1級建築施工管理技士 実地 施工経験記述の攻略

【 施工経験記述の攻略 】

1-1 出題の分析と考え方

2-1 問題1の解き方

2-2 仮設備
1)仮設備の安全確保

2)仮設備の具体的な安全処置
・墜落災害防止の具体的な処置
・ 飛来・落下災害防止の具体的な処置
・ 建設機械による災害防止の具体的な処置
・ 足場・型枠倒壊災害防止の具体的な処置

3)仮設備の具体的な工程上の制約条件
・ 合理的な工程管理を満足する仮設備の具体的な配置
・ 合理的な工程管理を満足する仮設物の設置

4)仮設備の具体的な工程上の制約条件
・ 仮設電力設備の検討事項
・ 給排水設備の検討事項

2-3 環境保全
1)公衆災害防止対策
・騒音・振動を提言する具体的な処置
・ 再三者災害を防止する具体的な処置
・ 沿道障害防止の具体的な処置

2)建設副産物の処理
建設副産物の分類
・ 建設発生土(土砂)の取扱い上の留意点
・ 指定副産物と有効な利用の具体例
・ 資源の有効な利用に関する計画作成と記録保存の義務
・ 再資源化すべき特定建設資材
・ 産業廃棄物の委託処分に関する事業者の留意点
・産業廃棄物の処分方法についての具体例

合理化【傾向分析】
1.労働生産性向上
1)「労働生産性向上」記述上のポイント

2)「労働生産性向上」で過去に要求された記述

3)「労働生産性向上」で要求される記述

4)「労働生産性向上」の記述例

品質管理【傾向分析】①

品質管理【傾向分析】②(記述例)

環境管理【傾向分析①】環境管理

環境管理【傾向分析②】建設副産物(記述例)

環境管理【傾向分析③】環境管理に関する法体系

環境管理 サーマルリサイクル

施工計画【記述例】

施工経験記述 解答例

施工経験記述① 合理化

施工経験記述② 工程管理、仮設工事、欠陥・瑕疵

施工経験記述③ 労働災害

施工経験記述④ 地球環境保全

1級建築施工管理技士 経験記述の攻略

★1級建築施工管理技士 経験記述の攻略 ★

1級建築施工管理技士 実地試験

施工経験記述の攻略について

1° .どれぐらいの規模、立場を想定して記述するか?

1級建築施工管理技士の学科試験では、あまり工事規模を考えずに学習しても問題はなかった。しかし、1級建築施工管理技士に合格すると、自分の経験した工事の大小にかかわらず、大規模工事の「監理技術者」として(限定解除の)資格が与えられことから考えて、施工管理のための幅広い考えが要求されている。

このため、少なくとも工事費用 3~4億円の工事に必要な管理上の知識をもっている監理技術者になったつもりで記述することが大切である。

※.現場を「管」理する監理技術者は、不思議なことに「監」の字を使います。一般用語としての現場監督も「監」の字です。

2° .出題形式と内容

問題の形式は下記のように6題が出題され、そのいずれも必須であるが、問題1の経験記述は特に重要で、この部分が合格点(60点以上と予想される)に達していないと、問題2問題6の問題が合格点(60点以上と予想される)であったとしても合格できないとされている。

このため、受験者は経験記述の問題1と学科記述 問題2問題6までの5つの問題を切り離して取り組むことが大切である。

毎年、問題2問題6に関しては、おおよそ50%程度の人が合格点に達しているというデータがあるが、全体の合格率が 25~40%程度になっているのは、問題1の考え方・解き方がしっかりしていないことによるものと考えられる。

問題1をしっかりとおさえることが、合格への最短距離であると考えられる。
したがって、問題1のノウハウは十分に研究する必要がある。

1級建築施工管理技士出題形式.jpg

1級建築施工管理技士 実地 経験記述 環境保全 公衆災害防止対策

2-3.環境保全

1)公衆災害防止対策

建築工事において、近隣への騒音・振動、沿道障害などを防止して、公衆災害を防止することが求められている。

このため、事前調査において各工程ごとに使用する機械・工法などを考慮し、発生する公衆災害を予測して、これを防止する対策を確立し、こうした住民からの苦情を処理するシステムを現場管理に位置付け、対応する人も定めておくことが必要である。

