令和6年1級建築施工管理技士 二次検定 問題4 解答解説

令和6年 1級建築施工管理技士 二次 解答解説 問題4

次の1.から4.の問いに答えなさい。
ただし,1.から4.の解答はすべて異なる内容の記述とし,材料(仕様,品質,搬入等),作業環境(騒音,振動,気象条件等),清掃及び安全に関する記述は除くものとする。

1.タイル工事において,有機系接着剤を用いて外壁タイル張りを行うときの施工上の留意事項を2つ,具体的に記述しなさい。
ただし,タイルの割付け,材料の保管及び下地に関する記述は除くものとする。

解答試案

【 留意事項 】

(1) 接着剤の1回の塗付け面積は3m2以内で30分以内に張り終える面積とする。

(2) 接着剤は金ごて等で厚さ 3mm程度に平坦に塗布し、所定のくし目ごてを用いてくし目をたてる。

2.金属工事において,パラペット天端に押出形材の既製品であるアルミニウム製笠木を設けるときの施工上の留意事項を2つ,具体的に記述しなさい。
ただし,材料の保管及び防水層に関する記述は除くものとする。
なお,パラペットは現場打うちコンクリートとする。

解答試案

(1) 固定金具は笠木が通りよく、かつ、天端の水勾配が正しく保持されるように、あらかじめレベルを調整して取り付ける。

(2) あと施エアンカーによる固定金具、ジョイント金具の取付けに際して、特に強い風圧の予想される箇所に使用する場合は、風荷重に対して十分な引抜き耐力を有するようアンカーの径・長さ・取付け間隔を検討し、施工に注意する。

(3) 笠木部材の割付けは施工図により、割付け、各部の納まり(端部、壁付き、ほかとの取合い)及び取付け手顛を事前に検討する。

(4) 取付けは、コーナ一部分笠木(通常 l = 500mm程度)を先に取り付け、直線部材については、パラペット全体の形状を勘案し、定尺を中心に割り付ける。調整部分を中心部にもってくる方法、両端に割り振る方法、片端にもってくる方法がある。

3.左官工事において,内装床の張物下地となるセルフレベリング材塗りを行うときの施工上の留意事項を2つ,具体的に記述しなさい。
なお,セルフレベリング材は固定プラント式のスラリータイプとし,専用車両で現場まで輸送供給されるものとする。

解答試案

(1) 水量過多は強度低下や材料分離の原因となるので、製造所の規定する加水量を厳守する。

(2) 塗厚が大きくなると、ひび割れや浮きが発生しやすくなるので、標準塗厚を10mmとする。また、塗厚が均ーでない場合には、硬化時の体積変化(やせ)により塗厚の大きい部分にひび割れが生じるおそれがあるので、塗厚の大きくなる部分は、あらかじめモルタルで補修を行っておく。

(3) 材料の練混ぜ不足は、流動性低下の原因となるので、製造所の指定する方法で十分に練り混ぜる。

(4) セルフレベリング材が硬化する前に風が当たると、表層部分だけが動いて硬化後にしわが発生する場合があるので、流し込み作業中はできる限り通風をなくし、施工後もセルフレベリング材が硬化するまでは、甚だしい通風を避ける。

(5) 5℃以下での施工は、硬化遅延、硬化不良を引き起こすおそれがある。また、夜間の気温低下により凍害を受けるおそれがある。

4.内装床工事において,ビニル床シートを平場部に張り付けるときの施工上の留意事項を2つ,具体的に記述しなさい。
ただし,下地に関する記述は除くものとする。

解答試案

(1) 床シート類は、長手方向に縮み、幅の方向に伸びる性質があるので、長めに切断して仮敷きし、24時間以上放置して巻きぐせをとり、なじむようにする。

(2) 接着剤は、所定のオープンタイムをとり、床シートを張り付ける。

(3) 接着剤は、製造所の指定するくし目ごてを用いて下地面に均一に塗布する。

(4) 湿気のおそれのある床には、エポキシ樹脂系またはウレタン樹脂系の接着剤を用いる。

(5) 床シートの張付け後は、表面に出た余分な接着剤をふき取り、45kgローラー等で十分に圧着し、接着面に気泡がの残らないように圧着する。

令和5年1級建築施工管理技士 二次検定 問題5 解答解説

令和5年 1級建築施工管理技士 二次 解答解説 問題5

問題5
次の 1.から 8.の各記述 において、[  ] に当てはまる最も適当な語句又は数値の組合せを、下の枠内から 1 つ選びなさい。

1.塩化ビニル樹脂系シート防水の接着工法において、シート相互の接合部は、原則として水上側のシートが水下側のシートの上になるよう張り重ねる。

また、シート相互の接合幅は、幅方向、長手方向とも、最小値 [ a ] mm とし、シート相互の接合方は、 [ b ] と [ c ] を併用して接合する。

解答

 4

[ 解説 ]

塩化ビニル樹脂系シート防水の接着工法において、シート相互の接合部は、原則として水上側のシートが水下側のシートの上になるよう張り重ねる。

また、シート相互の接合幅は、幅方向、長手方向とも、最小値 40mm とし、シート相互の接合方は、接着剤又は熱風液状シール材を併用して接合する。

2. セメントモルタルによる外壁タイル後張り工法の引張接着 強度検査は、施工後2 週間以上経過した時点で、油圧式接着力試験機を用いて、引張接着強度と [ a ] 状況に基づき合否を判定する。

また、下地がモルタル塗りの場合の試験体は、タイルの目地部分を [ b ] 面まで切断して周囲と絶縁したものとし、試験体の数は 100 m2 以下ごとに1個以上とし、かつ、全面積で [ c ] 個以上とする。

解答

3

[ 解説 ]

セメントモルタルによる外壁タイル後張り工法の引張接着 強度検査は、施工後2 週間以上経過した時点で、油圧式接着力試験機を用いて、引張接着強度と 破壊状況に基づき合否を判定する。

また、下地がモルタル塗りの場合の試験体は、タイルの目地部分をコンクリート面まで切断して周囲と絶縁したものとし、試験体の数は 100 m2 以下ごとに1個以上とし、かつ、全面積で 個以上とする。__

3. 鋼板製折板葺屋根におけるけらば包みの継手位置は、端部用タイトフレームの位置よりできるだけ [ a ]ほうがよい。

また、けらば包み相互の継手の重ね幅は、最小値 [ b ]mm とし、当該重ね内部に不定形又は定形シーリング材をはさみ込み、 [ c ] 等で留め付ける。

解答

3

[ 解説 ]

