★レム・コールハース氏のトークセッション

★世界の国境にとらわれずに活躍する建築家
レム・コールハース
Rem Koolhaas.jpeg
新書
「elements of architecture」(英語版)
本体15,700円
刊行を記念して…
Rem Koolhaas: Elements of Architecture
2018年10月31日(水) 17:45~
TSUTAYA TOKYO ROPPONGI(@六本木)にて
レム・コールハース氏のトークセッションが
開催されるとのことです。
ご案内:TSUTAYA TOKYO ROPPONGI
他の参加者は
建築編集者:キュレーター太田佳代子氏
建築家:小林恵吾氏
トーク終了後は、サイン会
着席は50席ですが、もう既に満席だそうです。
(無料)
立ち聴講、参加したいが…
当日は鉄骨製品検査の立会いで遠方にいるので、NG
生 Remの話を聞いてみたかった…


台湾の建築

新建築 a+u 最新号 2018年10月号
台湾建築の特集です。
この四半世紀の台湾建築の変遷が
わかりやすく紹介、解説されています。
台湾に行く際の建築探訪の予習資料になると思います。
  Taiwan Architecture.jpg
【 01 】
フィールドオフィス・アーキテクツ
櫻花墓地
【 02 】
ジェイ・チウ・アーキテクツ 
九二一地震博物館──車籠埔断層保存館
【 03 】
クリス・ヤオ・アーテック 
蘭陽博物館 
【 04 】
フィールドオフィス・アーキテクツ 
第一維管束 
【 05 】
ハーモニアス・アーキテクツ・アンド・パートナーズ 
三星郷町役場 
【 06 】
フィールドオフィス・アーキテクツ 
羅東文化工場
【 07 】
メカノー・アーキテクテン
高雄衛武営国家芸術文化センター 
【 08 】
伊東豊雄建築設計事務所
台中国家歌劇院 
【 09 】
OMA
台北パフォーミング・アーツ・センター 
【 10 】
ベへット・ボンジオ・リン・アーキテクテン
新富町文化市場改修計画/ Uマーケット 
【 11 】
EHSアーキラボ
富藝旅ホテル 
【 12 】
アトリエ・オーアール 
実践大学校舎改修 
【 13 】
B.M.T.アトリエ 
菩薩寺 
【 14 】
ハーモニウス・アーキテクツ・アンド・パートナーズ 
美濃の住宅 
【 15 】
カサグランデ・ラボラトリー
ウルトラ・ルイン 
【 16 】
フィールドエヴォ・デザイン・スタジオ
アニ・ハウス 
【 17 】
チー・レン・イェ(BK)アーキテクツ
アイドル・ハウス 
【 18 】
平田晃久建築設計事務所
富富話合 
【 19 】
ウェン・セン・リー・アーキテクツ・アンド・パートナーズ
インターコネクション 
【 20 】
青木淳建築計画事務所
濱江多目的センター
【 21 】
ジェイ・チウ・アーキテクツ
雲林農業博覧会──ファッション・ランウェイ
【 22 】
アトリエ・オーアール
80年代のパヴィリオンの記憶 
【 23 】
ディヴォーエ・ゼイン・アーキテクツ
少少──原始感覚研究室 


 

Contents
=========
【 01 】
Cherry Orchard Cemetery
【 02 】
921 Earthquake Museum
【 03 】
Lanyang Museum
【 04 】
First Vascular Bundle
【 05 】
Sensing Township Office
【 06 】
Luodong Cultural Working House
【 07 】
National Kaohsiung Center for the Arts
【 08 】
National Taichung Theatre
【 09 】
Taipei Performing Arts Centre
【 10 】
Hsinfu Market Restoration/U-Market
【 11 】
Folio Daan Hotel
【 12 】
Shih Chien University Campus Renovation
【 13 】
International Bodhisattva Sangha
【 14 】
House in Meinong
【 15 】
Ultra-Ruin
【 16 】
Ayni House
【 17 】
Idle House
【 18 】
Fu Fu Hwa He Apartment
【 19 】
Interconnection
【 20 】
JUT Bing Jiang Center
【 21 】
Pavilion for Yunlin Agricultural Expo.-Fashion Runway
【 22 】
The Memory of 80’s Pavilion
【 23 】
Siu Siu – Lab of Primitive Senses