◆ 騒音・振動を提言する具体的な処置

①低騒音・低振動の機械を選定し、低騒音、低振動の工法を採用する。

②防音壁・防音シート、防振溝を設置し、騒音、振動を低減する。

③コンプレッサなどの騒音の原因となる発生源は、住宅より遠い位置に配置する。

◆ 第三者災害を防止する具体的な処置

①資材の飛来を防止するため、防護柵を設置し、防護シートを張る。

②揚重機などの転倒を防止するため、敷鋼板、アウトリガー張出しを行う。

③地盤沈下防止のため、根入れを十分にした土留めを設置し計測管理する。

◆ 沿道障害防止の具体的な処置

①歩行者と一般車両をの接触事故を防止するため、工事場所に警告灯,ミラー,ブザーなどを設置し、誘導員を配置する。

②現場から泥を道路に出さないため、現場敷地内でタイヤ清掃する。

③現場内に粉じん発生しないよう、適宜散水する。

2)建設副産物の処理

※地球温暖化問題及び再資源化や持続可能社会に対する策は、試験対策として認識して対処する。

建設副産物には、資源を有効ん利用すべき指定副産物と、処分場で処分すべき産業副産物とに分類し、さらに、副産物の種類ごとに分別収集して、必要により所定の中間処理をして、再資源化等をしなければならない。

その分類は次のようである。

建設副産物

・指定副産物
①土砂
②コンクリートの塊
③アスファルト・コンクリートの塊
④木材(廃木材を除く)

・産業廃棄物
特定建設資材(中間処理再資源化)
①コンクリート
②アスファルトコンクリート
③コンクリートと鉄からなる建設資材
④木材

埋立処分
①安定型最終処分場
②管理型最終処分場
③遮断型最終処分場

・特別管理産業廃棄物 ー 処理埋立

一般に、指定副産物の有効利用については、「資源の有効な利用の促進に関する法律」で、その利用方法およびその規模が定められている。

また、産業廃棄物については、産業廃棄物の燃焼に伴う大気汚染(ダイオキシン)を防止し、建設工事の発生汚泥による水質汚濁を防止するとともに、産業廃棄物を分別収集して適正に処分するため「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」
(廃棄処理法)でその処理方法が定められている。

また、一定規模以上の解体工事等は対象建建設工事に指定されていて、対象建設工事から排出する産業廃棄物は中間処理して再資源化することが建設リサイクル法に定められている。

◆ 建設発生土(土砂)の取扱い上の留意点

①建設発生土の現場内利用の計画を立案する。

②建設発生土の粒径に応じて4種類に分別する。

③建設発生土の種類、量、運搬時期を明確にし、関係現場などで相互利用する。

④粉じんを防止し、車速制限(現場内10km/h以下)、運搬時間などに配慮する。

⑤受入れ地の状況を確認して、第三者災害発生を未然に防止する。

◆ 指定副産物と有効な利用の具体例

①建設発生土は、工作物の埋戻し、宅地造成、水面埋立用土として利用する。

②コンクリートの塊は、粒径の区分に応じて構造物の裏込め、敷地内舗装用材料として利用する。

③アスファルト・コンクリートの塊は、構造物の裏込め、敷地内舗装用材料として利用する。

④木材は、チップをしたり紙の材料として利用する。

◆ 資源の有効な利用に関する計画作成と記録保存の義務

①元請負業者は、建設発生土1,000m3以上、砕石 500t以上、加熱アスファルト混合物200 t 以上の規模の建設資材を搬入する工事では再資源利用計画を作成し、実施状況を記録し工事完成後1年間保存する義務がある。

②元請業者は、建設発生土1,000m3以上、コンクリートの塊、アスファルト・コンクリートの塊、建設発生木材の合計200 t 以上を現場から排出する工事では、再資源利用促進計画を作成し、実施状況を記録し工事完成後1年間保存する義務がある。

◆ 再資源化すべき特定建設資材

①対象建設工事:
次表のような一定規模以上の解体工事は、発注者または自主施工者が工事の着工7日前までに都道府県知事に届け出る。

②再資源化すべき特定建設資材:
対象建設工事により産業廃棄物はすべて中間処理して次の4つの特定建設資材に分別する。

特定建設資材に分別できないものは産業廃棄物として埋立処分する。

特定建設資材
・コンクリート → 骨材
・アスファルトコンクリート → 舗装材
・コンクリートと鉄から成る建設資材 → くず鉄(有価物)、骨材
・木材 → チップ

◆ 産業廃棄物の委託処分に関する事業者の留意点

①建設副産物として排出される産業廃棄物は、事業者(工事請負者)が自己の責任において行うのが原則である。

②産業廃棄物の処分を委託するときは、都道府県知事の許可を受けた運搬業者、処分業者であることを確認する。

③事業者は、運搬業者に委託するときは、契約書に次の事項を記載する。
・廃棄物の種類および数量
・運搬の最終目的地の所在地
・処分または再利用の方法と施設の処理能力