鋼板製折板葺屋根におけるけらば包みの継手位置は、端部用タイトフレームの位置よりできるだけ近いほうがよい。

また、けらば包み相互の継手の重ね幅は、最小値60mm とし、当該重ね内部に不定形又は定形シーリング材をはさみ込み、ドリリングタッピンねじ等で留め付ける。__

4.軽量鉄骨壁下地のランナー両端部の固定位置は、端部から [ a ] mm 内側とする。ランナーの固定間隔は、ランナーの形状、断面性能及び軽量鉄骨壁の構成等により [ b ] mm程度とする。

また、上部ランナーの上端とスタッド天端の隙間は 10 mm以下とし、スタッドに取り付けるスペーサーの間隔は [ c ]mm 程度とする。

解答

2

[ 解説 ]

軽量鉄骨壁下地のランナー両端部の固定位置は、端部から50mm 内側とする。ランナーの固定間隔は、ランナーの形状、断面性能及び軽量鉄骨壁の構成等により900mm程度とする。

また、上部ランナーの上端とスタッド天端の隙間は 10mm以下とし、スタッドに取り付けるスペーサーの間隔は 600mm 程度とする。

5. 仕上げ材の下地となるセメントモルタル塗りの表面仕上げには、金ごて仕上げ、木ごて仕上げ、はけ引き仕上げがあり、その上に施工する仕上げ材の種類に応じて使い分ける。

一般塗装下地、壁紙張り下地の仕上げの場合は、 [ a ] 仕上げとする。
壁タイル接着剤張り下地の仕上げの場合は、 [ b ]仕上げとする。
セメントモルタル張りタイル下地の仕上げの場合は、 [ c ] 仕上げとする。

解答

4

[ 解説 ]

仕上げ材の下地となるセメントモルタル塗りの表面仕上げには、金ごて仕上げ、木ごて仕上げ、はけ引き仕上げがあり、その上に施工する仕上げ材の種類に応じて使い分ける。

一般塗装下地、壁紙張り下地の仕上げの場合は、金ごて仕上げとする。

壁タイル接着剤張り下地の仕上げの場合は、金ごて仕上げとする。

セメントモルタル張りタイル下地の仕上げの場合は、木ごて仕上げとする。

6.アルミニウム製建具工事において、枠のアンカー取付け位置は、枠の隅より 150 mm 内外を端とし、中間の間隔を [ a ]mm 以下とする。
くつずりをステンレス製とする場合は、厚さ [ b ] mm を標準とし、仕上げはヘアラインとする。

また、一般的に、破損及び発音防止のためのくつずり裏面のモルタル詰めは、取付け [ c ] に行う。

解答

5

[ 解説 ]

アルミニウム製建具工事において、枠のアンカー取付け位置は、枠の隅より 150 mm 内外を端とし、中間の間隔を 500mm 以下とする。

くつずりをステンレス製とする場合は、厚さ1.5mm を標準とし、仕上げはヘアラインとする。

また、一般的に、破損及び発音防止のためのくつずり裏面のモルタル詰めは、取付けに行う。

7.せっこうボード面の素地ごしらえのパテ処理の工法には、パテしごき、パテかい、パテ付けの3種類がある。

[ a ] は、面の状況に応じて、面のくぼみ、隙間、目違い等の部分を平滑にするためにパテを塗る。

また、パテかいは、 [ b ] にパテ処理するもので、素地とパテ面との肌違いが仕上げに影響するため、注意しなければならない。
なお、パテ付けは、特に [ c ] を要求される仕上げの場合に行う。

解答

3

[ 解説 ]

せっこうボード面の素地ごしらえのパテ処理の工法には、パテしごき、パテかい、パテ付けの3種類がある。

パテかいは、面の状況に応じて、面のくぼみ、隙間、目違い等の部分を平滑にするためにパテを塗る。

また、パテかいは、局部的にパテ処理するもので、素地とパテ面との肌違いが仕上げに影響するため、注意しなければならない。

なお、パテ付けは、特に美装性を要求される仕上げの場合に行う。

8.タイルカーペットを事務室用フリーアクセスフロア下地に施工する場合、床パネル相互間の段差と隙間を [ a ] mm 以下に調整した後、床パネルの目地とタイルカーペットの目地を [ b ] mm 程度ずらして割付けを行う。

また、カーペットの張付けは、粘着剥離形の接着剤を [ c ] の全面に塗布し、適切なオープンタイムをとり、圧着しながら行う。

解答

1

[ 解説 ]

タイルカーペットを事務室用フリーアクセスフロア下地に施工する場合、床パネル相互間の段差と隙間を1 mm 以下に調整した後、床パネルの目地とタイルカーペットの目地を100mm 程度ずらして割付けを行う。

また、カーペットの張付けは、粘着剥離形の接着剤を床パネルの全面に塗布し、適切なオープンタイムをとり、圧着しながら行う。

令和4年1級建築施工管理技士 二次検定 問題4 解答解説

令和4年 1級建築施工管理技士 二次 問題4 解答 解説

問題4
次の1.から4.の問いに答えなさい。
ただし、解答はそれぞれ異なる内容の記述とし、材料(仕様、品質、運搬、保管等)、作業環境(騒音、振動、気象条件等)及び作業員の安全に関する記述は除くものとする。

1.屋根保護防水断熱工法における保護層の平場部の施工上の留意事項2つ、具体的に記述しなさい。
なお、防水層はアスファルト密着工法とし、保護層の仕上げはコンクリート直均し仕上げとする。

