平成28年1級建築施工管理技士 実地検定 問題2 解答解説

平成28年度 1級建築施工管理技術検定 実地 問題2

問題2
次の 1.から 3.の設備又は機械を安全に使用するための留意事項を、それぞれ 2 つ具体的に記述しなさい。
ただし、解答はそれぞれ異なる内容の記述とし、保護帽や安全帯などの保護具の使用、資格、免許及び届出に関する記述は除くものとする。
1. ロングスパンエレベーター
2. 高所作業車(クローラ式の垂直昇降型)
3. バックホウ(バケット容量 0.5 m3 程度)

解答試案と分析

1.__ロングスパンエレベーター

【記述例】

①荷物を載せるときは、定格荷重(最大積載荷重)以上の荷を載せない。また、転がりやすい荷にはロープ掛けをするなど、荷台から荷が_落下、飛散しないようにする。

②荷台から荷物がはみ出すような積込み方をしない。

(解説)

ロングスパンエレベーターを安全に使用するための留意事項としては、ほかに以下のもの等がある。

①作業員を搭乗させる場合は、接触事故を防止するため、その搭乗範囲に堅固なヘッドガードと積載物との遮断設備を設ける。

②搬入器具を積卸しする時は、ロングスパン工事用エレベーター等が停止してから行う。また、墜落の危険があるときは、安全帯を使用して機具の取り込みをする。

☆労働安全衛生規則の改正(2019年2月1日施行)により、安全帯の名称は墜落防止用器具となる。以下2の改正内容も同じ。

③搬器周囲の手すり、中桟、幅木等の設置状況、損傷の有無について、始業前に点検する。

2.__高所作業車(クローラ式の垂直昇降型)

【記述例】

①作業床上で走行操作する高所作業車の走行にあたっては、平坦堅固な場所で誘導者の配置、合図を行い、適正な速度制限等必要な措置を行う。

②作業床上での脚立・はしごを用いての作業、伸び上がったり、身を乗り出しての無理な姿勢での作業は禁止する。

(解説)

高所作業車を安全に使用するための留意事項としては、他に以下のもの等がある。

①垂直昇降型以外の高所作業車の作業床上では、安全帯を使用する。

②設置地盤面に不陸がある場合は整地を行い、接地圧に対する地盤の強度が不足する場合は鉄板を敷くなど転倒防止の措置をとる。

③高所作業車は、合図を定めてその合図により誘導する。

④過積載をしない。特に上昇後の荷の受渡しによる過積載がないように留意する。

⑤作業範囲内を立入禁止区域に指定する。

3.バックホウ(バケット容量 0.5 m3 程度)

【記述例】

①作業開始にあたっては、現場条件に対する作業指示等の事前連絡、打合せを行い、運転者と作業員の意思の疎通を図り、相互理解を深めることに留意し、作業手順の重要性について関係者に十分周知させる。

②路肩の崩壊など非常事態の際に退避できるように、クローラの走行を法面に直角に合わせて掘削する。

(解説)

バックホウ(バケット容量 0.5 m3 程度)を安全に使用するための留意事項としては、他に以下のもの等がある。

①ダンプトラック等への掘削土砂の積込みは、荷台の後方から旋回して行うようにし、旋回角度を小さくする。

②路肩、傾斜地での掘削など、労働者に危険が生じるおそれがあるときは、誘導者を配置し、その_者に誘導させる。

③旋回範囲内の接触事故を防止するため、カラーコーン等により区画を行い、監視員を配置する。

平成28年1級建築施工管理技士 実地検定 問題3 解答解説

平成28年度 1級建築施工管理技術検定 実地 問題3

問題3
次の 1.から 8.の各記述において、記述ごとの①から③の下線部の語句又は数値のうち最も不適当な箇所番号を 1 つあげ、適当な語句又は数値を記入しなさい。
1.ラフテレーンクレーンと油圧トラッククレーンを比較した場合、狭所進入、狭隘地作業性に優れるのは、①ラフテレーンクレーンである。
クローラクレーンのタワー式と直ブーム式を比較した場合、ブーム下のふところが大きく、より建物に接近して作業が可能なのは、②直ブーム式である。
また、定置式のタワークレーンの水平式と起伏式を比較した場合、吊上げ荷重が大きく揚程が高くとれるのは、③起伏式である。

解答

 ② タワー式

(解説)

ラフテレーンクレーンと油圧トラッククレーンを比較した場合、狭所進入、狭隘地作業性に優れるのはラフテレーンクレーンである。

クローラクレーンのタワー式と直ブーム式を比較した場合、ブーム下のふところが大きく、より建物に接近して作業が可能なのは、タワー式である。

また、定置式のタワークレーンの水平式と起伏式を比較した場合、吊り上げ荷重が大きく揚程が高くとれるのは、起伏式である。

2. 根切りにおいて、床付け面を乱さないため、機械式掘削では、通常床付け面上 30~50 cm の土を残して、残りを手掘りとするか、ショベルの刃を①爪状のものに替えて掘削する。
床付け面を乱してしまった場合は、粘性土であれば礫や砂質土などの良質土に②置換するか、セメントや石灰などによる③地盤改良を行う。