④事業者は、運搬業者または処分業者に委託するときは、産業廃棄物の種類ごとに産業廃棄物管理票(マニフェスト)を契約書の内容を確認して交付する。

⑤運搬または処分を終了したとき、管理票交付者(排出事業者)に管理票を送付し、管理票交付者は記録を確認し5年間保存する。

⑥管理票交付者は、報告書を作成し年1回都道府県知事に提出する。

◆ 産業廃棄物の処分方法についての具体例

①安定型最終処分場:
廃プラスチック、ゴムくず、金属くず(鉄筋等)などが受入れられる。

②管理型最終処分場:
紙くず、木くず(廃木材)、繊維くず、
有害でない汚泥、廃せっこうボード

③遮断型最終処分場:
有害な燃がら、有害なばいじん、有害な物質を含む汚泥

1級建築施工管理技士 実地 経験記述 仮設備

2-2.仮設備

1)仮設備の安全確保

建築工事における災害は、墜落によるものが圧倒的である。建築工事における事故のパレート図では、建築工事の約70%を墜落災害が占めていることを示している。したがって、墜落災害を防止することが最も重要である。

建築工事災害パレート図.jpg

墜落の原因の1位~10位までのは表のとおりである。
これらを参考にして記述する。

墜落災害ベスト10.jpg

2)仮設備の具体的な安全処置

◆墜落災害防止の具体的な処置

①高さ2m以上の作業床には、高さ75㎝以上の手すりと幅木を設ける。

②組立解体時の足場板は、3点支持とし、端部のはね出し10㎝以上20㎝以下とする。

③手すりがないときは、防網を張り、安全帯を用いて施工させる。

④足場の組立・解体には高さ5m以上で作業主任者を選任し、高さ5m未満のときは作業指揮者を選任して組立・解体をする。

◆ 飛来・落下災害防止の具体的な処置

①足場に養生シートやネットをすき間なく張る。

②外部足場に、高さ5m以内に防護棚を設ける。

③上下作業を禁止する。

④悪天候時は作業を中止する。

◆ 建設機械による災害防止の具体的な処置

①作業範囲の立入禁止措置をする。

②建設機械の始業点検を確実に行う。

③主たる用途外の使用を行わせない。

④運転者の資格の有無を免許証などで確認する。

◆ 足場・型枠倒壊災害防止の具体的な処置

①足場の建地間隔、足場の材料の強度など安定計算で確認する。

②地盤の不同沈下を防止するため、敷板または敷角を用いる。

③支柱の継手は、差込みまたは突合せとする。

④パイプサポートは3本以上継いで用いない。

3)仮設備の具体的な工程上の制約条件

仮設備は、工程の初期から最後まで設置しておくもので、施工計画時に各工程をよく検討して、途中、仮設備が工事の進捗の妨げとならないように材料置場、揚重機、運搬車の走行路、管理事務の効率化など、仮設物の配置により工事工程を大きく左右する。

このため、工程全体からみた仮設の配置やその寸法を、動線の確保などの制約条件を考慮して定める。

◆ 合理的な工程管理を満足する仮設備の具体的な配置

①事前に現場の地盤改良をするなどして、現場内通路を確保し、動線を考慮した仮設建築物の配置

②揚重に見合う能力をもつ揚重機械の適正配置

③動線、工程の進捗に適合する電力、水道、ガスなどの配置

④動線を考慮した運搬路の配置

◆ 合理的な工程管理を満足する仮設物の設置

①近隣を考慮した構造を有する安定した仮囲いの設置

②工程を満足する構造をもつ乗入れ構台の設置

③工程を満足する構造をもつ足場の設置

④漏電遮断装置、自動電撃防止装置を有する器械の設置

4)仮設備の具体的な工程上の制約条件

◆ 仮設電力設備の検討事項

①電力の引込み位置を定める。

②現場照明、加工用動力、揚重動力、溶接用電力、試運転調整用電力などの工程別電力の必要量を把握し、適正で合理的な電力計画を立案する。

スタッド溶接では思わぬ電力量が必要であり、注意する必要がある。

③本設電源を試運転調整で利用するときは受電日を定める。

◆ 給排水設備の検討事項

①給排水管の引込みの適正な位置を定める。

②各工程ごとの使用量とその累計から契約給水量を定める。

③現場からの汚水・汚泥の処理施設の配置、規模・構造を定める。

1級建築施工管理技士 実地 施工経験記述

1°. 問題1の書き方と留意点

問題1の書き方は全く変動がないので、次の事項を準備すればよい。

① 工事名 ◯◯◯◯ 新築工事

【 留意点 】
正式名称を示すので、新築工事または改修工事なのか明示する。(或いは、増築工事等)

② 工事場所 ◯◯◯県△△市・・・

【 留意点 】
都道府県から番地まで正確に記載する。

③ 工事内容
共同住宅、鉄筋コンクリート造、
地下1階、地上5階建、
建築面積 500m2、延床面積 2,500m2
外装タイル張り仕上げ

【 留意点 】
( a ) 建物の用途
( b ) 構造形式
( c ) 規模
( d ) 外装仕上げ
改修の場合は、
( c ) に改修規模、
( d ) に改修外装仕上げを示す。
(具体的数値で示す。)