解答例

① アスファルト防水密着工法の出隅及び入隅においては、平場部のルーフィング類の張付けの前に、幅300mm程度のストレッチルーフィングを増し張りする。

② コンクリートスラブの打継ぎ部については、絶縁テープを張り付けた上に、幅300mm程度のストレッチルーフィングを増張りする。

③ 低煙・低臭タイプのアスファルトの溶融温度の上限は、煙の発生を抑制するために 240〜260℃程度とする。

2.木製床下地にフローリングボード又は複合フローリングを釘留め工法で張るときの施工上の留意事項2つ、具体的に記述しなさい。

解答例

①必要に応じて接着剤を下地に塗布し、釘と接着剤を併用して留め付ける。

②釘留め工法によるフローリングボード張りは、張込みに先立ち、板の割付けを行い、隣接する板の継手は150mm程度離して通りよく敷き並べる。

③フローリング類の割付けは、室の中央から両端へ行い、割付けが半端になる場合は、目立ちやすい出入口を避け、壁際の見え隠れとなる場所で行う。

④フローリング類は木質材であり、湿度の変化によって膨張・収縮するので、幅木・敷居等との取り合い部ではエキスパンションをとる。

⑤板そば、木口のさね肩を損傷しないように、根太に向けて雄ざねの根付けから45度の傾斜に隠し釘で留める。

3.外壁コンクリート面を外装合成樹脂エマルション系薄付け仕上塗材(外装薄塗材E)仕上げとするときの施工上の留意事項2つ、具体的に記述しなさい。

解答例

①下塗りは、だれ、塗り残しのないように均一に塗り付ける。

②凸部分処理は、こてまたはローラー押さえにより、見本と同様の模様となるように主材の模様塗り後、1時間以内に適当な時間を選んで行う。

③上塗りの塗り回数は、2回塗りを標準をし、色むら、だれ、光沢むらのないように、均一に塗り付ける。

④模様塗りは、見本と同様の模様となるよう適切な工具を使用し、適切な条件の下で塗り付ける。

⑤5℃以上で塗装する。乾燥途中で結露すると塗面に異常を発生するおそれがあるので多湿時の塗装は避ける。

4.鉄筋コンクリート造の外壁に鋼製建具を取り付けるときの施工上の留意事項2つ、具体的に記述しなさい。

解答例

[ 解答解説 ]

外部に面する戸は、下部を除き三方の見込み部を表面板で包む。(建築工事監理指針)

※内部建具の両面フラッシュ戸の見込み部は、上下部の除いた2方を表面板で包めばよい。

鋼製建具に使用する戸の表面板の厚さは、特記による。特記がなければ、片開き、親子開き及び両開き戸の1枚の有効開口幅が 950mm、または有効高さが 2,400mmを超える場合そ除き 1.6mmとする。鋼製軽量建具に使用する戸の表面板の厚さは、0.6mmとする。

③ 鋼製建具の戸において、中骨は厚さ 1.6mm、間隔 300mmとする。

④ ステンレス鋼板製のくつずりは、表面仕上げをヘアラインとし、厚さは 1.5mmとする。建具枠は、くつずり、下枠等あとでモルタル充填が困難な部分では、あらかじめ裏面に鉄線等を取り付けてモルタル詰めを行なったのち取り付ける。

鋼製建具の取付け精度は次の通りとする。

①枠の対角寸法差は 3mm以内

②枠及び戸のねじれ、反り、はらみは 2mm以内

③枠の倒れ(面外、面内とも)は 2mm以内

 (建築工事監理指針)

令和3年1級建築施工管理技士 二次検定 問題5 解答解説

令和3年 1級建築施工管理技士 二次 問題5 解答 解説

問題5
次の1.から8.の各記述において、(a)から(e)の下線部のうち最も不適当な語句又は数値の下線部下の記号とそれに替わる適当な語句又は数値との組合せを、下の枠内から1つ選びなさい。
1.改質アスファルトシート防水常温粘着工法・断熱露出仕様の場合、立上り際の風による(a)圧は平場の一般部より大きくなるため、断熱材の上が絶縁工法となる立上り際の平場部の幅(b)300mm程度は、防水層の(c)層目に粘着層付改質アスファルトシートを張り付ける。
なお、(d)入隅部では立上りに(e)100mm程度立ち上げて、浮きや口あきが生じないように張り付ける。

1.(a) 正
2.(b) 500
3.(c) 2
4.(d) 出隅
5.(e) 150
(解答)

 2

立上がり際の風による負圧は平場の一般部より大きくなるため、立上がり際の幅500mm程度は、防水層の1層目に粘着層付改質アスファルトシートを張り付ける。

2.セメントモルタルによるタイル張りにおいて、まぐさ、庇先端(a)下部など剥落のおそれが大きい箇所に(b)小口タイル以上の大きさのタイルを張る場合、径が(c)0.6mm以上のなまし(d)鉄線を剥落防止用引金物として張付けモルタルに塗り込み、必要に応じて、受木を添えて(e)24時間以上支持する。

1.(a) 見付
2.(b) モザイク
3.(c) 0.4
4.(d) ステンレス
5.(e) 72
(解答)

 4

まぐさ及び庇先端下部に小口タイル以上の大きさのタイルを張る場合は、径が0.6mm以上のなましステンレス鋼線をモルタルに塗り込み、必要に応じて、受け木を添えて24時間以上支持する。(建築工事監理指針)

3.長尺金属板葺の下葺のアスファルトルーフィングは軒先と(a)平行に敷き込み、軒先から順次棟へ向かって張り、隣接するルーフィングとの重ね幅は、流れ方向(上下)は(b)100mm以上、長手方向(左右)は(c)150mm以上重ね合わせる。
金属板を折曲げ加工する場合、塗装又はめっき及び地肌に亀裂が生じないよう切れ目を(d)入れないで折り曲げる。金属板を小はぜ掛けとする場合は、はぜの折返し寸法と角度に注意し、小はぜ内に 3~6mm程度の隙間を設けて毛細管現象による(e)雨水の浸入を防ぐようにする。

1.(a) 垂直
2.(b) 200
3.(c) 200
4.(d) 入れて
5.(e) 風
(解答)

 3

長尺金属板葺の下葺のアスファルトルーフィングは軒先と平行に敷き込み、軒先から順次棟へ向かって張り、隣接するルーフィングとの重ね幅は、流れ方向(上下)は100mm以上、長手方向(左右)は200mm以上重ね合わせる。

長尺金属板を現場等で折り曲げる場合は、地肌に亀裂が生じないように十分曲げ半径を取り、切れ目を入れずに塗装、めっきを行う。(建築工事監理指針)

図13.2.7_下葺材の施工例

図13.2.8_下葺材の施工例(粘着層による仮留め例)

※建築工事監理指針 13章2節 長尺金属板葺より

4.内装の床張物下地をセルフレベリング材塗りとする場合、(a)度を一定に練り上げたセルフレべリング材を、レベルに合わせて流し込む。流し込み中はできる限り通風を(b)良くして作業を行う。施工後の養生期間は、常温で (c)日以上、冬期間は (d)14日以上とし、施工場所の気温が (e) 5°C以下の場合は施工しない。

1.(a) 硬
2.(b) 避けて
3.(c) 3
4.(d) 28
5.(e) 3
(解答)