解答

 ① 平状

(解説)

機会式掘削をする場合には床付け面の近くでショベルの刃を平状のものに替えて、床付け面までの掘削を行う。一般的に、床付け面より30~50㎝を残し、最終仕上げを水平にする。

3. アースドリル工法は、アースドリル機の①クラウンの中心を杭心に正確に合わせ、機体を水平に据え付け、掘削孔が鉛直になるまでは慎重に掘削を行い、表層ケーシングを鉛直に立て込む。
一般に掘削孔壁の保護は、地盤表層部はケーシングにより、ケーシング下端以深は、②ベントナイトや CMC を主体とする安定液によりできるマッドケーキ(不透水膜)と③水頭圧により保護する。

解答

 ① ケリーバ

(解説)

アースドリル工法においては、ケリーバの中心を杭心に正確に合わせて機体を水平に据え付ける。

4. 鉄筋のガス圧接を行う場合、圧接部の膨らみの直径は、主筋等の径の ①1.2 倍以上とし、かつ、その長さを主筋等の径の②1.1 倍以上とする。
また、圧接部の膨らみにおける圧接面のずれは、主筋等の径の③1/4 以下とし、かつ、鉄筋中心軸の偏心量は、主筋等の径の1/5 以下とする。

解答

 ① 1.4

(解説)

ガス圧接において、膨らみの直径は、原則として、鉄筋径の1.4倍以上とする。

5.型枠に作用するコンクリートの側圧に影響する要因として、コンクリートの打込み速さ、比重、 打込み高さ、柱や壁などの部位等があり、打込み速さが速ければコンクリートヘッドが①大きくなって、最大側圧が大となる。
また、せき板材質の透水性又は漏水性が②大きいと最大側圧は小となり、打ち込んだコンクリートと型枠表面との摩擦係数が③大きいほど、液体圧に近くなり最大側圧は大となる。

解答

 ③ 小さい

(解説)

打ち込んだコンクリートと型枠表面との摩擦係数が小さいほど、流動性が高くなることから液体圧に近くなり、最大側圧は大きくなる。

6. 型枠の高さが①4.5 m以上の柱にコンクリートを打ち込む場合、たて形シュートや打込み用ホースを接続してコンクリートの分離を防止する。
たて形シュートを用いる場合、その投入口と排出口との水平方向の距離は、垂直方向の高さの約②1/2 以下とする。
やむを得ず斜めシュートを使用する場合、その傾斜角度は水平に対して③15 度以上とする。

解答

 ③ 30

(解説)

シュートは縦型シュートとし、やむを得ず斜めシュートを用いる場合は、傾斜角度を30度以上とする。

7. 鉄骨工事におけるスタッド溶接部の15°打撃曲げ検査は、①150本又は主要部材1個に溶接した本数のいずれか②少ない方を1ロットとし、1ロットにつき③1本行う。
検査の結果、不合格になった場合は同一ロットからさらに2本のスタッドを検査し、2本とも合格の場合はそのロットを合格とする。

解答

 ① 100

(解説)

スタッド溶接部の15°打撃曲げ検査は「100本」または「主要部材1本または1台に溶接した本数」のいずれか少ない方を1ロットとし、1ロットにつき1本行う。

8. トルシア形高力ボルトの締付け完了後の検査は、すべてのボルトについてピンテールが①破断されていることを確認し、1次締付け後に付したマークのずれを調べる。
ナット回転量に著しいばらつきが認められる群については、そのボルト一群の②すべてのボルト のナット回転量を測定し、平均回転角度を算出し、ナット回転量が平均回転角度±③45 度の範囲のものを合格とする。

解答

 ③ 30

(解説)

トルシア形高力ボルトの締付け完了後の検査は、ピンテールの破断を確認するとともに、1次締付け後に付したマークのずれによって、共回り、軸回りの有無、ナット回転量及びナット面から突き出したボルトの余長の過不足を目視で検査し、いずれについても異常が認められないものを合格とする。その結果、ナット回転量に著しいばらつきの認められる群については、そのボルト一群のすべてのボルト回転量を測定し、平均回転角度を算出する。この結果、平均回転角度±30度の範囲のものを合格とする。

平成28年1級建築施工管理技士 実地検定 問題4 解答解説

平成28年度 1級建築施工管理技術検定 実地 問題4

問題4
次の 1.から 4.の問いに答えなさい。 ただし、解答はそれぞれ異なる内容の記述とし、材料の保管、気象条件等による作業の中止及び作業員の安全に関する記述は除くものとする。
1. 屋上アスファルト防水保護層の平場部の工事における施工上の留意事項を2つ、具体的に記述しなさい。ただし、保護層の仕上げはコンクリート直均し仕上げとする。

解答試案

【 記述例 】

①屋根保護防水押えコンクリートは、一般には無筋コンクリートが使われているが、温度上昇によるひび割れが発生しやすくなるため、溶接金網を伸縮調整目地の区画内ごとに敷き込む。