KYB オイルダンパー データ改ざん事件

免震オイルダンパー
数年前にあった
東洋ゴムの免震支承材のデータ改ざんに引き続き、
今度はKYBのオイルダンパー の性能試験データの改ざん事件
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国土交通省よ10/16に発表があり、
連日、ニュースで取り上げられてますが
どうやって対応するべきなのでしょうか?
竣工間際で、確認済み証が降りるのか?
民間建物の取り替えは後回し?
など、想定される問題はいくつかありますが、
憶測で話をすると、建築主、マンション購入者等
に不安を与えてしまうので、施工者側からいうと
各社とも、「調査中」としか言えない状況です。
国土交通省の方針、確認指定機関の対応
が決まらないことには何ともいえません。
しかし、東南海の地震がせまってきているこの時期に
何故こんなことになるにのか、全くもって不可解です。
どういった人物が、
どういう経緯でデータ改ざんをおこなったのか?
何の為におこなったのか?
また、何故、今、発表されたのか?
主に重要な建物に使用される装置であるので、
その改ざん行為は、日本建設業界に対する攻撃ともとれます。
今後の対応策は重要ですが、
関係者の不審な死者がでないうちに
早期の原因追及のほうも進めるべきだと思います。


1級建築施工管理技士 実地 施工経験記述の攻略

1級建築施工管理技士 実地試験 施工経験記述の攻略

【 施工経験記述の攻略 】
1-1 出題の分析と考え方
2-1 問題1の解き方
2-2 仮設備
1)仮設備の安全確保
2)仮設備の具体的な安全処置
 ◆墜落災害防止の具体的な処置
 ◆ 飛来・落下災害防止の具体的な処置
 ◆ 建設機械による災害防止の具体的な処置
 ◆ 足場・型枠倒壊災害防止の具体的な処置
3)仮設備の具体的な工程上の制約条件
 ◆ 合理的な工程管理を満足する
  仮設備の具体的な配置
 ◆ 合理的な工程管理を満足する
  仮設物の設置
4)仮設備の具体的な工程上の制約条件
 ◆ 仮設電力設備の検討事項
 ◆ 給排水設備の検討事項
2-3 環境保全
1)公衆災害防止対策
 ◆ 騒音・振動を提言する具体的な処置
 ◆ 再三者災害を防止する具体的な処置
 ◆ 沿道障害防止の具体的な処置
2)建設副産物の処理
 建設副産物の分類
 ◆ 建設発生土(土砂)の取扱い上の留意点
 ◆ 指定副産物と有効な利用の具体例
 ◆ 資源の有効な利用に関する計画作成と
  記録保存の義務
 ◆ 再資源化すべき特定建設資材
 ◆ 産業廃棄物の委託処分に関する事業者の留意点
 ◆ 産業廃棄物の処分方法についての具体例
合理化【傾向分析】
1.労働生産性向上
 1)「労働生産性向上」記述上のポイント
 2)「労働生産性向上」で過去に要求された記述
 3)「労働生産性向上」で要求される記述
 4)「労働生産性向上」の記述例
品質管理【傾向分析】①
品質管理【傾向分析】②(記述例)
環境管理【傾向分析①】環境管理
環境管理【傾向分析②】建設副産物(記述例)
環境管理【傾向分析③】環境管理に関する法体系
環境管理 サーマルリサイクル
施工計画【記述例】
施工経験記述 解答例
 施工経験記述① 合理化
 施工経験記述② 工程管理、仮設工事、欠陥・瑕疵
 施工経験記述③ 労働災害
 施工経験記述④ 地球環境保全

1級建築施工管理技士 二次検定 経験記述の攻略

★1級建築施工管理技士 経験記述の攻略 ★

1級建築施工管理技士 実地試験

施工経験記述の攻略について

1° .どれぐらいの規模、立場を想定して記述するか?