 2

セルフレベリング材が硬化する前に風が当たると、表層部分だけが動いて硬化後にしわが発生する場合がある。したがって、流し込み作業中はできる限り通風をなくして、施工後もセルフレベリング材が硬化するまでは、はなはだしい通風は避ける。(建築工事監理指針)

5.PCカーテンウォールの (a)ファスナー方式には、ロッキング方式、スウェイ方式がある。
ロッキング方式はPCパネルを (b)回転させることにより、また、スウェイ方式は上部、下部ファスナーの (c)両方をルーズホールなどで (d)滑らせることにより、PCカーテンウォールを(e)層間変位に追従させるものである。

1.(a) 取付
2.(b) 滑らせる
3.(c) どちらか
4.(d) 回転させる
5.(e) 地震
(解答)

 3

ロッキング方式はPCパネルを回転させることにより、また、スウェイ方式は上部、下部ファスナーのどちらかをルーズホールなどで滑らせることにより、PCカーテンウォールを層間変位に追従させるものである。

6.塗装工事における研磨紙ずりは、素地の汚れや錆、下地に付着している(a)塵埃を取り除いて素地や下地を(b)粗面にし、かつ、次工程で適用する塗装材料の (c) 付着性を確保するための足掛かりをつくり、(d) 仕上りを良くするために行う。
研磨紙ずりは、下層塗膜が十分 (e)乾燥した後に行い、塗膜を過度に研がないようにする。

1.(a) 油分
2.(b) 平滑
3.(c) 作業
4.(d) 回転させる
5.(e) 硬化
(解答)

 2

塗装工事における研磨紙ずりは、素地の汚れや錆、下地に付着している塵埃を取り除いて素地や下地を平滑にし、かつ、次工程で適用する塗装材料の付着性を確保するための足掛かりをつくり、仕上りを良くするために行う。(JASS18)

7.居室の壁紙施工において、壁紙及び壁紙施工用(a)でん粉系接着剤の(b)ホルムアルデヒド放散量は、一般に、F(c)☆☆☆☆としている。また、防火材の認定の表示は防火製品表示 (d)ラベルを1区分(1室)ごとに(e)枚以上張り付けて表示する。

1.(a) 溶剤
2.(b) シンナー
3.(c) ☆☆☆
4.(d) シール
5.(e) 2
(解答)

 5

昭和44年、当時の建設省住宅指導課長通達の「現場施工後の防火材料の表示については各室又はこれに準ずる用途上の区分ごとに少なくとも2カ所以上に表示マークを付すること。」に基づき行われている。

8.コンクリート打放し仕上げ外壁のひび割れ部の改修における樹脂注入工法は、外壁のひび割れ幅が0.2mm以上 (a) 2.0mm以下の場合に主に適用され、シール工法や(b)Uカットシール材充填工法に比べ(c)耐久性が期待できる工法である。
挙動のあるひび割れ部の注入に用いるエポキシ樹脂の種類は、(d) 質形とし、粘性による区分が(e) 粘度形又は中粘度形とする。

1.(a) 1.0
2.(b) V
3.(c) 耐水
4.(d) 硬
5.(e) 高
(解答)

 1

樹脂注入工法は、ひび割れ幅が0.2mm以上 1.0mm以下の場合に主に適用される。

令和2年1級建築施工管理技士 実地検定 問題4 解答解説

令和2年度 1級建築施工管理技術検定 実地 解答例

実施日:令和 3年 2月 21日(日)
問題4
次の 1.から 4.の問いに答えなさい。
ただし、解答はそれぞれ異なる内容の記述とし、材料(仕様、品質、保管等)、作業環境(騒音、振動、気象条件等)及び作業員の安全に関する記述は除くものとする。
1.タイル工事において、有機系接着剤を用いて外壁タイル張りを行うときの施工上の留意事項 2つ、具体的に記述しなさい。ただし、下地及びタイルの割付けに関する記述は除くものとする。

解答試案

【 留意事項 】

①接着剤の1回の塗付け面積は3m2以内で30分以内に張り終える面積とする。

②接着剤は金ごて等で厚さ 3mm程度に平坦に塗布し、所定のくし目ごてを用いてくし目をたてる。

2.屋根工事において、金属製折板屋根葺を行うときの施工上の留意事項2つ、具体的に記述しなさい。

解答試案

【 留意事項 】

①タイトフレームの幅、板厚および必要溶接長は、想定される風荷重に対する必要強度で決定されているので、遵守する。

②小梁などの母材に直接タイトフレームを溶接する際には、ショートビートにならないよう溶接長40mm以上を確保する。

3.内装工事において、天井仕上げとしてロックウール化粧吸音板を、せっこうボード下地に張るときの施工上の留意事項2つ、具体的に記述しなさい。ただし、下地に関する記述は除くものとする。

解答試案

【 留意事項 】

①せっこうボード張りの目地と、ロックウール化粧吸音板の目地の位置が重ならないように、50mm以上ずらす。

②接着剤は15点以上の点付けとし、塗布量は 1m2当たり150~180gを標準とする。

(解説)

室内天井せっこうボード下地へのロックウール化粧吸音板張り工事における施工上の留意事項としては、他に以下のもの等がある。

①段違い、目違い、すき間、角欠けがないように、丁寧に張り付ける。

②ステーブル(白塗装品)の打込み後は、ステーブルの浮きがないことを確認する。

③ステーブルの打込み方向は、仕上げパターンの方向と平行にする。

4.断熱工事において、吹付け硬質ウレタンフォームの吹付けを行うときの施工上の留意事項2つ、具体的に記述しなさい。ただし、下地に関する記述は除くものとする。

解答試案

【 留意事項 】

①上吹きの際は、ウレタン発泡機により施工面から500mm〜1000mm離し、施工面に対して直角にスプレーアガンを維持し、硬質ウレタンフォーム原料を2回目の吹き付けにより所定の厚さに仕上げる。

②厚み不足の場合は、必要な厚みになるように積層吹きする。但し、各層の厚みは 25mm以下に抑えて施工当日の施工層厚みは 80mm以下とする。

令和元年1級建築施工管理技士 実地検定 問題4 解答解説

令和元年度 1級建築施工管理技術検定 実地 問題4

問題4
次の1.から8.の各記述において、記述ごとの①から③の下線部の語句又は数値のうち最も不適当な箇所番号1つあげ、適当な語句又は数値を記入しなさい。
1.アスファルト防水密着工法において、出隅及び入隅は平場部のルーフィング類の張付けに先立ち、幅① 300mm 程度のストレッチルーフィングを増張りする。
また、コンクリートスラブの打継ぎ部は、絶縁用テープを張り付けた上に、幅②300mm 程度のストレッチルーフィングを増張りする。
なお、流し張りに用いるアスファルトは、環境対応低煙低臭型防水工事用アスファルトとし、溶融温度の上限は、③300℃とする。