④ 工 期
平成27年 1月 〜 平成28年 10月

【 留意点 】
工期は完了したものを月数まで明示する。
(工事中のものは不可。)
規模と相応しない工期の場合は、その理由を記載する。

⑤ あなたの立場及び具体的な業務内容
現場主任
・機械の発注と納入の確認
・各品質試験の立会確認
・日、週、月ごとの工程進捗の確認と工程調整
・仮設物の点検・維持管理
・発注者との連絡・調整

【 留意点 】
立 場:
工事における指導監理する立場のものであり、現場代理人、現場監督、主任技術者または、発注者側の監督員、設計監理等を明示する。

業 務:
安全、品質、工程、原価の各面から考え、連絡・調整役としての業務を具体的に示す。

平成29年度 施工経験記述 問題1

2°. 問題1の1、2及び問題2の書き方

①出題の分析と考え方
この部分は合否の鍵を握る部分である。まず、過去10年間の出題の傾向をみてみると、下記のように分類される。問題1の1、2及び問題2とは同じ経験論文と考えて整理しておく。

仮設備          (23回)
a :仮設備の安全確保   (14回)
b :合理化を考慮した仮設備( 7回)
c :仮設電力・給排水の計画( 2回)

環境保全         ( 9回)
a :公衆災害防止     ( 2回)
b :建設副産物取扱い   ( 4回)
c :環境負荷低減方法   ( 3回)

施工管理         (13回)
a :かしの部位と防止   ( 2回)
b :品質管理留意点    ( 4回)
c :安全管理留意点    ( 1回)
d :施工の合理化     ( 6回)

出題内容の文章を分析すると上記のとおりになるが、見方を変えると施工計画における①仮設備であり、施工計画における②環境保全であり、施工計画としての③施工管理である。

したがって、1級建築施工管理技士の実地試験は、施工を行う前に考慮すべき事項についての知識と記述力が問われているのである。つまり、実践においては、綿密な施工計画の立案を行いって施工計画書を作成し、その通りに実行する技術力である。その施工計画書が設計監理者の承認を得ていることは言うまでもない。

そのため、学科試験で学習した整理の方法と同じまとめ方をするのが、整理がついて理解しやすい。
また、実践へも展開しやすい。
特に仮設備は安全管理そのものであるため、注意してまとめる必要がある。

1級建築施工管理技士 実地 経験記述 解答例①

施工経験記述 解答例①


出題例1

省力化や工期短縮を図るため、施工方法の変更や使用材料の変更による施工の合理化について、あなたが現場で行った事例を3つあげ、それぞれ次の①から③について具体的に記述しなさい。

ただし、3つの事例において、②の実施した具体的内容は、それぞれ異なる記述とする。

①工事名、部位名等
②実施した具体的内容
③省力化や工期短縮をなる理由


【 攻略のポイント 】

施工管理技士は、工期確保、品質確保、安全確保、原価確保をする仕事であるから、あらゆる行動が「合理化」につながっているといえる。逆にいえば、考え方を広げれば「施工をうまくやるには」というように考えれば、何を書いても日本語の文章であれば合格点はとれる。

したがって、書くときにはその目的を明確にすることが大切である。工期短縮、品質の向上、安全確保、原価の低減のいずれか1つに絞って書くことである。たてえば、タイル工事で湿式に比較して乾式は「工期の短縮」、「品質の向上」の両方が合理化できるが、記述するときはそのうち主な1点に絞ることが大切である。

【 解答例 】

事例1
①外壁石張り工事
②湿式石張り工事を乾式石張り工事に切替えて施工した。
③躯体工事の遅れで、外壁石張り工事の工期を短縮するため。← 具体的に示す
事例2
①揚重工事
②2台配置の揚荷装置を1台の大型揚重装置に変更した。
③単位時間当たりの揚荷量を増大するため。← 具体的に示す

出題例2

あなたの今日までの工事経験の内容にかかわらず、考えられる施工の合理化について、次の①と②について具体的に記述せよ。

①施工の合理化の具体的内容
②施工の合理化となる理由


【 攻略のポイント 】

建築工事合理化の方策を示すもので、一般に「工期の短縮」、「原価の低減」、「品質の保証」の3つが、建築業界の現代の課題である。

したがって、考える視点を俯瞰地点から客観的にみることが要求されている。最近は、環境保全など社会とのかかわりについての記述が増加している。

建築工事は社会の要求に応じるものでなければならない。監理技術者には、そうした立場での見方が求められている。ここでは。「合理化」の推進を取り上げて記述したが、あくまで自分の体験を示すことが大切で、第三者的な論文であってはならない。