②平場の保護コンクリートの厚さはコンクリートこて仕上げの場合は80mm以上、タイル等の仕上げを行う場合は60mm以上とし、所要の勾配に仕上げる。

(解説)

屋上アスファルト防水保護層の平場部の工事における施工上の留意事項として、他に以下のもの等がある。

①パラペット及び塔屋等の立ち上がり際には、成形緩衝材(コーナークッション)を取り付ける。

②成形伸縮目地材の割付けは、縦・横の間隔 3m程度、パラペット周辺の際及び塔屋等の立上がり際から600mm程度の位置とする。

③ひび割れの発生を防止するために用いる溶接金網は、保護コンクリート厚さの中間部にコンクリート製スペーサーを用いて設置する。

④成形伸縮目地材は、保護コンクリート表面から防水層上面の絶縁用シートに達するものとする。

2. 内装床の張物下地のセルフレベリング材塗りにおける施工上の留意事項を2つ、具体的に記述しなさい。ただし、セルフレベリング材は固定プラント式のスラリータイプとし、専用車両で現場まで輸送供給されるものとする。

解答試案

【 記述例 】

①施工前日に製造業者の指定する合成樹脂エマルションを用いて1~2回給水調整材塗りを行い、乾燥させる。

②セルフレベリング材の流し込み作業中はできる限り通風をなくす。施工後もセルフレベリング材が硬化するまでは、はなはだしい通風を避ける。

(解説)

内装床の張物下地のセルフレベリング材塗りにおける施工上の留意事項としては、他に以下のもの等がある。

①セルフレベリング材は、塗り厚が大きいとひび割れや、浮きを発生しやすくなるので、塗り厚は10mm程度とする。

②セルフレベリング材の硬化後、打継ぎ部の突起及び気泡跡の周辺の突起等は、サンダーで削り取る。

③下地の乾燥期間は、コンクリート下地の場合は1ヶ月以上とする。

3. 鉄筋コンクリート造の内壁モルタル下地面への有機系接着剤によるタイル後張り工法における施工上の留意事項を 2 つ、具体的に記述しなさい。ただし、ユニットタイル張りに関する記述は除くものとする。

解答試案

【 記述例 】

①接着剤の1回の塗付け面積は3m2以内で30分以内に張り終える面積とする。

②接着剤は金ごて等で厚さ 3mm程度に平坦に塗布し、所定のくし目ごてを用いてくし目をたてる。

(解説)

鉄筋コンクリート造の内壁モルタル下地面への有機系接着剤によるタイル後張り工法における施工上の留意事項としては、他に以下のもの等がある。

①タイル張りに先立ち、下地面の清掃を行い、下地面は十分に乾燥させる。

4. 室内天井せっこうボード下地へのロックウール化粧吸音板張り工事における施工上の留意事項を 2 つ、具体的に記述しなさい。ただし、下地材の調整、開口部補強及び張付け後の養生に関する記述は除くものとする。

解答試案

【 記述例 】

①せっこうボード張りの目地と、ロックウール化粧吸音板の目地の位置が重ならないように、50mm以上ずらす。

②接着剤は15点以上の点付けとし、塗布量は 1m2当たり150~180gを標準とする。

(解説)

室内天井せっこうボード下地へのロックウール化粧吸音板張り工事における施工上の留意事項としては、他に以下のもの等がある。

①段違い、目違い、すき間、角欠けがないように、丁寧に張り付ける。

②ステーブル(白塗装品)の打込み後は、ステーブルの浮きがないことを確認する。

③ステーブルの打込み方向は、仕上げパターンの方向と平行にする。

平成28年1級建築施工管理技士 実地検定 問題5 解答解説

平成28年度 1級建築施工管理技術検定 実地 問題5

問題5
市街地での事務所ビルの建設工事における右に示す工程表に関し、次の 1.から 3.の問いに答えなさい。なお、解答の旬日は、上旬、中旬、下旬で記述しなさい。
[ 工事概要 ]
用   途:事務所
構造・規模:鉄骨造 地上5階、地下1階
延べ面積 3,200 m2
ただし、地下1階は
鉄骨鉄筋コンクリート造とする
基   礎:直接基礎(べた基礎)
山 留 め:ソイルセメント壁水平切梁工法とし、
応力材の鋼材は引き抜かない。
山留め壁は、
地下外周壁の外型枠として兼用する。
揚   重:鉄骨建方
及び PC カーテンウォールの取付けは、
クライミング式ジブクレーンで行う。
外部仕上げ:屋根はアスファルト防水のうえ、
保護コンクリート直均し仕上げ、
外壁のうち2面はスパンドレル方式の
50 角モザイクタイル打込み
PC カーテンウォ ール、
他の2面は工場で仕上げ済みの
ALC パネルとする。
1. 工程表中の鉄骨工事のA及び内装工事のBに該当する作業名をあげなさい。
2. 作業の終了日が工程上最も不適当な作業名を工程表の中より選び、適当な工程となるように、その終了日を月次と旬日で定めなさい。
3. 建具工事における 2~5 F外部建具取付けの作業工程は、未記入となっている。適当な工程と なるように、その作業の開始日及び終了日の期日を月次と旬日で定めなさい。

解答

1.A及びBに該当する作業名

  A:アンカーボルト設置

  B:床仕上がり張り

2.最も不適当な作業名及び終了日

 作業名:クライミング式ジブクレーン

 終了日:8月中旬

3.2〜5F 外部建具取付けの作業工程日

 開始日:7月下旬

 終了日:8月中旬

(解説)

1.