1級建築施工管理技士の学科試験では、あまり工事規模を考えずに学習しても問題はなかった。しかし、1級建築施工管理技士に合格すると、自分の経験した工事の大小にかかわらず、大規模工事の「監理技術者」として(限定解除の)資格が与えられことから考えて、施工管理のための幅広い考えが要求されている。

このため、少なくとも工事費用 3~4億円の工事に必要な管理上の知識をもっている監理技術者になったつもりで記述することが大切である。

※.現場を「管」理する監理技術者は、不思議なことに「監」の字を使います。一般用語としての現場監督も「監」の字です。

2° .出題形式と内容

問題の形式は下記のように6題が出題され、そのいずれも必須であるが、問題1の経験記述は特に重要で、この部分が合格点(60点以上と予想される)に達していないと、問題2問題6の問題が合格点(60点以上と予想される)であったとしても合格できないとされている。

このため、受験者は経験記述の問題1と学科記述 問題2問題6までの5つの問題を切り離して取り組むことが大切である。

毎年、問題2問題6に関しては、おおよそ50%程度の人が合格点に達しているというデータがあるが、全体の合格率が 25~40%程度になっているのは、問題1の考え方・解き方がしっかりしていないことによるものと考えられる。

問題1をしっかりとおさえることが、合格への最短距離であると考えられる。
したがって、問題1のノウハウは十分に研究する必要がある。

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1級建築施工管理技士 二次検定 経験記述 環境保全 公衆災害防止対策

2-3.環境保全

1)公衆災害防止対策

建築工事において、近隣への騒音・振動、沿道障害などを防止して、公衆災害を防止することが求められている。

このため、事前調査において各工程ごとに使用する機械・工法などを考慮し、発生する公衆災害を予測して、これを防止する対策を確立し、こうした住民からの苦情を処理するシステムを現場管理に位置付け、対応する人も定めておくことが必要である。

◆ 騒音・振動を提言する具体的な処置

①低騒音・低振動の機械を選定し、低騒音、低振動の工法を採用する。

②防音壁・防音シート、防振溝を設置し、騒音、振動を低減する。

③コンプレッサなどの騒音の原因となる発生源は、住宅より遠い位置に配置する。

◆ 第三者災害を防止する具体的な処置

①資材の飛来を防止するため、防護柵を設置し、防護シートを張る。

②揚重機などの転倒を防止するため、敷鋼板、アウトリガー張出しを行う。

③地盤沈下防止のため、根入れを十分にした土留めを設置し計測管理する。

◆ 沿道障害防止の具体的な処置

①歩行者と一般車両をの接触事故を防止するため、工事場所に警告灯,ミラー,ブザーなどを設置し、誘導員を配置する。

②現場から泥を道路に出さないため、現場敷地内でタイヤ清掃する。

③現場内に粉じん発生しないよう、適宜散水する。

2)建設副産物の処理

※地球温暖化問題及び再資源化や持続可能社会に対する策は、試験対策として認識して対処する。

建設副産物には、資源を有効ん利用すべき指定副産物と、処分場で処分すべき産業副産物とに分類し、さらに、副産物の種類ごとに分別収集して、必要により所定の中間処理をして、再資源化等をしなければならない。

その分類は次のようである。

建設副産物

・指定副産物
①土砂
②コンクリートの塊
③アスファルト・コンクリートの塊
④木材(廃木材を除く)

・産業廃棄物
特定建設資材(中間処理再資源化)
①コンクリート
②アスファルトコンクリート
③コンクリートと鉄からなる建設資材
④木材

埋立処分
①安定型最終処分場
②管理型最終処分場
③遮断型最終処分場

・特別管理産業廃棄物 ー 処理埋立

一般に、指定副産物の有効利用については、「資源の有効な利用の促進に関する法律」で、その利用方法およびその規模が定められている。

また、産業廃棄物については、産業廃棄物の燃焼に伴う大気汚染(ダイオキシン)を防止し、建設工事の発生汚泥による水質汚濁を防止するとともに、産業廃棄物を分別収集して適正に処分するため「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」
(廃棄処理法)でその処理方法が定められている。