解答

 ③ 240

アスファルト防水密着工法の出隅及び入隅においては、平場部のルーフィング類の張付けの前に、幅300mm程度のストレッチルーフィングを増し張りする。

コンクリートスラブの打継ぎ部については、絶縁テープを張り付けた上に、幅300mm程度のストレッチルーフィングを増張りする。

低煙・低臭タイプのアスファルトの溶融温度の上限は、煙の発生を抑制するために240〜260℃程度とする。

2.セメントモルタルによる外壁タイル後張り工法において、マスク張りでは、張付けモルタルを塗り付けたタイルは、塗り付けてから① 60分を限度に張り付ける。
また、モザイクタイル張りでは、張付けモルタルを2_層に分けて塗り付けるものとし、_
層目はこて圧をかけて塗り付ける。
なお、外壁タイル張り面の伸縮調整目地の位置は、一般に縦目地を③m内外に割り付け、横目地を各階ごとの打継ぎ目地に合わせる。

解答

 ① 5

マスク張りの特徴の1つが、塗り置き時間を短くできることである。タイルへ張付けモルタルを塗り付け後、タイルを壁面に張り付けるまでの時間は5分以内とする。( JASS 19)

3.金属製折板葺きにおいて、タイトフレームの受梁への接合は、下底の両側を隅肉溶接とし、隅肉溶接のサイズを①受梁の板厚と同じとする。
また、水上部分の折板と壁との取合い部に設ける雨押えは、壁際立上りを② 150mm 以上とする。
なお、重ね形折板の端部の端あき寸法は、③ 50mm 以上とする。

解答

 ① タイトフレーム

タイトフレームの下地(受梁)への取付けは、受梁にアーク溶接接合とする。溶接は、タイトフレームの立上り部分の縁から10mm残し、底部両側を隅肉溶接とする。溶接サイズはタイトフレームの板厚と同寸法とする。(JASS12)

4.軽量鉄骨壁下地のランナー両端部の固定位置は、端部から① 50mm 内側とする。ランナーの固定間隔は、ランナーの形状及び断面性能、軽量鉄骨壁の構成等により② 900mm 程度を限度とする。
また、上部ランナーの上端とスタッド天端の間隔は10 mm以下とし、スタッドに取り付けるスペーサーの間隔は③ 1,200mm 程度とする。

解答

 ③ 600

スペーサーは、各スタッドの端部を押さえ、間隔 600mm 程度に留め付ける。

5.仕上げ材の下地となるセメントモルタル塗りの表面仕上げには、金ごて仕上げ、木ごて仕上げ、はけ引き仕上げのほか、① くし目引き仕上げがあり、その上に施工する仕上げ材の種類に応じて使い分ける。
一般塗装下地、壁紙張り下地の仕上げとして、② 金ごて仕上げを用い、セメントモルタルによるタイル張付け下地の仕上げとして、③ はけ引き仕上げを用いる。

解答

 ③ 木ごて

セメントモルタル塗りの表面仕上げには、金ごて仕上げ、本ごて仕上げ、はけ引き仕上げの他くし目引き仕上げがあり、その上に施工する仕上げ材の種類に応じて使い分ける。

金ごて仕上げは、塗装仕上げや壁紙張り仕上げなどの下地面に用い、木ごて仕上げは、セメントモルタルによるタイル後張り工法の下地面に用いる。

6.防火区画に用いる防煙シャッターは、表面がフラットでガイドレール内での遮煙性を確保できる①インターロッキング形のスラットが用いられる。
また、②まぐさの遮煙機構は、シャッターが閉鎖したときに漏煙を抑制する構造で、その材料は不燃材料、準不燃材料又は難燃材料とし、座板にアルミニウムを使用する場合には、③鋼板で覆う。

解答

 ① オーバーラッピング

防火区画に用いる防煙シャッターは、表面がフラットでガイドレール内での遮煙性を確保できるオーバーラッピング形のスラットが用いられる。また、まぐさに設ける遮煙機構は、シャッターが閉鎖したときに漏煙を抑制する構造とし、その材料は不燃材料、準不燃材料又は難燃材料とする。

なお、座板にアルミニウムを使用する場合には、鋼板で覆う。

7.素地ごしらえのパテ処理の工法には、パテしごき、パテかい、パテ付けの3種類がある。このうち、① パテしごきは、面の状況に応じて、面のくぼみ、すき間、目違い等の部分を平滑にするためにパテを塗る。
また、② パテかいは、局部的にパテ処理するもので、素地とパテ面との肌違いが仕上げに影響するため、注意しなければならない。
なお、③パテ付けは、特に美装性を要求される仕上げの場合に行う。

解答

 ① パテかい

パテ処理には、パテしごき、パテかい、パテ付けの3種類がある。

パテしごきは、パテを塗りつけた後に余分なパテをしごき取る事。

パテかいは、面の状況に応じて、面のくぼみ、すき間、目違い等の部分を平滑にするためにパテを塗るものである。

パテ付けは、パテかいの後、表面が平滑になり、肌が一定になるようパテを全面に塗りけ、特に美装性を要求される仕上げの場合に行う。

8.せっこう系直張り用接着材によるせっこうボード直張り工法において、直張り用接着材は、①時間以内で使い切れる量を、たれない程度の硬さに水と練り合わせ、ボードの仕上がりまでの寸法の_②倍程度の高さにダンゴ状に盛り上げる。
また、ボードの張付けにおいては、ボード圧着の際、ボード下端と床面との間を③ 10mm 程度浮かした状態で圧着し、さらに調整定規でたたきながら、所定の仕上げ面が得られるように張り付ける。

解答

 ① 1

接着材の一度に練る量は1時間以内に使い切れる量とする。(建築工事監理指針)

平成30年1級建築施工管理技士 実地検定 問題4 解答解説

平成30年度 1級建築施工管理技術検定 実地 問題4

問題4
次の 1.から 4.の問いに答えなさい。
ただし、解答はそれぞれ異なる内容の記述とし、材料の保管、作業環境(気象条件等)及び作業員の安全に関する記述は除くものとする。
1. 屋上アスファルト防水工事において、平場部にアスファルトルーフィング類を張り付ける場合の、施工上の留意事項を 2 つ、具体的に記述しなさい。
ただし、下地及び増張りに関する記述は除くものとする。