Aについて(鉄骨工事)

鉄骨造の建築物であれば耐圧盤のコンクリートの打設後、地中梁・B1F床配筋の前にアンカーボルトを設置する必要がある。したがって、Aは「アンカーボルト設置」である。

Bについて(内装工事)

Bは、塗装仕上げや内部壁紙張りを追いかけての作業であり、内装工事の最終工程である。床仕上げ張りは汚損防止の観点から内装工事の最終工程とし、完了検査前に終了すればよい。したがって、Bは「床仕上げ張り」である。

2.(仮設工事)

出題文に、鉄骨建方及びPCカーテンウォールの取付けはクライミング式ジブクレーンで施工する。とあることから、クライミング式ジブクレーンの解体日は、PCカーテンウォール取付けが終了した後となる。PCカーテンウォール取付けは8月中旬に終了しており、また、揚重機開口閉鎖が8月中旬〜下旬であることから、クライミング式ジブクレーンの終了日(解体日)は、8月中旬となる。

3.(建具工事)

外部建具は外壁のALCパネル取付け、PCカーテンウォール取付けが終了した部分から、その作業を追いかけての作業となる。ALCパネル取付け、PCカーテンウォール取付けは7月中旬、2〜5F ガラス取付けが 8月中旬に開始しており、開始日は7月下旬(8月上旬)が好ましい。また、2〜5Fガラス取付けが8月下旬に終了していることから、その前には終了している必要があり、終了日は8月中旬(下旬の場合ガラス取付けより早い時期)となる。

平成28年1級建築施工管理技士 実地検定 問題6 解答解説

平成28年度 1級建築施工管理技術検定 実地 問題6

問題6
次の 1.から 3.の問いに答えなさい。
1.「建設業法」に基づく主任技術者及び監理技術者に関する次の文章において、[  ] にあてはまる語句を記述しなさい。
主任技術者及び監理技術者は、工事現場における建設工事を適正に実施するため、当該建設工事の [ ① ] の作成、[ ② ] 、品質管理その他の技術上の管理及び当該建設工事の施工に従事する者の技術上の指導監督の職務を誠実に行わなければならない。
2.「建築基準法施行令」に基づく建て方に関する次の文章において、 [  ] にあてはまる語句を記述しなさい。
建築物の建て方を行なうに当たっては、 [ ③ ] を取り付ける等荷重又は外力による[ ④ ] を防止するための措置を講じなければならない。
3.「労働安全衛生法」に基づく健康診断に関する次の文章において、[  ] にあてはまる語句を記述しなさい。
事業者は、[ ⑤ ] な業務で、政令で定めるものに従事する労働者に対し、厚生労働省令で定めるところにより、 [ ⑥ ] による特別の項目についての健康診断を行なわなければならない。

解答

1.①施工計画 ②工程管理

2.③仮筋かい ④倒壊

3.⑤有害   ⑤医師

(解説)

1.建設業法第26条の3第1項

(主任技術者及び監理技術者の職務等)

主任技術者及び監理技術者は、工事現場における建設工事を適正に実施するため、当該建設工事の施工計画の作成、工程管理、品質管理その他の技術上の管理及び当該建設工事の施工に従事する者の技術上の指導監督の職務を誠実に行わなければならない。

2.建築基準法施工令第136条の6第1項

(建て方)

建築物の建て方を行なうにあたっては、仮筋かいを取り付ける等荷重又は外力による倒壊を防止するための措置を講じなければならない。

3.労働安全衛生法第66条第2項

(健康診断)

事業者は、有害な業務で、政令で定めるものに従事する労働者に対し、厚生労働省令で定めるところにより、医師による特別の項目についての健康診断を行わなければならない。

平成27年1級建築施工管理技士 実地検定 問題1 解答解説

平成27年度 1級建築施工管理技術検定 実地 問題1


問題1

建設工事における建設副産物は、その種類と発生量が多いため、建設業においては資源循環型社会の推進に向けて建設副産物に対する更なる取組みが求められている。

あなたが経験した建築工事のうち、施工にあたり建設副産物対策を計画し実施した工事を1つ選び、 工事概要を記入したうえで、次の 1.から 2.の問いに答えなさい。

なお、建築工事とは、建築基準法に定める建築物にかかる工事とし、建築設備工事を除くものとする。

[ 工事概要 ]
イ.工 事 名
ロ.工 事 場 所
ハ.工事の内容
新築等の場合:建物用途、構造、階数、
延べ面積(又は施工数量)
主な外部仕上げ、
主要室の内部仕上げ
改修等の場合:建物用途、主な改修内容
施工数量(又は建物規模)
ニ.工 期 ( 年号又は西暦で年月まで記入 )
ホ.あなたの立場

