一次検定 共通 設備 1-6.その他設備

1級建築施工管理技士
学科対策 過去問題【 重要ポイント 】

2.共通
1°.設備

1-6.その他設備
下記の正誤を判断せよ。

(避雷設備)
①高さが15mを超える建築物には、原則として避雷設備を設ける。

答え

 ×

[ 解説 ]
高さ20mを超える建築物には、有効な避雷針を設けなければならない。周囲の状況によって安全上支障のない場合を除く。

②危険物を貯蔵する倉庫は、高さや貯蔵量にかかわらず、避雷設備を設けなればならない。

答え

 ×

[ 解説 ]
指定数量10倍以上の危険物を貯蔵する倉庫には、総務省令で定める避雷針を設ける。周囲の状況によって安全上支障のない場合を除く。

③受雷部は、保護しようとする建築物等の種類、重要度等に対応した4段階の保護レベルに応じて配置する。

答え

 ◯

④鉄筋コンクリート造の鉄筋は、構造体利用の引下げ導線の構造部材として利用することができる。

答え

 ◯

[ 解説 ]
鉄骨造鉄骨は、構造体利用の引下げ導線の構成部材として利用することができる。

(昇降設備)
⑤乗用エレベーターにあっては、1人当たりの体重を65kgとして計算した最大定員を明示した標識を掲示する。

答え

 ◯

⑥自家発時管制運転は、停電時に自家発電源でエレベーターを各グループ単位に順次避難階に帰着させるものである。

答え

 ◯

⑦地震時管制運転は、地震感知器との連動によって地震時にエレベーターを避難階に停止させるものである。

答え

 ×

[ 解説 ]
地震時管制運転は、P波感知器またはS波感知器により地震を感知し、運転しているエレベーターを自動的に最寄階へ停止させた後に運転を休止させるもの
浸水時管制運転は、地盤面より下に着床階がある場合で、洪水等により浸水の恐れがあるときに、エレベーターを避難階に帰着させるものである。

⑧火災時管制運転は、火災時にエレベーターを避難階に呼び戻すものである。

答え

  ◯

⑨エレベーターの昇降路内には、原則として、エレベーターに必要な配管以外の配管設備を設けてはならない。

答え

 ◯

[ 解説 ]
・勾配が8度を超え 30度以下のエスカレーターの踏段の定格速度は、45m/分とする。
・エスカレーターの踏段の幅1.1m以下とし、踏段の両側に手すりを設ける。

★その他、参考
【 照明設備 】
・ハロゲン電球は、光色や演色性が良く、店舗などのスポット照明に用いられる。
・Hf蛍光ランプは、高効率、長寿命でちらつきが少なく、事務所などの照明に用いられる。
・低圧ナトリウムランプは、人工光原のうちで最も効率が高く、橙黄色の単色であるため、演色性はなく、一般照明には不向きで道路やトンネルの照明に用いられる。
・高圧水銀ランプは、長寿命であり、屋外の競技場、公園、庭園などの照明に用いられる。