解答例と分析

【 解答例 】

( 留意事項 )

①ルーフィングの継ぎ方は、水上側のルーフィングを水下側の上に張ると共に、重ね幅は、長手、横方向とも100mm以上とする。

②アスファルト防水絶縁工法に用いる穴あきルーフィングは、絶縁面である砂付き面を下にし、通気性を妨げないように突き付けとする。

2. 外壁コンクリート面を外装合成樹脂エマルション系薄付け仕上塗材(外装薄塗材E)仕上げとする場合の、施工上の留意事項を 2 つ、具体的に記述しなさい。
ただし、材料の調合に関する記述は除くものとする。

解答例と分析

【 解答例 】

( 留意事項 )

①仕上塗材の模様、色、つや等は製造所により差異があるので、工程ごとの所要量または塗厚がわかる見本を提出させる。

②仕上塗材仕上をシーリング面に行う場合は、シーリング材が硬化した後に行うものとし、塗重ね適合性を確認し、必要な措置を行う。

3. パラペット天端にアルミニウム笠木を設ける場合の、施工上の留意事項を 2 つ、具体的に記述しなさい。
ただし、下地清掃及び防水層に関する記述は除くものとする。 なお、パラペットは現場打ちコンクリートとする。

解答例と分析

【 解答例 】

( 留意事項 )

①笠木の継手部は、ジョイント金物によるはめあい方式とし、ジョイント部はオープンジョイントを原則とし、5~10mmのクリアランスを設ける。

②取付けは、コーナー_部分笠木を先に取付け、直接部材については、パラペット全体の形状を勘案し、定尺を中心に割り付ける。

4. 外壁下地モルタル面に小口タイルを改良圧着張りとする場合の、施工上の留意事項を 2 つ、具体的に記述しなさい。
ただし、下地清掃、張付けモルタルの調合、タイルの割付け及びタイル面洗いに関する記述は除くものとする。

解答例と分析

【 解答例 】

( 留意事項 )

①張付けモルタルの1回の塗付け面積の限度は2m2以下とし、塗付け面積の限度は、60分以内に張り終える面積とする。

②タイル裏面全体に張付けモルタルを平らに張付け、適切な方法でタイル周辺からモルタルがはみ出すまでたたき締め、通りよく平らに貼り付ける。

平成29年1級建築施工管理技士 実地検定 問題4 解答解説

平成29年度 1級建築施工管理技術検定 実地 問題4

問題4
次の 1.から 8.の各記述において、記述ごとの①から③の下線部の語句のうち最も不適当な箇所番号1 つあげ適当な語句を記入しなさい。
1. 改質アスファルトシート防水常温粘着工法・断熱露出仕様の場合、立上がり際の風による負圧 は平場の一般部より大きくなるため、断熱材の上が絶縁工法となる立上がり際の平場部幅 [ ① 300 mm ] 程度は、防水層の[ ②1層目 ] に粘着層付改質アスファルトシートを張り付ける。
なお、入隅部では立上りに[ ③ 100 mm ] 程度立ち上げて、浮き・口あきが生じないように張り付ける。
2. タイルの検査における標準品のタイルは、寸法、厚さ、反り、側反り、ばち、欠陥の有無、 [ ① 吸水率 ] 、[ ②耐凍害性 ] 、[ ③ 圧縮強度 ] 、色合いなどの品質検査表を提出し、工事監理者の承認を受ける。
特注品は、荷口見本による検査又は工場における立会い検査のいずれかを実施する。
3. 金属板葺きによる屋根工事の下葺きに用いるアスファルトルーフィングは、軒先より葺き進め、隣接するルーフィングの重ね幅は、シートの短辺部は[ ① 200 mm ] 以上、長辺部は 100 mm 以上とする。
仮止めを行う場合のステープル釘の打込み間隔は、ルーフィングの重ね屋根の流れ方向で [ ②450 mm ] 程度、流れに直角方向では [ ③ 900 mm ] 以内とする。
4. 金属製手すりが長くなる場合には、金属の温度変化による部材の伸縮を考慮して、通常 5~10m 間隔程度ごとに伸縮調整部を設ける。伸縮調整部を設ける間隔及び伸縮調整幅は、使用する金属の線膨張係数を考慮して決める。温度差[ ① 40 °C ] の場合の部材伸縮量は、鋼は 1 m 当たり[ ② 0.2 mm ] 程度、アルミニウム合金は 1 m 当たり [ ③ 1.0 mm ] 程度である。
5. 左官工事における吸水調整材は、モルタル塗りの下地となるコンクリート面等に直接塗布する ことで、下地とモルタルの界面に[ ① 厚い膜 ] を形成させて、モルタル中の水分の下地への吸水(ドライアウト)による付着力の低下を防ぐものである。
吸水調整材塗布後の下塗りまでの間隔時間は、一般的には[ ② 1時間 ]以上とするが、長時間放置するとほこり等の付着により接着を阻害することがあるので、[ ③ 1日程度 ]で下塗りをすることが望ましい。
6. ステンレス製建具におけるステンレス鋼板の加工には普通曲げと角出し曲げ(角曲げ)がある。 角出し曲げ(角曲げ)ができる板厚は一般に[ ① 2.0 mm ]以上であり、3種類の加工方法がある。
切込み後の残り板厚寸法が 0.5 mm(a角)、[ ② 0.75 mm ] (b角)の場合は裏板にて補強する。[ ③ 1.0 mm] (c角)の場合は補強不要である。a角は割れが生じやすいので、一般的にはb角、c角を用いる。
7. アクリル樹脂系非水分散形塗料(NAD)は、有機溶剤を媒体として樹脂を分散させた非水分散形[ ① エマルション ] を用いた塗料で、常温で比較的短時間で硬化し、[ ② 耐水性 ]や耐アルカリ性に優れた塗膜が得られる。
塗装方法は、はけ塗り、ローラーブラシ塗り又は吹付け塗りとし、吹付け塗りの場合は、塗料に適したノズルの径や種類を選定する。
屋内塗装の場合、パテかいは[ ③ 水掛り ]部分には行わない。
8. タイルカーペットを事務室用フリーアクセスフロア下地に施工する場合、床パネル相互間の段差とすき間を[ ① 1 mm ] 以下に調整した後、床パネルの目地とタイルカーペットの目地を[ ② 100 mm ] 程度ずらして割付けを行う。
カーペットの張付けは、粘着はく離形の接着剤を[ ③ カーペット裏 ]の全面に塗布し、適切なオープンタイムをとり、圧着しながら行う。

