平成23年1級建築施工管理技士 実地検定 問題6 解答解説

平成23年度 1級建築施工管理技術検定 実地 問題6

問題6
「建設業法」及び「労働安全衛生法」に定める次の各法文において、[  ] に当てはまる語句を記入しなさい。
1.建設業法
建設業者は、許可を受けた [ ① ] に係る建設工事を請け負う場合においては、当該建設工事 に [ ② ]する他の [ ① ]に係る建設工事を請け負うことができる。

解答

 ①建設業 ②附帯

(解説)

建設業法第4(附帯工事)

建設業者は、許可を受けた建設業にかかる建設工事を請け負う場合においては、当該建設工事に附帯する他の建設業にかかる建設工事を請け負うことができる。

なお、建設業の許可は、この法律の規定による28の建設工事に対応する28の業種に区分されている。

2.建設業法
請負人は、請負契約の履行に関し工事現場に現場代理人を置く場合においては、当該現場代理 人の [ ③ ]に関する事項及び当該現場代理人の行為についての注文者の請負人に対する [ ④ ]の申出の方法(第3項において「現場代理人に関する事項」という。)を、書面により注文者に通知しなければならない。

解答

 ③権限 ④意見

(解説)

建設業法第19条の2

(現場代理人の選任等に関する通知)

請負人は、請負契約の履行に関し工事現場に現場代理人を置く場合においては、当該現場代理人の権限に関する事項及び当該現場代理人の行為についての注文者の請負人に対する意見の申出の方法(第3_項において「現場代理人に関する事項」という。)を、書面により注文者に通知しなければならない。

3.労働安全衛生法
建設工事の注文者等仕事を他人に請け負わせる者は、施工方法、 [ ⑤ ] 等について、安全で 衛生的な作業の遂行をそこなうおそれのある [ ⑥ ]を附さないように配慮しなければならない。

解答例

 ⑤工期 ⑥条件

(解説)

労働安全衛生法第3条第3項(事業者等の責務)

建設工事の注文者等仕事を他人に請け負わせる者は、施工方法、工期等について、安全で衛生的な作業の遂行をそこなうおそれのある条件を附さないように配慮しなければならない。