1級建築施工管理技士
学科対策 過去問題【 重要ポイント 】
1.建築学
1°.計画原論
1-3.日照・日射・日影
下記の正誤を判断せよ。
①日照率とは、1日(24時間)に対する日照時間の比を百分率で表した値である。
答え
×
[ 解説 ]
日照率 = 日照時間/可照時間 × 100 (%)
日の出から日没までの時間を可照時間、
実際に日照のあった時間を日照時間という。
1日(24時間)に対する比ではない。
②同じ日照時間を確保するためには、緯度が高くなるほど南北の隣棟間隔を大きくする必要がある。
答え
◯
③建物の高さを高くした場合、日影は遠くに伸びるが、一定の高さを超えると長時間影となる
範囲はあまり変化しない。
答え
◯
④日差し曲線は、地平面上のある地点が周囲の建物によって、日照時間にどのような影響を受けるか検討するのに用いられる。
答え
◯
⑤日照図表を用いると、冬至などの特定日に、対象となる建物が特定の地点に及ぼす日照の影響を知ることができる。
答え
◯
⑥南面の垂直壁の可照時間は、春分より夏至の方が長い。
答え
×
[ 解説 ]
北緯35°付近の終日の直達日射量の変化は、下記。
・南面の垂直壁の可照時間は、春秋分では12時間夏至では7時間なので、春分より夏至の方が短い。
・夏至における南向き鉛直面の終日の直達日射量は、水平面の直達日射量より大きい。
・東向き鉛直面と西向き鉛直面の終日の直達日射量は、季節にかかわらず同じ。
⑦冬至における南向き鉛直面の終日の直達日射量は、水平面の直達日射量より大きい。
答え
◯
⑧東向き鉛直面と西向き鉛直面の終日の直達日射量は、季節にかかわらず西向きの鉛直面のほうが大きい。
答え
×
[ 解説 ]
東向き鉛直面と西向き鉛直面の終日の直達日射量は、季節にかかわらず同じ。
⑨建物の高さが同じである場合、東西に幅が広い建物ほど影の影響の範囲が大きくなる。
答え
◯
[ 解説 ]
東西に隣接した建物間の北側の少し離れた場所に生じる。
長時間日影となる領域を、島日影という。
⑩ブラインドは、窓面の内側より外側に設置するほうが室内への熱負荷を軽減できる。
答え
◯
[ 解説 ]