【 解答例 】

①合理化の具体的内容
人件費の高騰や安全性を確保し、かつ生産性を向上させるため、プレハブ化、機械化を推進している。

②施工の合理化となる理由
プレハブ化して吊り込みなどの機械を用いて組み立てることで品質の安定、工程の短縮などの効果があるから。

出題例3

市街地における一般的な事務所ビルの建築において、着工時に仮設電気設備の計画を立てるにあたり、検討すべき主要な事項を3つ具体的に説明せよ。
ただし、申請手続き、届出、費用に関する事項は除く。


【 攻略のポイント 】

仮設電気設備の基本的な考え方は必要にして最小限の大きさとし、工程全体から工程ごとに安全性を考慮して計画する。このうち申請手続き、届出、費用に関する事項を除くと、次のような点を考慮する。

①契約電力量の工程別の規模の検討
②試運転調整用電力・本設電力の切替えの時期の検討
③電力引込み位置と受配電設備の配置の検討
④漏電、電撃防止など電気危険防止の検討
↑ 仮設備では安全は常に考える。


【 解答例 】

①各工程ごとの電気使用用具、動力設備、溶接設備等を考慮し適正な稼働率を乗じて、受電容量を計画する。

②受電設備、配電設備の設置位置は全工程を通じて移設せず配電できる最適なものとして計画する。

③労働者の電気による災害を防止するため、必要により、溶接用電撃男節装置、高圧活線近接作業危険防止等の計画をする。

1級建築施工管理技士 実地 経験記述 解答例②

施工経験記述 解答例②


出題例4

建築工事において、下記の①~⑤のうち2つを選び、工程を順調に進めるために行った処置又は対策と、それを行った理由を、それぞれ具体的に2つずつ記述せよ。(選択した番号を所定の欄に記入すること)

①足 場

②作業環境

③搬出入

④揚 重

⑤仮設建物


【 攻略のポイント 】

仮設備の計画を、「工程」の観点から見直して工程を円滑に進捗させる仮設備とは、次のような点に留意する。

①仮設備は作業の動線を考慮して計画されているか。

②仮設備は労働者の作業を容易にするため、高さ、幅、照明などを考慮した作業性に支障のない計画となっているか。

③労働者が安心して施工できる構造・規格を有する仮設備となっているか。

④第三者、労働者への災害を防止し、工程を順調に進める仮設備となっているか。

【 解答例 】
①足 場

[ 対処又は対策 ]
移動電線を足場に配線し、ガード付電灯を設置した。

[ 理由 ]
①作業時に必要な照度を確保し、作業効率を向上するため。

②照度の必要な箇所に移動させることで作業性を確保するため。

②作業環境

[ 対処又は対策 ]
仮囲い、防振溝、遮音シートを設置した。

[ 理由 ]
①仮囲いで、現場内立入禁止措置を行い、作業を安全に行うため。

②騒音・振動を低減し、現場環境を保全し円滑に作業を進めるため。

③搬出入

[ 対処又は対策 ]
搬出入口に扉を設け2名の誘導員を設置した。

[ 理由 ]
①交通量を円滑にし、搬出入を容易にし作業量を確保するため。

②歩行者との接触事故を防止し、搬出入を工程通りに行うため。

④揚 重

[ 対処又は対策 ]
動線を考慮して配置を定め、作業能力に余裕のあるものを選定した。

[ 理 由 ]
①動線を考慮して揚重機を配置し、効率的に所定重量を揚重するため。

②揚重運転、玉掛業務を円滑に進捗させるため。

⑤仮設建物

[ 対処又は対策 ]
作業が把握しやすい位置に現場事務所を配置した。

[ 理 由 ]
①動線上の作業を確認し工程との差異を確認するため。

②現場事務所と作業場の連絡を密にし、指示を的確に出すため。

出題例5

建築の仮設工事において、下記の仮設物が設置後に、倒壊、崩壊、転倒することを防止するため、その組立て時に何をどう確認するか、それぞれ2つ具体的に記述せよ。ただし、確認する内容は、それぞれ異なる記述とする。なお、使用資機材に不良品はないものとし、施工計画に誤りはないものとする。

①鋼板製仮囲い(高さ 3mとする)

②乗入れ構台

③傾斜ジブ式クライミングクレーン
(呼称クレーン能力 15 t・mとする)


【 攻略のポイント 】

仮設物の倒壊や崩壊を防止するには、全体を見渡して3つの側面で考える。

①材料・品質の確保と堅固な構造の確保

②組立時の措置

③作業前の点検と補修

(1)仮囲い(高さ3mの鋼板製)
仮囲いは、風に対する耐力で求められる。

①単菅支持柱の根入れを十分深く入れる。

②単菅支持柱を控杭(やらず)とは専用金具で緊結する。

③上下の水平材の単菅は平行となるように単菅支柱と緊結する。

④鋼板は必要量を重ねて単菅に緊結する。等の処置をする。

建築基準法施工令第136条の2の20(仮囲い)には、
高さ1.8m以上の板塀等を用い危害防止するとある。


(2)傾斜ジブ式クライミングクレーン(呼称クレーン能力 15 t・mとする)