また、一定規模以上の解体工事等は対象建建設工事に指定されていて、対象建設工事から排出する産業廃棄物は中間処理して再資源化することが建設リサイクル法に定められている。

◆ 建設発生土(土砂)の取扱い上の留意点

①建設発生土の現場内利用の計画を立案する。

②建設発生土の粒径に応じて4種類に分別する。

③建設発生土の種類、量、運搬時期を明確にし、関係現場などで相互利用する。

④粉じんを防止し、車速制限(現場内10km/h以下)、運搬時間などに配慮する。

⑤受入れ地の状況を確認して、第三者災害発生を未然に防止する。

◆ 指定副産物と有効な利用の具体例

①建設発生土は、工作物の埋戻し、宅地造成、水面埋立用土として利用する。

②コンクリートの塊は、粒径の区分に応じて構造物の裏込め、敷地内舗装用材料として利用する。

③アスファルト・コンクリートの塊は、構造物の裏込め、敷地内舗装用材料として利用する。

④木材は、チップをしたり紙の材料として利用する。

◆ 資源の有効な利用に関する計画作成と記録保存の義務

①元請負業者は、建設発生土1,000m3以上、砕石 500t以上、加熱アスファルト混合物200 t 以上の規模の建設資材を搬入する工事では再資源利用計画を作成し、実施状況を記録し工事完成後1年間保存する義務がある。

②元請業者は、建設発生土1,000m3以上、コンクリートの塊、アスファルト・コンクリートの塊、建設発生木材の合計200 t 以上を現場から排出する工事では、再資源利用促進計画を作成し、実施状況を記録し工事完成後1年間保存する義務がある。

◆ 再資源化すべき特定建設資材

①対象建設工事:
次表のような一定規模以上の解体工事は、発注者または自主施工者が工事の着工7日前までに都道府県知事に届け出る。

②再資源化すべき特定建設資材:
対象建設工事により産業廃棄物はすべて中間処理して次の4つの特定建設資材に分別する。

特定建設資材に分別できないものは産業廃棄物として埋立処分する。

特定建設資材
・コンクリート → 骨材
・アスファルトコンクリート → 舗装材
・コンクリートと鉄から成る建設資材 → くず鉄(有価物)、骨材
・木材 → チップ

◆ 産業廃棄物の委託処分に関する事業者の留意点

①建設副産物として排出される産業廃棄物は、事業者(工事請負者)が自己の責任において行うのが原則である。

②産業廃棄物の処分を委託するときは、都道府県知事の許可を受けた運搬業者、処分業者であることを確認する。

③事業者は、運搬業者に委託するときは、契約書に次の事項を記載する。
・廃棄物の種類および数量
・運搬の最終目的地の所在地
・処分または再利用の方法と施設の処理能力