1. 工事概要であげた工事において、あなたが計画し実施した建設副産物対策のうちから発生抑制について 2 つ再生利用について 1 つあげ、次の①から③の事項についてそれぞれ具体的に記述しなさい。

ただし、②の「計画・実施した内容」はそれぞれ異なる内容の記述とする。

① 工種名
② 計画・実施した内容
③ 結果と波及効果

解答試案と分析

【 事例1】(発生抑制)

工種名:型枠工事

計画・実施した内容

合板型枠廃材の発生を抑制して、基礎・地中梁部分では、合板型枠の代わりにラス型枠を使用、また、基準階の床版の型枠として、合板型枠工法に代えて、型枠を解体しないデッキプレート型枠工法を採用した。

結果と波及効果

ラス型枠は、解体等が不要で、合板の切断残材や劣化合板の発生がなく、作業の効率化を図ることができた。

デッキプレート型枠工法を採用したことで、スラブの型枠廃材の抑制ができた。さらに、型枠解体の作業を省力化できたことにより工期短縮にもつながった。

【 事例2】(発生抑制)

工種名:木工事(造作工事)

計画・実施した内容

各住戸の現場製作仕様による木製建具枠及び木製額縁を現場加工時に発生する端材の発生を抑制するため、監理者の承認を得て工場生産仕様に変更し、現場取付けのみとした。

結果と波及効果

工場生産品を採用したことにより、現場加工時の端材や木くずの発生を抑制でき、産業廃棄物の処理分費の縮減にもつなげることができた。

【 事例3】(再生利用)

工種名:内装工事

計画・実施した内容

内装工事における間仕切り等で使用したせっけいボードの端材は、雨に濡れないよう養生を行った上、専用コンテナを用意した上、専用コンテナを用意した分別回収を行い、リサイクル工場に持ち込んだ。

結果と波及効果

せっこうボードをリサイクル工場で処理することで、建設副産物の再生利用に貢献できた。さらに専用コンテナによる分別回収を行ったことにより、整然とした作業環境が構築され、労働生産性の向上につながった。

2. 工事概要にあげた工事にかかわらず、あなたの今日までの工事経験に照らして、現場で分別された産業廃棄物の適正処分にあたっての留意事項を 2 つ、産業廃棄物をあげて具体的に記述しなさい。

ただし、留意事項はそれぞれ異なる内容の記述とする。

解答試案と分析

【 事例1】

産業廃棄物:金属くず

金属くずは、分類の方法や量、回収の時期について、適正かつ速やかに回収できるよう、前もってリサイクル業者またはメーカー側と打合わせを行う。

【 事例2】

産業廃棄物:せっこう

せっこうボード廃材は、廃棄物処理法による許可を得た収集運搬業者及び処分業者と委託契約を締結するとともに、マニュフェスト伝票により廃棄物の処理状況につていも確認する。

平成27年1級建築施工管理技士 実地検定 問題2 解答解説

平成27年度 1級建築施工管理技術検定 実地 問題2


問題2

建築工事において、次の 1.から 3.の仮設物の設置計画の作成にあたり、留意・検討すべ き事項2 つ、具体的に記述しなさい。

ただし、解答はそれぞれ異なる内容の記述とし、設置後の保守点検等の運用管理に関する記述は除くものとする。また、使用資機材に不良品はないものとする。

1.外部枠組足場
2.仮設電力設備
3.荷受け構台

解答試案と分析

1.外部枠組足場

【 解答例 】

①足場を使用させるときは、枠組足場の構造、材料により作業床の最大積載荷重を決めて、足場の見やすい場所に表示する。

②作業員が昇降するための足場の設置位置及び箇所数に不足が生じないように計画する。

(解説)

その他、以下のもの等があるので、これを参考に具体的に記述する。

1)人は積載材料の荷重に対し、設置足場の十分な強度を確保する計画とする。

2)足場設置の作業または通行に必要な広さを確保する計画とする。

3)枠組足場の施工中は、壁つなぎの間隔等、風に対して倒壊防止の措置をとる計画とする。

4)組立・解体作業時には、作業中の墜落・転倒防止のため親綱を設置し、安全帯を作業員に使用させる。

☆労働安全衛生規則の改正(2019年2月1日施行)により、安全帯の名称は墜落制止用器具をなる。

2.仮設電力設備

【 解答例 】

①仮設電力の引込位置は、電力負荷設備の種類・位置を考慮して計画する。

②工事用電力使用の工程計画、負荷設備容量の山積みをもとに、受電容量を検討し計画する。

(解説)