①ベース金具上のアンカーボルトが基礎に固定されているか確認する。

②クライミングポスト(柱)の継目の高力ボルトの締付けは十分か確認する。

③クレーンのリミッターが正常に稼動するか点検する。

④吊上げワイヤーの傷み、長さ巻き取り等を確認する。

【 解答例 】
1.鋼板製仮囲い(高さ3m)

①単菅支柱とする鋼管は、風荷重に十分に抵抗できる長さと間隔となるように設置する。

②単菅支柱を支える控杭(やらず)は、十分な根入れとして、控杭の根元には根かせ(控え)で固定する。

2.乗入れ構台

①著しいねじれ、たわみのない部材を組立、細大積載荷重を厳守する。

②組立時には組立図により定められた部材を所定位置に配置する。

3.傾斜ジブ式クライミングクレーン

①アンカーボルトがベース金具を通じて基礎にしっかりと固定されているか確認する。

②クレーンのリミッター(制限装置)が正常に作動するか確認しておく。

出題例6

建築工事において、竣工後又は工事の終了後に発生する恐れのある欠陥(不具合)をなくすため、特に留意した事項2つについて、発生する恐れのある欠陥(不具合)の部位とその状態、及びそれを防止するために行った具体的な処置又は対策を2つ記述せよ。


【 攻略のポイント 】

かしとは工事完了後に発生する欠陥で、かしの発生が生じないように品質を管理しても生じる可能性があり、木造で1年間、木造以外の構造で2年間の間に生じるかしは、請負業者がこれを担保(補修と賠償)しなければならない。と公共工事標準請負契約約款第44条(かし担保)の定められている。
建築工事におけるかしの発生は、各工程ごとに生じる原因があり、それらの部位の状態と、そのかしを防止する施工管理を行う必要がある。

(1)基礎工事のかし
①土工事では、地盤の圧密の発生や締固め不足による地盤沈下の発生

②土留め工事では、土留め材料の撤去の埋戻しの処理の不備による地盤の亀裂の発生

③杭打ち工事では、杭の支持層への貫入不足による構造物の不同沈下の発生

(2)躯体工事のかし
①アルカリ骨材などによる
材料の不適合による部材のひび割れの発生

②コンクリートの施工の不備による漏水の発生

③鉄筋の配置の不備による
構造耐力低下に伴う、たわみ量の増大

④鉄骨とアンカーとの接合不良、部材接合の不完全
に伴う振動の発生やたわみ量の増大

(3)仕上げ工事のかし
①防水工事の不備による漏水

②タイル接着の不備によるはがれ

③床面の仕上げ不良による床面傾斜

以上のように施工の品質管理が不十分な箇所に、かしはどこにでも生じるおそれがある。

ここでは、躯体と仕上げについて2つを取り上げる。
【 解答例 】

[ 部位 ]コンクリート壁面

[ 状態 ]亀甲状の無数のひび割れ

[ 具体的な処置及び対策 ]
アルカリ骨材反応を抑制する混合セメントを使用する。

【 解答例 】

[ 部位 ]天井

[ 状態 ]天井からの水滴の落下

[ 具体的な処置及び対策 ]
パラペット立上りを十分に防水し、下地の安定を確認した防水を行う。

1級建築施工管理技士 実地 経験記述 解答例③

施工経験記述 解答例③


出題例7

次にあげる6種類の労働災害の中から1つを選び、それを防止するための具体的な処置又は対策4つ記述せよ。
ただし作業員が着用する防護具に関する記述は除くものとする。

墜落による災害  飛来、落下による災害
建設機械などによる災害  倒壊による災害
土砂崩壊などによる災害  電気による災害

【 攻略のポイント 】
労働災害の防止をするための具体的な処置または対策は、基本的には労働安全衛生規則(以下、労安衛則)に基づく内容を記述することになる。

(1)墜落による災害防止(労安衛則518条~530条)の要点

①高さ2m以上の箇所での作業には作業床を設置する。(同518条)

②高さ2m以上の箇所では、悪天候時の作業の中止する。(同522条)

③作業床の照度の確保。(同523条)

④高さ、深さが1.5m以上を超える作業を行うときは安全に昇降するため設備を設置する。(同526条)

⑤ストレートなどの屋根上の危険作業では、踏み抜き防止のため、幅30㎝以上の歩み板を用い防網を張る。(同524条)

(2)飛来、落下による災害防止(労安衛則534条~538条)の要点

①地山の崩壊、落石防止をするため、掘削地山のこう配を安全なものとする。(同534条)

②高所からの物体投下による危険防止のため、高さ3m以上から物体を投下するときは、適当な投下設備を設け監視人を置く。(同536条)

③物体の落下により労働者に危険を及ぼときは、立入禁止区域を設定する。(同537条)