④事業者は、運搬業者または処分業者に委託するときは、産業廃棄物の種類ごとに産業廃棄物管理票(マニフェスト)を契約書の内容を確認して交付する。

⑤運搬または処分を終了したとき、管理票交付者(排出事業者)に管理票を送付し、管理票交付者は記録を確認し5年間保存する。

⑥管理票交付者は、報告書を作成し年1回都道府県知事に提出する。

◆ 産業廃棄物の処分方法についての具体例

①安定型最終処分場:
廃プラスチック、ゴムくず、金属くず(鉄筋等)などが受入れられる。

②管理型最終処分場:
紙くず、木くず(廃木材)、繊維くず、
有害でない汚泥、廃せっこうボード

③遮断型最終処分場:
有害な燃がら、有害なばいじん、有害な物質を含む汚泥

1級建築施工管理技士 実践

1級建築施工管理技士 実践

① コンクリート工事
② 鉄筋工事1
③ 鉄筋工事2
④ 型枠工事1
⑤ 型枠工事2

⑥ 鉄骨工事1
⑦ 鉄骨工事2

⑧ 仕上工事1 外装1
⑨ 仕上工事2 外装2
⑩ 仕上工事3 外装3

⑪ 仕上工事4 石工事
⑫ 仕上工事5 タイル工事

⑬ 仕上工事6 防水工事1
⑭ 仕上工事7 防水工事2

⑮ 仕上工事8 内装1 天井等
⑯ 仕上工事9 内装2 金属工事

⑰ 仕上工事10 内装3 海外製作品

⑱ 解体1 都心ビル
⑲ 解体2 アスベストの処理
⑳ 解体3 改修工事-建設副産物

㉑ 竣工検査
㉒ 完成から引渡しまでの流れ

㉓ 引渡しは維持管理の始まり
㉔ 維持保全の作法
㉕ 建物の維持保全サポート
㉖ 法的に必要な建物調査と設備検査

実践1 コンクリート工事1

1級建築施工管理技士 実戦 コンクリート工事1

どうしたらコンクリートの調合ミス・発注ミスを防げるか?

コンクリートの調合ミスや発注ミスは、建物の構造強度や品質に大きく関係する。
昨今、経済性を過度に追求するあまり、同じ建物で細かく強度を変えた設計が見受けられる。
これは事前にチェックを受けることによってミスを防止できる。そのためには、図面を確認できる力が必要である。
施工時期によっては温度補正値の調整が加わるため施工部位によってはスランプを変える必要が生じ、最終的な調合パターン数はかけ算的に増えていく。
同じ現場で十数種類の調合計画を行うケースが発生することもある。
こうなると、人手不足の現場では手が回らなくなり自然に難題から遠ざかりがちになり、ひいては、調合ミス・発注ミスにつながる。
この場合、手がまわらないので、現場担当者は、資格をもったコンクリート主任技士によって、調合計画、施工計画、発注管理、受け入れ管理、施工管理を支援してもらう必要がある。
とはいえ、施工管理者自身もコンクリートに対して日頃の勉強を怠ってよいことではない。
コンクリートの誤発注は日常的に起こりうるミスであるが、施工管理技術者が適切な管理ポイントを押さえ、十分な管理体制で臨む必要がある。


いかに丈夫なコンクリートを作るか

コンクリートのクレームの中で最も多いのは、ひび割れに関するものである。

これは、ほとんどの建設会社の補償工事の中で同様に見受けられる。
コンクリートがセメント水和反応の過程で硬化し収縮することはさけられない
収縮と同時にコンクリートにひび割れが発生する。
近年は建築施工技術の進歩により、コンクリートの収縮によるひび割れ防止には種々の対策がとられるようになった。

(例)
①鉄筋による補強
②水セメント比を下げた硬練りコンクリートの採用
③収縮の少ない中庸熱ポルトランドセメントを使用したコンクリートの使用
④フライアッシュを混入する方法
⑤膨張材を入れて収縮を防ぐ方法
⑥ひび割れを目地によりコントロールする方法
⑦急激な初期乾燥を防ぐための養生により収縮を分散させる方法
⑧硬化に必要な水以外の不要な水を真空装置で吸い取る方法など


いかに適正な材料を選ぶか

2008年関東地区で、すでに完成後の某マンション工事の際、コンクリートのアルカリ骨材反応による自然爆裂が発生し、大きな問題になった。
その原因は、コンクリートの骨材の中に膨張性のある骨材が混じったことによるものであった。

建物が完成後もしくは完成間近にこのような自然由来の問題が発生すると、建設会社にとって大きな損失となる。

骨材に関して塩分も大きな被害になることがあるが、コンクリートの品質的な部分を分業化して、アウトソーシングしたとしても、建設会社はその最終責任を免がれることはできない。

それらの事故を分析すると、現場担当者にとって骨材の品質管理がいかに重要な事項か認識できる。

製造プラントと連携して骨材を選定し、その品質を十分確認することは建設施工管理者の重要な役割である。