解答試案と分析

(解説)

1.立上がり際の風による負圧は平場の一般部より大きくなるため、立上がり際の幅500mm程度は、防水層の1層目に粘着層付改質アスファルトシートを張り付ける。

2.タイルの検査における標準品のタイルは、寸法・厚さ・反り・側反り・ばち 欠陥の有無・吸水率 耐凍害性・曲げ強さ・色合いなどの品質検査表を提出し、工事監理者の承認を受ける。

3.ルーフィングの仮止めを行う場合、屋根の流れ方向には、重ね部にステープル釘を打ち込むため、ステープルの打込み間隔は300mm程度とする。

4.温度差40℃の場合の部材伸縮量は、綱は1m当たり0.5mm程度である。

5.吸水調整材は、下地とモルタルの界面に薄い膜を形成させて、モルタル中の水分の下地への吸水(ドライアウト)による付着力の低下を防ぐものである。過度の塗り重ねは、造膜による剥落等、安全性の低下につながるので避ける

6.角出し曲げ加工ができる板厚は、1.5mm以上である。

7.アクリル樹脂系非水分散形塗料は、有機溶剤を媒体として樹脂を分散させた非水分散形ワニスを用いた塗料である。

8.タイルカーペット張りでは、所定のくし目ごてを用いて粘着はく離形の接着剤を下地(床パネル等)に全面に均一に塗布する。

平成28年1級建築施工管理技士 実地検定 問題4 解答解説

平成28年度 1級建築施工管理技術検定 実地 問題4

問題4
次の 1.から 4.の問いに答えなさい。 ただし、解答はそれぞれ異なる内容の記述とし、材料の保管、気象条件等による作業の中止及び作業員の安全に関する記述は除くものとする。
1. 屋上アスファルト防水保護層の平場部の工事における施工上の留意事項を2つ、具体的に記述しなさい。ただし、保護層の仕上げはコンクリート直均し仕上げとする。

解答試案

【 記述例 】

①屋根保護防水押えコンクリートは、一般には無筋コンクリートが使われているが、温度上昇によるひび割れが発生しやすくなるため、溶接金網を伸縮調整目地の区画内ごとに敷き込む。

②平場の保護コンクリートの厚さはコンクリートこて仕上げの場合は80mm以上、タイル等の仕上げを行う場合は60mm以上とし、所要の勾配に仕上げる。

(解説)

屋上アスファルト防水保護層の平場部の工事における施工上の留意事項として、他に以下のもの等がある。

①パラペット及び塔屋等の立ち上がり際には、成形緩衝材(コーナークッション)を取り付ける。

②成形伸縮目地材の割付けは、縦・横の間隔 3m程度、パラペット周辺の際及び塔屋等の立上がり際から600mm程度の位置とする。

③ひび割れの発生を防止するために用いる溶接金網は、保護コンクリート厚さの中間部にコンクリート製スペーサーを用いて設置する。

④成形伸縮目地材は、保護コンクリート表面から防水層上面の絶縁用シートに達するものとする。

2. 内装床の張物下地のセルフレベリング材塗りにおける施工上の留意事項を2つ、具体的に記述しなさい。ただし、セルフレベリング材は固定プラント式のスラリータイプとし、専用車両で現場まで輸送供給されるものとする。

解答試案

【 記述例 】

①施工前日に製造業者の指定する合成樹脂エマルションを用いて1~2回給水調整材塗りを行い、乾燥させる。

②セルフレベリング材の流し込み作業中はできる限り通風をなくす。施工後もセルフレベリング材が硬化するまでは、はなはだしい通風を避ける。

(解説)

内装床の張物下地のセルフレベリング材塗りにおける施工上の留意事項としては、他に以下のもの等がある。

①セルフレベリング材は、塗り厚が大きいとひび割れや、浮きを発生しやすくなるので、塗り厚は10mm程度とする。

②セルフレベリング材の硬化後、打継ぎ部の突起及び気泡跡の周辺の突起等は、サンダーで削り取る。

③下地の乾燥期間は、コンクリート下地の場合は1ヶ月以上とする。

3. 鉄筋コンクリート造の内壁モルタル下地面への有機系接着剤によるタイル後張り工法における施工上の留意事項を 2 つ、具体的に記述しなさい。ただし、ユニットタイル張りに関する記述は除くものとする。

解答試案

【 記述例 】

①接着剤の1回の塗付け面積は3m2以内で30分以内に張り終える面積とする。

②接着剤は金ごて等で厚さ 3mm程度に平坦に塗布し、所定のくし目ごてを用いてくし目をたてる。

(解説)

鉄筋コンクリート造の内壁モルタル下地面への有機系接着剤によるタイル後張り工法における施工上の留意事項としては、他に以下のもの等がある。

①タイル張りに先立ち、下地面の清掃を行い、下地面は十分に乾燥させる。

4. 室内天井せっこうボード下地へのロックウール化粧吸音板張り工事における施工上の留意事項を 2 つ、具体的に記述しなさい。ただし、下地材の調整、開口部補強及び張付け後の養生に関する記述は除くものとする。

解答試案

【 記述例 】

①せっこうボード張りの目地と、ロックウール化粧吸音板の目地の位置が重ならないように、50mm以上ずらす。

②接着剤は15点以上の点付けとし、塗布量は 1m2当たり150~180gを標準とする。

(解説)

室内天井せっこうボード下地へのロックウール化粧吸音板張り工事における施工上の留意事項としては、他に以下のもの等がある。

①段違い、目違い、すき間、角欠けがないように、丁寧に張り付ける。

②ステーブル(白塗装品)の打込み後は、ステーブルの浮きがないことを確認する。

③ステーブルの打込み方向は、仕上げパターンの方向と平行にする。

平成27年1級建築施工管理技士 実地検定 問題4 解答解説

平成27年度 1級建築施工管理技術検定 実地 問題4_


問題4

次の 1.から 8.の各記述において、記述ごとの1から3の下線部の語句のうち最も不適当な箇所番号 1つあげ、適当な語句を記入しなさい。

1. ゴムアスファルト系塗膜防水材には、手塗りタイプと吹付けタイプがあり、手塗りタイプにはゴムアスファルト①エマルションだけで乾燥造膜するものと硬化剤を用いて反応硬化させるものがある。また、吹付けタイプには、乾燥造膜や反応硬化によるものの他に、専用吹付機を用いてゴムアスファルト①エマルションと凝固剤を②交互に吹き付けて、凝固・硬化を③促進させ防水層を形成させるものがあり、鉄筋コンクリート造の地下外壁の外防水等に用いられる。