その他、以下のもの等があるので、これを参考に具体的に記述する。

1)着工から竣工まで仮設電力の過不足がないように、仮設計画により、幹線の配線計画、負荷設備の配線計画について検討する。

2)工事完成までの支障のないように、仮設引込の配置、負荷設備の種類、位置について検討し計画する。

3.荷受け構台

【 解答例 】

①墜落・飛来・落下による災害を防止するため、構台の周辺に手すりや幅木等を計画する。

②荷受け構台の規模・数量は、揚重材料の形状、寸法、重量等を考慮し、適切に計画する。

(解説)

1)工事の進捗に伴って転用が必要な場合は、移動方法及び揚重機の位置を考慮して設置位置を計画する。

2)想定される荷重及び風圧力等の外力に十分耐える構造計画とする。

平成27年1級建築施工管理技士 実地検定 問題3 解答解説

平成27年度 1級建築施工管理技術検定 実地 問題3


問題3

次の 1.から 4.の問いに答えなさい。 ただし、解答はそれぞれ異なる内容の記述とし、作業環境(気象条件等)、材料の保管及び作業員の安全に関する記述は除くものとする。

1. 場所打ちコンクリート杭地業(アースドリル工法)において、スライム処理及び安定液についての施工上の留意事項を、それぞれ具体的に記述しなさい。

解答試案

①1次処理に用いる底ざらいバケットの昇降は、孔壁が崩壊することがないように緩やかに行う。

②孔内中の安定液は、孔壁崩壊を防止するため、地下水位より高い水位を保持する。

(解説)

1)スライム処理

①スライムとは、孔内の崩落土、泥水中の土砂等が沈殿したものである。杭底部のスライムの介在は先端支持力を著しく低下させるので、スライムの除去は十分に行わなければならない。

②スライム処理には、1次スライム処理(掘削完了直後に行う)と2次スライム処理(コンクリート打設直前に行う)がある。

2)安定液

表層ケーシング以深の孔壁の保護は安定液により行う。安定液は掘削中の孔内に注入して地下水位より高い水位を保持することにより、孔壁そ保持する。

安定液の配合は、必要な造壁性があるうえで、コンクリートとの置換を考慮してできるだけ低粘性、低比重のものとするのがよい。

2. 鉄筋コンクリート造の型枠工事において、床型枠用鋼製デッキプレート(フラットデッキプレート)の施工上の留意事項を、2 つ具体的に記述しなさい。
ただし、材料の選定に関する記述は除くものとする。

解答試案

①リブを切断する場合は、デッキ受けを設け、荷重を梁や型枠に確実に伝えるようにする。

② 10mm程度のむくりが付いているため、梁とのすき間からの漏れ等が生じないように施工する。

(解説)

床型枠用鋼製デッキプレートを施工床型枠として使用する場合、通常は支柱を用いる必要がなく、解体作業も不要なため、省力化と工程短縮に有効である。

デッキプレート型枠は解体することができるが(通常はそのまま存置しておく)、転用はできない。

3. 普通コンクリートを用いる工事において、ひび割れを防止するためのコンクリートの調合上の留意事項を、2つ具体的に記述しなさい。

解答試案

①レディーミクストコンクリートの単位水量は、185kg/m3以下とし、できるだけ小さくする。

②コンクリート中の細骨材率は、品質が得られる範囲内で、できるだけ小さくする。

(解説)

1)スランプ

スランプを大きくすると一般に単位水量が増大する。スランプが大きくなると、コンクリートが分離しやすくなるだけでなく、水和熱の増大に伴う温度ひび割れの増加、ブリーディングの増加による付着強度の低下、水密性・耐久性の低下、乾燥収縮が増大する。コンクリートのスランプはできるだけ小さくする。

2)単位水量

単位水量は185kg/m3以下とする。

単位水量の大きいコンクリートは、乾燥収縮、ブリーディング、打込み後の沈降が大きく、粗骨材や鉄筋の下面の間隙量の増大、水平鉄筋、埋設物まわりの沈み、ひび割れを誘発する。単位水量が185kg/m33を超える場合は、地域の実情をかんがみ、骨材の粒度分布等を把握し、できるだけ小さく抑えるものとする。

3)単位セメント

単位セメント量の最小値は、270kg/m3とする。

単位セメント量は、水和熱及び乾燥収縮によるひび割れを防止する観点からできるだけ少なくする。しかし、単位セメント量が過少であるとコンクリートのワーカビリティが悪くなり、型枠内へのコンクリートの充填性の低下などの不具合の発生、水密性・耐久性の低下などにつながる。よって、単位セメント量の最小値が定められている。

4. 鉄骨工事において、梁上に頭付きスタッドをアークスタッド溶接する場合の施工上の留意事項を、2 つ具体的に記述しなさい。

ただし、頭付きスタッドに不良品はないものとし、電源、溶接機及び技量資格に関する記述は除くものとする。

解答試案

①スタッド溶接は、アークスタッド溶接の直接溶接とし、原則として、下向き姿勢とする。

②溶接面に、著しい錆・塗料・亜鉛めっき等がある場合は、グラインダー等により除去する。

(解説)

