト方式におけるCAV方式は、負荷変動に対して風量を変える方式である。
答え
×
[ 解説 ]
単一ダクト式のCAV方式は、定風量方式ともいい、空調機で処理した空気を各階・各室に送る方式で、風量は常に一定である。
単一ダクト方式におけるVAV方式(変風量方式)は、負荷変動に応じて供給風量が制御される方式である。
⑦二重ダクト方式は、2本のダクトで送風された温風と冷風を、末端の混合ユニットで負荷に応じて混合して吹き出す方式である。
答え
◯
[ 解説 ]
一次検定 共通 設備 1-4.電気設備
1級建築施工管理技士
学科対策 過去問題【 重要ポイント 】
2.共通
1°.設備
1-4.電気設備
下記の正誤を判断せよ。
①電圧の種別で低圧とは、直流にあっては600V以下、交流にあっては400V以下のものをいう。
答え
×
[ 解説 ]
電圧の種別で低圧とは、直流にあっては750V以下、交流にあっては600V以下のものをいう。
②電線の太さは、許容電流、電圧降下及び機械的強度から決められる。
答え
◯
③フロアダクトは、使用電圧が300V以下で、屋内の乾燥した場所の床埋込配管に使用される。
答え
◯
[ 解説 ]
フロアダクト内やセルラダクト内では、原則として、電線に接続点を設けない。
④バスダクトは、電流の容量の大きい幹線に使用される。
答え
◯
⑤合成樹脂管内、金属管内及び可とう電線管内では、電線に接続店を設けてはならない。
答え
◯
⑥大型の動力機器が多数使用される場合の電気方式には、単相3線式100V/200Vが用いられる。
答え
×
[ 解説 ]
大型の動力機器が多数使用されている工場や一般ビルの幹線として用いられるのは、三相3線式200V又は三相4線式であり、単相3線式100/200Vは比較的容量の大きい照明・コンセント用の幹線に用いられる。
⑦低圧屋内配線における電線の接続は、原則としてアウトレットボックスなどの内部で行う。
答え
◯
⑧低圧屋内配線のための金属管の厚さは、コンクリートに埋込む場合、1.2mm以上とする。
答え
◯
⑨低圧屋内配線の使用電圧が300Vを超える場合、金属製の電線接続箱には接地工事を施す。
答え
◯
⑩ ケーブルラックでは、ラックの金属製部分には、接地工事を施してはならない。
答え
×
[ 解説 ]
ケーブルラックでは、ラックの金属部分には、原則として、使用電圧が300V以下の場合には、D種接地工事を、300Vを超える場合にはC種接地工事を施す。