④地山の落盤などによる危険防止には、支保工を設け、浮石を除去すること。(同535条)

(3)建設機械などによる災害防止(労安衛則152条~236条)の要点

建設機械の災害防止は、各建設機械ごとに防止規則があるため莫大な量となっているが、建築工事に用いる主なものを次にあげる。

①労働者と建設機械の接触を防止するため、誘導者を配置する。(同158条)

②建設機械の転倒、破壊を防止するため、安定度、最大使用荷重の制限を厳守する。(同163条)
③作業開始前、月1回および、年1回の定期自主検査を行い、建設機械の安全性を確認する。(同167条、168条、170条)

④杭打ち機のワイヤーでの安全性を確認して作業を行う。(同174条)

⑤杭打ち機の組立解体、建設機械のアタッチメントの取替え作業は、作業指揮者を選任して、その者の直接指揮により行わせる。(同165条、190条)

(4)倒壊による災害防止
倒壊による災害防止という、労働安全衛生法に表記されていないが、倒壊に関する用語は、杭打ち機、型枠支保工、足場、作業構台(乗入れ構台)などにみられる。

①杭打ち機の倒壊を防止するため、脚部又は架台の沈下を防止のため敷板、敷角
を用い、くさびなどで固定する。(同173条)

②型枠支保工について、支柱の沈下を防止するため敷角を使用し、鋼管にあっては高さ2m以内ごとに2方向に水平つなぎを設ける。(同242条)

③鋼管足場の足場の脚部には敷角、敷板等を用い、ベース金具で固定し、根がらみを設け、筋かいで補強し、所定の間隔以下に壁つなぎを設ける。(同570条)

④作業構台の支柱は、その滑動または沈下を防止するため十分に根入れし、支柱脚部に敷板、敷角を使用し、筋かいを設け、接合部は緊結金具などで固定する。(同575条の6)

(5)電気による災害

①工作物の建設、解体、塗装、杭打ち作業などにおいて、労働者が作業中感電の危険があるときは当該充電路を移設するか、充電路に絶縁防護具を装着する。(同349条)

②手持型電灯は仮設の配線または移動電線に接続する金口に接することがないよう、ガードを取り付けなければならない。(同330条)

③高さ2m以上で鉄骨などで交流アーク溶接を行うときは、交流アーク溶接機用自動電撃防止装置を使用する。(同332条)

④対地電圧が150Vを超える、移動式または可搬式の電動機を有する機械には、感電防止用漏電遮断装置を使用する。(同333条)

⑤仮設の配線または移動電線を通路面において使用してはならない。(同338条)

以上のうちどれか1つ選び解答する。
とりわけ、労働災害の多い作業は、今後も出題されるので必ずまとめておくことが大切である。

解答例
墜落による災害

①高さ2m以上の箇所での作業では、作業床を設置する。

②悪天候のときには、高さ2m以上の箇所での作業は中止する。

③深さ、高さが1.5mを超える箇所で作業を行うとき、安全に昇降できる設備を設ける。

④スレートなどの屋根で作業をするときは、あゆみ板を設け防網を張る。

1級建築施工管理技士 実地 経験記述 解答例④

施工経験記述 解答例④


出題例8

建築工事において、地球環境保全の観点から環境負荷を低減するために留意した事項2つあげ、それぞれのねらい具体的処置を記述せよ。


攻略のポイント

地球環境保全とは、次の項目を保全することである。

大気汚染防止法
産業廃棄物の焼却処理に伴うダイオキシンの発生を防止するため、高熱処理をする。

水質汚濁防止法
産業廃棄物のうち、人工泥水の処理として水槽により泥と水を分離して、水はpH調整して下水道に排水し、泥は焼却して水分を減少させ、建設副産物として埋立用土砂として用いる。

地球温暖化防止と熱帯雨林減少の軽減
合板型枠を、床版型枠デッキプレートに変えることで、産業廃棄物を少なくし、合板から排出する二酸化炭素を減少させ、熱帯雨林の減少を軽減する。

自然破壊の防止
資源を有効に利用するため、再生資源や指定副産物を積極的に利用し現場から産業廃棄物をできるだけ少なくする。

解答例

①水質汚染防止

[ ねらい ]
水質の中性化

[ 具体的処置 ]
ベントナイト溶液の泥を沈殿させ、pH調整して中性としたのち下水道に放流する。

②地球温暖化防止
[ ねらい ]
二酸化炭素の軽減

[ 具体的処置 ]
合板型枠の使用を少なくし、焼却による二酸化炭素の軽減をする。

出題例9

あなたが現場で実施した、重点的な品質管理活動の事を3つあげ、それぞれ次の①から③について記述せよ。
ただし、3つの事例は、それぞれ異なる内容の記述とする。

①発注者側の要望
あなたの立場で理解した発注者側の要望を簡潔に記述しなさい。なお、発注者側の要望には、設計者、監理者、元請、営業、上司等から聞いたことや、設計図書等から読み取った内容も含むものとする。