1)電源は専用電源を用いることを原則とし、短期間であれば、発電機で対応することができる。

2)午前と午後の作業開始前に、適切な溶接条件を確認するために試験溶接を行う。

3)スタッド径が16mm以上の場合は、デッキプレートを貫通してスタッドを溶接することができる。

上記の留意事項を参考にして、スタッドを母材に接触させて電流を流し、次にスタッドを少し母材から離してアークを発生させ、溶融したところで溶融池に押し付けて溶着させる。梁フランジに取り付け、スラブコンクリートとのせん断力を高めるた場合に用いられる。

平成27年1級建築施工管理技士 実地検定 問題4 解答解説

平成27年度 1級建築施工管理技術検定 実地 問題4_


問題4

次の 1.から 8.の各記述において、記述ごとの1から3の下線部の語句のうち最も不適当な箇所番号 1つあげ、適当な語句を記入しなさい。

1. ゴムアスファルト系塗膜防水材には、手塗りタイプと吹付けタイプがあり、手塗りタイプにはゴムアスファルト①エマルションだけで乾燥造膜するものと硬化剤を用いて反応硬化させるものがある。また、吹付けタイプには、乾燥造膜や反応硬化によるものの他に、専用吹付機を用いてゴムアスファルト①エマルションと凝固剤を②交互に吹き付けて、凝固・硬化を③促進させ防水層を形成させるものがあり、鉄筋コンクリート造の地下外壁の外防水等に用いられる。

解答

 ② 同時

(解説)

1.ゴムアスファルト系塗膜防水材には、手塗りタイプと吹付けタイプがあり、手塗りタイプにはゴムアスファルトエマルションだけで乾燥造膜するものと、硬化剤を用いて反応硬化させるものがある。また、吹付けタイプには、乾燥造膜や反応硬化によるものの他に、専用吹付機を用いてゴムアスファルトエマルションと凝固剤を同時に吹き付けて、凝固・硬化を促進させ防水層を形成させるものがあり、鉄筋コンクリート造の地下外壁の外防水等に用いられる。

2. 鉄筋コンクリート造のセメントモルタルによる外壁タイル後張り工法における引張接着強度検査は、施工後2週間以上経過した時点で引張接着試験機を用いて行い、引張接着強度と①破壊状況に基づき合否を判定する。
下地がモルタル塗りの場合の試験体は、タイルの目地部分を②下地モルタル面まで切断して周囲と絶縁したものとし、試験体の数は、100 m2 以下ごとに1個以上、かつ全面積で③3個以上とする。

解答

 ② コンクリート

(解説)

鉄筋コンクリート造のセメントモルタルによる外壁タイル後張り工法における引張接着強度検査は、施工後2週間以上経過した時点で引張接着試験機を用いて行い、引張接着強度と破壊状況に基づき合否を判定する。

下地がモルタル塗りの場合の試験体は、タイルの目地部分をコンクリート面まで切断した周囲と絶縁したものとし、試験体の数は、100m2以下ごとに1個以上、かつ全面積で3個以上とする。

3. 鋼板製折板葺き屋根におけるけらば包みの継手位置は、端部用タイトフレームの位置よりできるだけ①離す方がよい。また、けらば包み相互の継手の重ね幅は②60 mm 以上とし、当該重ね内部に不定形又は定形シーリング材をはさみ込み、③ドリリングタッピンねじ等で締め付ける。

解答

 ① 近い

(解説)

鋼板製折板葺き屋根におけるけらば包みの継手位置は、端部用タイトフレームの位置よりできるだけ近い方がよい。また、けらば包み相互の継手の重ね幅は60mm以上とし、当該重ね内部に不定形または定形シーリング材をはさみ込み、ドリリングタッピンねじ等で締め付ける。

4. 屋内の軽量鉄骨天井下地の吊ボルトは、間隔を①900 mm 程度とし、周辺部は端から②300 mm 以内に鉛直に取り付ける。
また、下地張りのある場合の野縁の取付け間隔は、③360 mm 程度とする。

解答

 ② 150

(解説)

屋内の軽量鉄骨天井下地の吊りボルトは、間隔を900mm程度とし、周辺部は端部から150mmいないに鉛直に取り付ける。

また、下地張りのある場合の野縁の取付け間隔は、360mm程度とする。

5. セメントモルタル塗りの表面仕上げには、金ごて仕上げ、木ごて仕上げ、はけ引き仕上げの他①くし目引き仕上げがあり、その上に施工する仕上げ材の種類に応じて使い分ける。
②金ごて仕上げは、塗装仕上げや壁紙張り仕上げなどの下地面に用い、③はけ引き仕上げは、セメントモルタルによるタイル後張り工法の下地面に用いる。

解答

 ③ 木ごて

(解説)