解答

 ② 同時

(解説)

1.ゴムアスファルト系塗膜防水材には、手塗りタイプと吹付けタイプがあり、手塗りタイプにはゴムアスファルトエマルションだけで乾燥造膜するものと、硬化剤を用いて反応硬化させるものがある。また、吹付けタイプには、乾燥造膜や反応硬化によるものの他に、専用吹付機を用いてゴムアスファルトエマルションと凝固剤を同時に吹き付けて、凝固・硬化を促進させ防水層を形成させるものがあり、鉄筋コンクリート造の地下外壁の外防水等に用いられる。

2. 鉄筋コンクリート造のセメントモルタルによる外壁タイル後張り工法における引張接着強度検査は、施工後2週間以上経過した時点で引張接着試験機を用いて行い、引張接着強度と①破壊状況に基づき合否を判定する。
下地がモルタル塗りの場合の試験体は、タイルの目地部分を②下地モルタル面まで切断して周囲と絶縁したものとし、試験体の数は、100 m2 以下ごとに1個以上、かつ全面積で③3個以上とする。

解答

 ② コンクリート

(解説)

鉄筋コンクリート造のセメントモルタルによる外壁タイル後張り工法における引張接着強度検査は、施工後2週間以上経過した時点で引張接着試験機を用いて行い、引張接着強度と破壊状況に基づき合否を判定する。

下地がモルタル塗りの場合の試験体は、タイルの目地部分をコンクリート面まで切断した周囲と絶縁したものとし、試験体の数は、100m2以下ごとに1個以上、かつ全面積で3個以上とする。

3. 鋼板製折板葺き屋根におけるけらば包みの継手位置は、端部用タイトフレームの位置よりできるだけ①離す方がよい。また、けらば包み相互の継手の重ね幅は②60 mm 以上とし、当該重ね内部に不定形又は定形シーリング材をはさみ込み、③ドリリングタッピンねじ等で締め付ける。

解答

 ① 近い

(解説)

鋼板製折板葺き屋根におけるけらば包みの継手位置は、端部用タイトフレームの位置よりできるだけ近い方がよい。また、けらば包み相互の継手の重ね幅は60mm以上とし、当該重ね内部に不定形または定形シーリング材をはさみ込み、ドリリングタッピンねじ等で締め付ける。

4. 屋内の軽量鉄骨天井下地の吊ボルトは、間隔を①900 mm 程度とし、周辺部は端から②300 mm 以内に鉛直に取り付ける。
また、下地張りのある場合の野縁の取付け間隔は、③360 mm 程度とする。

解答

 ② 150

(解説)

屋内の軽量鉄骨天井下地の吊りボルトは、間隔を900mm程度とし、周辺部は端部から150mmいないに鉛直に取り付ける。

また、下地張りのある場合の野縁の取付け間隔は、360mm程度とする。

5. セメントモルタル塗りの表面仕上げには、金ごて仕上げ、木ごて仕上げ、はけ引き仕上げの他①くし目引き仕上げがあり、その上に施工する仕上げ材の種類に応じて使い分ける。
②金ごて仕上げは、塗装仕上げや壁紙張り仕上げなどの下地面に用い、③はけ引き仕上げは、セメントモルタルによるタイル後張り工法の下地面に用いる。

解答

 ③ 木ごて

(解説)

セメントモルタル塗りの表面仕上げには、金ごて仕上げ、本ごて仕上げ、はけ引き仕上げの他くし目引き仕上げがあり、その上に施工する仕上げ材の種類に応じて使い分ける。

金ごて仕上げは、塗装仕上げや壁紙張り仕上げなどの下地面に用い、木ごて仕上げは、セメントモルタルによるタイル後張り工法の下地面に用いる。

6. 防火区画に用いる防煙シャッターは、表面がフラットでガイドレール内での遮煙性を確保できる①インターロッキング形のスラットが用いられる。また、②まぐさに設ける遮煙機構は、シャッターが閉鎖したときに漏煙を抑制する構造とし、その材料は不燃材料、準不燃材料又は難燃材料とする。
なお、座板にアルミニウムを使用する場合には、③鋼板で覆う。

解答

 ① オーバーラッピング

(解説)

防火区画に用いる防煙シャッターは、表面がフラットでガイドレール内での遮煙性を確保できるオーバーラッピング形のスラットが用いられる。また、まぐさに設ける遮煙機構は、シャッターが閉鎖したときに漏煙を抑制する構造とし、その材料は不燃材料、準不燃材料又は難燃材料とする。

なお、座板にアルミニウムを使用する場合には、鋼板で覆う。

7. パテ処理には、パテしごき、パテかい、パテ付けの3種類がある。①パテしごきは、面の状況応じて、面のくぼみ、すき間、目違い等の部分を平滑にするためにパテを塗るものである。
また、パテ付けは、②パテかいの後、表面が平滑になり、肌が一定になるようパテを③全面に塗り付けるものである。

解答

 ① パテかい

(解説)

パテ処理には、パテしごき、パテかい、パテ付けの3種類がある。パテかいは、面の状況に応じて、面のくぼみ、すき間、目違い等の部分を平滑にするためにパテを塗るものである。

また、パテ付けは、パテかいの後、表面が平滑になり、肌が一定になるようパテを全面に塗り付けるものである。

8. タイルカーペットをフリーアクセスフロア下地に張り付ける場合、床パネルの段違いやすき間を① 1mm 以下に調整した後、タイルカーペットを張り付ける。
タイルカーペットは、割付けを部屋の②端部から行い、粘着はく離形の接着剤を③床パネルの全面に塗布し、適切なオープンタイムをとり、圧着しながら張り付ける。

解答

 ② 中央

(解説)

タイルカーペットをフリーアクセスフロア下地に張り付ける場合、床パネルの段違いやすき間を1mm以下に調整した後、タイルカーペットを張り付ける。

タイルカーペットは、割付けを部屋の中央部から行い、粘着はく離形の接着剤を床パネルの全面に塗布し、適切なオープンタイムをとり、圧着しながら張り付ける。