②重点的な品質管理活動
①の発注者側の要望に応えるため、
あなたが現場で重点的に実施した
品質管理活動の内容を具体的に記述せよ。
なお、品質管理活動内容には、
部位、作業内容等を含む記述とする。
③理由や経緯
②の重点的な品質管理活動を
①の発注者側の要望に応えるものと
考えた理由結びつけた経緯
を具体的に記述せよ。

攻略のポイント
品質管理活動の事例をあげるとき、「鉄筋コンクリート工事」のような大項目を取り上げるのでなく、「コンクリートのひび割れ防止」、「鉄筋の組立精度」、「コンクリートの打込み管理」、「コンクリートの養生管理」、「タイルの浮き防止」等のように具体的な数値を用いられる作業内容を選定するようにする。
特に品質管理ではデミングサークルの
計画 → 実施 → 検討 → 処置
の手順を念頭において記述すると理論的に整理がし易い。
このことが出題の②に部位作業内容を示すように指定されているからことからもわかる。
実際には、下請負人の立場の場合が多く、発注者の考えを直接的に聞くことは考えにくいので、こうした問題は「設計図書」に示された基準が発注者が意思の集約と考えて回答する。すなわち、一般的な品質管理上必要な措置を具体的に記述すれば十分である。
また、③の理由については、品質管理活動により、より良い品質が得られると考えて行うものである。
解答例
コンクリートのひび割れ防止

①外壁のひび割れ防止をするため、特にコンクリート施工に注意するよう設計図書に特記されていた。
②スランプ値、空気量は試験により確認し、打込み高さを1.5m以下とするため型枠に窓をつくり、じゃんかのできないよう十分に締め固めた。
③外壁部のひび割れの原因は、主に材料分離の影響と考え、ワーカブルなコンクリートを材料分離しないように打込み高さを制限した。




出題例10

建設副産物を適正に処理する観点から、建設発生土の扱いについて、留意すべき項目箇条書き5つ記述せよ。

攻略のポイント
建設発生土は、建設工事に伴って発生する土砂のことで、搬出する建設発生土が1,000m3以上となるときは、請負(元請)業者は再生資源利用促進計画を立案し、その促進利用の実況を記録し1年間保存しなければならない。
(資源の有効な利用の促進に関する法律18条)
こうした建設発生土が直ちに再利用されることが少ないので、適正に分別して、保管しなければならない。こうした保管施設、運搬路、第三者の災害防止の観点から留意点を記述する。
解答例

建設発生土の取扱い留意点
①建設発生土(搬出土)量を最小量とする計画とする。
②建設発生土が他の現場で再利用できるよう土を分別して保管する。
③建設発生土が降雨で泥流化しないように対策をする。
④保管土の管理のため排水溝や安全な土留めを行う。
⑤運搬にあたり公衆の災害防止を行う。



1級建築施工管理技士 実地 経験記述 環境管理【傾向分析】①

近年の経験記述の予想のひとつである「環境管理」に関する記述について

チェックポイント1
建設副産物対策
①「発生抑制」
②「再使用」
③「再生利用」
④「熱回収」
⑤「適正処分」
について理解する。

チェックポイント2
地球環境負荷低減の取組みについて、
3つ記述できるようにする

環境管理の出題としては建設現場で行うべきものとして、「建設副産物対策」と「地球環境負荷低減の取組み」に関する出題が多く、この2つについて自分の経験に基づいて記述できるようになっておく必要があります。

「建設副産物対策」の記述上のポイント
循環型社会形成推進基本法では、建設副産物対策の優先順位を下記の5段階としています。

①リデュース:発生抑制
ごみを出さない、または発生量を抑制すること。

②リユース:再使用
使用後多少の手入れを行って、再び使用すること。

③リサイクル:再生利用
金属くずを溶かして再製品化するなど、
一度形を変えて再生すること。

④サーマルリサイクル:熱回収
熱エネルギーを回収し、
発電や冷暖房に利用すること。

⑤適正処分
不法投棄などをさせず、
法律で定められた処理場で適正に処分すること。

【 過去の出題の特徴 】

対策が指定される場合、5つの対策が例示され、その中から選択する場合、
例示がなく自分で考えて記述する場合があります。

その対策をあげた上で、「扱った資材名又は建設副産物」、「留意した事項または実施した内容」、「結果とあなたの評価」などの記述が求められます。
(H17,H21,H24,H27)

「建設副産物対策」で要求される記述

試験対策としては、
・「取り組んだ対策」
・「扱った資材名または建設副産物」
・「実施した内容」
・「結果とあなたの評価」
の4点について、
2例ほどずつまとめておく必要があります。