1級建築施工管理技士
学科対策 過去問題【 重要ポイント 】
1.建築学
3°.建築材料
3-6.石材・左官材料
下記の正誤を判断せよ。
(石材)
①花崗岩は、耐磨耗性、耐久性に優れるが、耐火性に劣る。
答え
◯
②安山岩は、耐久性、耐火性に劣るが、磨くと光沢がでる。
答え
×
[ 解説 ]
安山岩は、火成岩の一種で、強度や耐久性に富むが、磨いてもつやが出ない。
③大理石は、緻密で磨くと光沢が出るが、屋外に使用すると表面が劣化しやすい。
答え
◯
[ 解説 ]
大理石は、美観に優れるが、耐酸性、耐火性に劣り、屋外に使用すると表面が劣化しやすい。
④凝灰岩は、軟質で加工しやすく、耐火性に優れるが、耐久性に劣る。
答え
◯
⑤砂岩は汚れが付きにくいが、耐火性に劣る。
答え
×
[ 解説 ]
砂岩は、堆積岩(水成岩)の一種で、耐火性が高く、酸にも強いが、汚れや苔が付きやすい。
砂岩は、吸水率の大きなものは耐凍害性に劣る。
(左官材料)
⑥ポルトランドセメントは練り混ぜ後にアルカリ性を示し、せっこうプラスターは弱酸性を示す。
答え
◯
[ 解説 ]
セメントモルタルの混和材として消石灰を用いると、コテ伸びがよく平滑な面が得られる。
ポルトランドセメント → 水硬性
消石灰 → 気硬性
⑦せっこうプラスターは気硬性であり、しっくいは水硬性質である。
答え
×
[ 解説 ]
せっこうプラスターは、水硬性の左官材料であり、しっくいは気硬性材料。
⑧せっこうプラスターは、乾燥が困難な場所や乾湿の繰り返しを受ける部位では硬化不良となりやすい。
答え
◯
[ 解説 ]
せっこうプラスターは、ドロマイトプラスターに比べ、硬化に伴う乾燥収縮が小さい。
⑨ドロマイトプラスターは、それ自体に粘りがないためのりを必要とする。
答え
×
[ 解説 ]
ドロマイトプラスターはそれ自体に粘性があるため、のりを必要としない。
ドロマイトプラスターは、しっくいに比べ粘度が高く粘性がる。
ドロマイトプラスター → 気硬性
⑩しっくい用ののり剤には、海藻またはその加工品と、水溶性高分子がある。
答え
◯