セメントモルタル塗りの表面仕上げには、金ごて仕上げ、本ごて仕上げ、はけ引き仕上げの他くし目引き仕上げがあり、その上に施工する仕上げ材の種類に応じて使い分ける。

金ごて仕上げは、塗装仕上げや壁紙張り仕上げなどの下地面に用い、木ごて仕上げは、セメントモルタルによるタイル後張り工法の下地面に用いる。

6. 防火区画に用いる防煙シャッターは、表面がフラットでガイドレール内での遮煙性を確保できる①インターロッキング形のスラットが用いられる。また、②まぐさに設ける遮煙機構は、シャッターが閉鎖したときに漏煙を抑制する構造とし、その材料は不燃材料、準不燃材料又は難燃材料とする。
なお、座板にアルミニウムを使用する場合には、③鋼板で覆う。

解答

 ① オーバーラッピング

(解説)

防火区画に用いる防煙シャッターは、表面がフラットでガイドレール内での遮煙性を確保できるオーバーラッピング形のスラットが用いられる。また、まぐさに設ける遮煙機構は、シャッターが閉鎖したときに漏煙を抑制する構造とし、その材料は不燃材料、準不燃材料又は難燃材料とする。

なお、座板にアルミニウムを使用する場合には、鋼板で覆う。

7. パテ処理には、パテしごき、パテかい、パテ付けの3種類がある。①パテしごきは、面の状況応じて、面のくぼみ、すき間、目違い等の部分を平滑にするためにパテを塗るものである。
また、パテ付けは、②パテかいの後、表面が平滑になり、肌が一定になるようパテを③全面に塗り付けるものである。

解答

 ① パテかい

(解説)

パテ処理には、パテしごき、パテかい、パテ付けの3種類がある。パテかいは、面の状況に応じて、面のくぼみ、すき間、目違い等の部分を平滑にするためにパテを塗るものである。

また、パテ付けは、パテかいの後、表面が平滑になり、肌が一定になるようパテを全面に塗り付けるものである。

8. タイルカーペットをフリーアクセスフロア下地に張り付ける場合、床パネルの段違いやすき間を① 1mm 以下に調整した後、タイルカーペットを張り付ける。
タイルカーペットは、割付けを部屋の②端部から行い、粘着はく離形の接着剤を③床パネルの全面に塗布し、適切なオープンタイムをとり、圧着しながら張り付ける。

解答

 ② 中央

(解説)

タイルカーペットをフリーアクセスフロア下地に張り付ける場合、床パネルの段違いやすき間を1mm以下に調整した後、タイルカーペットを張り付ける。

タイルカーペットは、割付けを部屋の中央部から行い、粘着はく離形の接着剤を床パネルの全面に塗布し、適切なオープンタイムをとり、圧着しながら張り付ける。

平成27年1級建築施工管理技士 実地検定 問題5 解答解説

平成27年度 1級建築施工管理技術検定 実地 問題5


問題5

市街地での事務所ビルの建設工事における右に示す工程表に関し、次の 1.から 3.の問いに 答えなさい。なお、解答の旬日は、上旬、中旬、下旬で記述しなさい。

[ 工事概要 ]
用   途:事務所
構造・規模:地下1階、地上6階、
延べ面積 3,000 m2
地下は鉄筋コンクリート造、
地上は鉄骨造
基   礎:直接基礎(べた基礎)
山 留 め:親杭横矢板水平切梁工法とし、
親杭は引き抜かない。
山留め壁は、
地下外周壁の外型枠を兼用する。
鉄骨工事 :建方は、建物外周の2方向から行う。
外部仕上げ:屋根は、アスファルト防水のうえ、
保護コンクリート直均し仕上げ
外壁2面は、
方立方式のメタルカーテンウォール
他の2面は、
ALC パネル張りのうえ、
複層仕上げ塗材仕上

1. 表中の土工事のA及び鉄骨工事のBに該当する作業名をあげなさい。

解答

 A:山留め親杭打ち

 B:耐火被覆

Aについて(土工事)

Aは工事開始に施工する工事である。最初の工事であるので杭_打ち位置を正確に出し、深度等を考慮する。

Bについて(鉄骨工事のち耐火被覆の施工工事)

Bは鉄骨工事の構造部分が全て完了した後に施工する工事である。

耐火被覆は、上層階よりも下層階の吹付け厚を厚くする。

2. 作業の終了日が工程上最も不適当な作業名を表の中より選び、適当な工程となるように、その終了日を月次と旬日で定めなさい。

解答

 作業名:内部建具枠取付け

 終了日:9月中旬

(内部金属建具工事)

内部金属建具工事の終了日が、10月の上旬では、金属工事、内装工事、塗装工事等に支障をきたす。よって、9月の中旬までに完了している必要がある。

3. 鉄骨工事における梁上の頭付きスタッドの溶接の作業工程は、未記入となっている。適当な工 程となるように、溶接作業の開始日及び終了日の期日を月次と旬日で定めなさい。

解答

 開始日:6月上旬

 終了日:7月上旬

(鉄骨工事)

梁上の頭付きスタッドの溶接の作業工程は鉄骨建方の歪み直しが完了し、締付ボルトの本締め等が完了し、デッキプレート敷きが始まる頃より施工を開始する。

したがって、開始日は、6月上旬を目処とし、終了日は、7月上旬とする。